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色々な出逢いがあってもいいと思います

将軍の目の前でCQC(近接戦闘格闘術)を習う令嬢が3人と剣の型を習うアレイシア。


ごく普通のお茶会は将軍の想像を超えた美味しいお菓子と食べたことのないピザというものが出され満足を通り越してアレイシアを孫の嫁にすべく画策を練る程になっていた。


だがその後3人は当然のごとく護衛騎士団の訓練場に足を運ぶ。


「そうだ、首に指を食い込ませる。もっともっとだ!」


「はい!」


「そこでナイフを持つ手を掴む、敵が腕を引くときに自分も一気に相手を押して崩れたときに足を払え!」


「はい!」


「はい、そこで背中の相手に体重を預ける。崩れたところで足を払う。やってみろ!」


「はい!」


美しい乙女が騎士相手に戦闘訓練をしている。

将軍の隣の軍兵士がワクワクしながら魅入っている。

護衛騎士団長が将軍を発見するときびきびと走ってきて敬礼をした。


「将軍閣下、お久しぶりであります」


「あ、ああ近衛騎士団との訓練試合以来だったかの」


「はい!こうしてまたお会いできて光栄であります」


「みな、励んでおるようでなによりじゃ」


「ありがとうございます!」


「しかし何じゃな女性が混じっておるのはどうしてかの」


「はい、ご令嬢3人は侯爵、伯爵、子爵さまがたのご令嬢でございまして、ご覧の通り護身術の訓練をされております」


「だいぶ慣れているようじゃが」


「はっ、皆さん3から5月前から基礎訓練から始めまして現在実戦訓練の所まで上達いたしている次第であります」


危険な技を掛けたり掛けられていたりする。

時折『うっ』という呻き声。


「なにゆえご令嬢が・・・」


「はっ、お茶会の時にお嬢様が護身術の話をされた事がキッカケと伺っております」


「話を聞いてね~」


「それだけでは無いです。その後我々の訓練を見学されたときにお嬢様が見本を見せ、ご令嬢方にコツをお教えになり実際に騎士に試した所、効果に感動されたと伺っております」


「ご家族の方々は何も言って来ないのかね」


「はっ、護身術が習える上にお嬢様とお知り合いになることができ、手土産のお菓子も有ることから喜ばれております」


じっと見てみれば真剣な顔であったり、護衛騎士とにこやかに話していたりで楽しそうである。


「将軍閣下」


「なんじゃ、マーガレット」


「自分も、その訓練に・・・」


「好きにせよ」


「ありがとうございます!」


飛び跳ねるように訓練に参加する軍兵士の孫娘に頭を抱える将軍。


「あの気迫はこういう事じゃったのか、嫁に行けなくなってもしらんぞ、わしゃ」



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