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LoveStory  作者: 灯月樹青
7/20

07.忘れられない名前

今回はちょっと短いです(汗

「――話し合って…かぁ…。私が言える立場じゃないよね」


そう自嘲気味に呟く。

だって私はあの時、話し合いも相手の話しを聞くこともせず、一方的に繋がりを切ったのだから。

――冷静に――そんな事はちゃんと分かっていた。

しかし、分かっている事と、動ける事は全然別の事なんだと知った。

理性では、話し合った方がよいのだろうと思った。

でも、感情がそれを拒絶した。

――もしもそれが事実だったら?――そう考えると、私は動けなかった。

今では、その事を後悔しているけど、きっと今同じ事が起こっても、私は同じ行動しか取れないだろう。

電話の切れた携帯をパタンと閉じ、ポイッとベッドの上に放り投げる。


『初めましてだな!』


初めて会った時、そう言って笑った彼の顔が浮かぶ。

今まで好きになった人の中で、誰よりも好きで、誰よりも大切だった人。

あの日、あの時、あの場所に行かなければ、まだ一緒にいられたんじゃないかと、何度考えただろう。


『美優』


彼の優しい声が、私を呼ぶのが好きだった。

優しい顔も、意地悪そうな顔も、真剣な顔も、まだどれも思い出せる。

大切で大切で手放したくなくて――、けれど大切過ぎて、真実を知るのが怖くて――私から、繋いでいた手を離してしまった人。


「…春光(ハルミツ)


それは、一番会いたくて、一番会うのが怖い人の名前――。

そして、忘れる事の出来ない大切な人の名前。

今週は更新してますね~♪

毎週こんな感じだといいんですけどねw

しっかし、読み直すと誤字や脱字が一杯で…、本当すいません。。


お話の内容的には、一話の前書きに出ていた『ハル』という名前がちゃんと出せました。

美優がまだ引きづってるのは、この春光(ハルミツ)です。

何故そうなったのか…というのも後々書こうと思います。

あらすじの通り、そのうち(結構先かもだけど)登場予定です。

が、まずは人間関係進めて貰いましょう♪

冴島は結構出てきてたので、次に美優と接点を持つのは違う人です☆

さて、誰だと思いますか??

予想して頂けると嬉しいです♪


ではまた次回。

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