異世界ではホモぉがペットとして大量発生していた
作者は根性なしなのでそこのところお願いします。
私、マリナンナですわ。
つい先日、前世の記憶を思い出したのですが……
ここって異世界ですわよね?
私は今16歳で伯爵家の次女です。
今世の私の人格は頭ぶつけてお陀仏しちゃったようで
今は亡き私よりもこの現状が問題です。
只今王妃様のお茶会にお呼ばれして来てるんですが、なにこの生物
ホモぉ……
ホモッ!って至る場所から声……いえ、鳴き声が。
「見てくださいな。マリナンナ様。この子可愛いでしょう?」
「え、えぇ……そうね。お名前は何と言うのかしら?」
「エリザベスと言うのです。是非エリーと読んであげてくださいまし!」
ずいっ!と白い物体に黒く細長い棒がついたものを渡されました。
┏(^o ^┏)┓ホモ!
某おかしメーカーの明●のfra●のCMのopen!みないな言い方やめてください。
え、これが可愛いのですか?え、カナリア男爵令嬢は目が腐っておいで……!!!?
「きゃっ!」
ヤバイ。キモいキモいキモい!!!
あいつ決死の覚悟で受け取ろうとした私の腕をすり抜けてじめんにおちたと思ったら素早くカサカサと向こうに去っていきましたよ!?良いんですか?カナリア男爵令嬢!
「まぁまあ。エリーは遊びたかったのね♪」
何これ怖い。
このキモい生物を可愛いって……。
その感性が怖いですわ!
「マリナンナ様楽しまれてて?あら、ホモコを飼ってない令嬢のために王妃様が開いたお茶会なのだからホモコを愛でなくては。」
それが目的のお茶会でしたの。早く帰りたい。
それを知っていれば当日に合わせて病気になったものの!
「この子とか可愛くないですか?」
カナリア様……。やめてください。近づけないで!
別に男性同士が受け付けないわけではないのですが、これはダメです。気持ち悪い。まるで受け入れられないと定められたGokiburiのようです。あれが青白くのっぺりとした小型犬サイズです。
カサカサと動いて暗がりに集団で集まってますしいつ飛んでくるのか戦々恐々です。
└(└^ο^)┘ホモぉ……
渋い声です。ホラーです。泣きそうです。何これ。これが地獄なんですね
「ここの脚のラインがきれいで美しいですわ!」
「この子とかはいかがでしょう?顔がとても美人です」
「うちのサナエリが一番美しいですわ!このライン!このフォルム!この外は柔らかいけど中はしっかりと弾力がある感じ!まさに理想のホモコです!」
ヤバイ‼キモい!ヤバイ!キモい!!!!!
ご令嬢の細く美しい指が└(└^p^)┘<ホ、、メぇ……って鳴いてるサナエリという名の謎の生物Aに埋まってますよ!?
てか、ホ、、メェ……って他のと違って独特の……
└(└^p^)┘<ホモうメェ……
……。話す鳴き声の本質は変わってませんでした。orz
「わたくしのゴンザエモンの方がかっこいいですわ!」
そう言って連れてこられたホモコは
┌(┌^o^)┐ホぉモ♪
ダーリン♪って感じの音程で鳴いてました。
かっこいいってこのホモコ雌では?
周りのご令嬢がわたしが気に入るホモコを連れてこようと躍起にやって来てます。
連れてこられたホモコのラインアップです。
└(└^ш^)┘ホモぉン。
あはぁっん。って感じで鳴くのやめてもらえますか?
「この子口元とか脚がとても愛らしいでしょ?」by王妃
┏(^q^┓)┓ツンデレ×眠たげ……
何でしょう。このホモコには前世の邪念が詰まっているのではないのでしょうか?
「あれ?マリー?昨日はもやし×ガテンって言っていたのに……病気かしら?」by王宮の侍女
確定した。マリーと言うホモコ。こいつ絶対前世腐女子だ!
┌(┌^o^)┐掘られ、掘られ、掘る、掘ら……
掘るの活用形らしきものを唱えるのをやめなさい。
「この子呪文を唱えられますの!」by幼女
ちっちゃい子まで毒牙に……‼
┌(┌^∀^)┐ホモリン☆
……何ででしょう?携帯の着メロとかを思い出しました。
「可愛いわ!可愛いわよ!流石私のアレクサンドロス三世!」
三世……お前もう三代目なのか
┌(^≡^┐)┐ホモ来る?いつ来る?
思わず来ませんって答えてしまいました。
「ナタリアータたったら。いつも元気で可愛いわ!」by領地が隣の令嬢
┌(┌^∪^)┐ホモるんるん♪ホモるんるん♪
ぼくたーちは『いっしょ●いっしょ●♪』ちょっと待ちなさい。なぜあなたが私の脳内合唱に入ってくるんですか!と、某保険会社のCMをうたうホモコがいたり、、
「このくちばしが美しいでしょう?」byクラスが隣の令嬢
これってくちばしだったの?(戦慄)
┌(^◇^ ┐)┐ホモピー
やま●ーみないなことを言わないの!
怒られるわよ!?
「ピーって鳴くのが小鳥のようで愛らしいのです」by儚げ美人
じゃあ、小鳥を飼いなさい!!!
なぜそこであえてのホモコ?!
ε=┏(┏ ^o^)┛ホォモォォォ♪
アメージンググレイスの歌いかたでいわれても……
┌( ´=ิ◞౪◟=ิ`┐ )┐<ホ└(└^ο^)┘<モぉ♪
UF●のノリで言われても斬新すぎるヤツをみてたせいか飽きてきました。
「王妃様……私気分が少し悪いようで。もう退席させていただきますわ。」
もうこのセミがみんみんと鳴くのではなくホモコたちのホモぉはもう聞きたくありません。
こんな生物が愛玩ペットだなんて……
どうかしてるぜ!
面白い‼って思ってくれたら嬉しいです。
自己満足でかいてるだけなので。