第十八話
中林 「よお、新庄。」
新庄 「よっ、まだ天道は・・・来てねぇか?」
中林 「そりゃそうだぜ、来る訳ねェだろ?アイツが待ち合わせ時間ピッタリで来る訳ねぇよ。」
~30分後~
天道 「いや~、すまんすまん!!
待たせたな~!!!」
中林 新庄 「・・・・・・。
テメェ!!30分も待たせといて「すまんすまん」とは何事じゃァい!!!」
天道 「いやー、ここに来るの初めてだったもんで~」
天道は、頭を掻きながら言う。
新庄 「・・・まっ、天道は方向音痴だからな~。
30分で着いたのも軌跡だし。」
中林 「・・・・・・それもそうか。
じゃ、行くか。」
女子 「ね~、あの人達かっこよくない?」
女子 「逆ナンしに行かない?」
中林 「フンッ。
つくづくバカだな、女って。」
新庄 「な~に言ってるんだよ、色男。」
中林 「・・・だから俺女と付き合ったことねェって・・・。。。」
天道 「女に慣れてるだけいいだろ!!」
中林 「それはお前に言われると否定できん。」
女子 「ねえねえ、君たちぃ、ちょっとお姉ちゃん達とお茶しな~い?」
天道 「げっ」
それは、俺にとっていつも通りの日だった。
いつも通り、三人で遊び、先輩女子から逆ナンされる。
中林 「・・・ホントにホントに、つっまんねーな。」
女子 「あらー、君かわいいわねー」
天道 「し、新庄!!」
天道は、逆ナンを受け、困り、新庄を盾にする。
ったく、いい加減女を傷つけるってのも覚えろよな。。。
俺は半分呆れ、半分気の毒だと思いながら歩きだす。
新庄 「天道、てめぇの女だろう。
てめえの女は、てめえで守ったげてっ!!!」
天道 「どぁあれ(誰)が俺の女だってー??!!」
中林 「ふう、付いていけないぜ・・・。」
俺は、アイツらと離れた場所にあるベンチに座る。
新庄 天道 「な~か~ば~や~し~く~ん?」
中林 「あ????」
俺は、俺を呼ぶ声に振り返る。
新庄 天道 「俺たちぃ、お茶することにしたんだ~ぁ。
中林くんもぉ、付いて来てくれるよねーぇ???」
二人が、引きつった笑顔と傷だらけの身体を引きずりながら言う。
中林 「・・・はあ。」
いつも通りでない、この展開に俺はため息をついた。




