表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/48

悩むよりやってみろ!! ということで、投稿させていただくことにしました。

いえーい。

序章


 シチショウホウコク シチショウテンセイ

 アラヤサウナリ マクマノメイドウ


 俺は漂うおびただしい光の粒を、ただただ見つめていた。

 寄せては返し、寄せては返すその波は、

 俺の心を洗い癒した。


 眼前に広がる、ただただ白い、光の空間。

 俺は今ここで、何をしているのか。

 俺は以前ここで、何をしていたのか。

 そして俺はこれから、何をなすのか。


 焦燥は、あった。

 だが今は、それを隠すのだ。

 俺は右手を上げ、光の粒を慈しむ。

 彼らと一体になる。

 俺は至福を感じ取る。


 そろそろ、時は満ちたのか。

 矢と剣と、ペンで傷ついたこの身体。この精神。

 もう、癒えただろうか。


 俺は右手の拳を、力いっぱい握りしめた。

 目を覚ませ、大丈夫だ。

 その心の声に、俺はゆっくりと起き上った。

 周囲の光の粒がざわめき、俺の眼球を強く刺激した。

 俺の全身から、何かがほとばしった。



   シチショウホウコク シチショウテンセイ


      アラヤサウナリ マクマノメイドウ


 「さあ、ゲーム再開だ」俺は唇をゆがめて笑った。


               2017年5月23日 作家・M

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ