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LoveStory  作者: 灯月樹青
19/20

19.想い

ゴメンナサイ!!

先に謝っておきます(>_<;)




目の前に聳える透明な球状の建物を見上げると、光を反射しその建物はキラキラと輝いている。


「――水族館?」


そう口にした美優だが、途中通り過ぎた入口ゲートには『葛○臨○水族園』の文字があり、すでに水族館である事は疑いようがない。


「そ、嫌いだった?」

「ううん、好きだけど…なんで?」


なんとなく、美優には冴島が自分をこういうテーマパークに連れてくるというイメージが無かった。

だからこの状況は予想外だったが、そんな美優の疑問を鼻で笑いながら、冴島は言い切った。


「ふっ、『デート』と言えば定番だろ?」


と、その言葉は(女慣れしてるんだなぁ~)と美優が思うには十分な台詞であったのだと追記しておこう。


「ま、とりあえず入ろうぜ」


そんな美優の心境を知ってか知らずか――いや、知らないであろうが――冴島は、入場ゲートへと歩みを進めた。





「圧巻だねぇ~」


そういって美優は目の前に聳えるように設置された水槽に見入っていた。


「2200トンの水が入ってるみたいだぞ、アレ」

「2200トンって…すごいとは思うけど、使わない単位だから想像出来ない(笑)」


手元のパンフレットを見、そう補足を入れた冴島に、美優は水槽の中に泳ぐ魚達から視線を移すこともなく、思った事をそのまま告げる。


「同感(笑)」


二人の視線の先にある水槽では、群雄しているクロマグロが忙しなく大きな水槽の中を泳いでいる。


「――こうやって泳いでる魚見てると癒されないか?」

「ん?そうだね、すごく気持ちよさそう」


悠々と泳いでる魚達は涼しげで、海に比べれば狭い水槽の中ではあるが、『精一杯生きている』という感じがする。

その本能のままに生きる姿を、理性と本能の間で葛藤する人間には羨ましく映るのかもしれない。

隣にいた冴島の歩き出す気配を感じ、美優もそのあとに続いて歩き始める。


「俺、昔から水族館って好きなんだ」


ドーナツ型の大水槽の後、色鮮やかな魚が泳ぐ水槽の傍、水中を見つめながら冴島は言う。


「なんか一杯一杯になるとよく癒されに来るんだよね」


色鮮やかな魚を目で追いながら、そう言った冴島を、美優はチラッと盗み見るが、彼が何に対して一杯一杯になるのかは、その顔からでは窺い知ることは出来ず、美優も視線を水槽へと戻した。

館内は小さい子供を連れた家族連れがいたり、寄り添いあったカップルが居たりと、休日の水族館は結構ごった返していた。


「多いと月1・2回ぐらいかな、1人で来るから。ちょっと周りからの視線が痛いけどな(笑)」

「…まぁ確かに。1人で水族館ってちょっと痛い子っぽいかも(笑)」


水槽から漏れる光が彼の顔を照らしていて、チラッと覗き見たその顔が何処か切なく、彼が何を考えているのか知りたくなる。


「…ねぇ」

「ん?」

「――ううん、なんでもない」


けれど同時に、触れられたくない事かもしれないと思うと、開きそうになった口を慌てて閉じる。


「なんだ?」


不思議そうに首を傾げる仕草をして見てる冴島の姿に、周囲の何人かが顔を赤くしている姿を見かけ、美優は苦笑したくなる。

ここ数カ月の間、仕事でもプライベートでも冴島とはそれなりの時間を過ごしてきた。

その時間を経て、美優が冴島に持った感想(評価)は、顔良し、性格良しで、仕事も順調にこなし、要領も良く、おまけに行動がカッコイイし、時々可愛い。

冴島に向ける好感度を差し引いたとしても、十分良い男の部類に入るだろう。


(これでなんで彼女いないのかな?)


美優はそんな感想を心の中で思いつつ、魚に目を向ける冴島を覗き見、不意に坂井の言葉が蘇り、穏やかだった心を乱す。

今の自分の冴島に対する感想を元にすれば、冴島は自分にとって好感の高い人だと言う事になる。


(――私は…惹かれて…る…?)


そう心に問い掛ける。

一瞬のうちに美優の中で構成され、心を乱した問いは――しかし同じく一瞬のうちに棄却される。


(この感情は好意だけど…恋じゃない――)


そう言えるだけの確信が――、美優の中にはある。


「そろそろ飯でも食べに行くか?」


そういって先へと促した冴島の背を追った時には、美優の心は安定を取り戻していた。


一応今週分を今週のうちにあげることには成功!

これはいいんです。

…コレは…orz


反省すべきは中身ですね。

『プロットを書かずに書き進める障害が出た』って感じですね。

いや、今までにも多々あったけど、ここまで自分で納得出来ない形なのは…気に食わない。。。

…じゃぁあげるなって話なんですが、2度くらい消したんですけど違和感消えなかったんですよね。


――うがぁぁぁ!!!


って感じです。

ホントスイマセン。

この展開何!?って感じですよね。

作者もなんか…この展開納得出来ないです。

よし、ひと段落したら改修しよう!

…何時になるかはわからないけど(ボソッ


とりあえず納得はいかないけど、このまま突き進んでみます。

目指せ、Going My Way !!!


誤字脱字はコッソリご連絡ください(>o<;)

感想なんて頂けると、この灯月飛び上がって喜びます!


ではでは、また次回にでも。

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