表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
11/972

予約

クリスマスと言えば、我が家は(と言っても二人だけなのだが)相方の誕生日とクリスマスをいっぺんに祝います。

前述したビストロに行って祝うのが通例となっていますが、一度だけこっぴどい目に遭ったことがあります。

その日は休日だったと思うのですが、夜景の綺麗な花岡山のレストランでまったりしようと、予約の電話を入れました。

すると、

「うちは予約をしなくても大丈夫ですよ。お待ちしておりますね」

との返事。


当日になり、クリスマス前ということで賑わう渋滞を抜け、私は運転していました。

事故も特になく、レストランにたどり着いたら、お客が一人もいない。

駐車場で、早すぎたかなと思いつつ扉に近づくと、紙が貼ってある。

なになに……



本日は貸し切りです。



えーっ、となって、とりあえずいつものビストロに予約の電話を入れる。番号が変更になっている、とナビが答える。この時点で異変に気づかなかったのは私のミス。

七時に、と予約をいれ、市役所裏の(当時の職場が市役所だった)お店までかけあがって、七時にまにあったー!!と思ったら、貼り紙が。



「移転しました」

と。



それまで渋滞の中をずっと走ってきたので、相方は移転先(渋滞だったので一時間はかかると思われる)に行くのはいやだと駄々をこねられ、キャンセルの電話をいれました。なんて迷惑な客……


一件目のお店は満席ではいれず、二件目の喫茶店でようやく座れたものの、カウンターで食洗機の前というチープな席。しかたなく、美味しいご飯とコーヒーを、食洗機に映る顔越しに話しながら食べましたとさ。


それ以来、予約は必ずいれることにしています。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ