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突然の衝撃
しかし彼は、抵抗しても仕方がないことに気づき、あっさりと警察に手首を差し出した。
警察官は彼の手首に手錠をかけ、彼はパトカーに乗せられ、警視庁万世橋警察署へと向かった。
その道中、彼はパトカーの中でロラックスの腕時計を使い、ファミリーたちにモールス信号でSOSを送った。
一方、そんなこととは知らないファミリーたちは、拠点でのんびりと過ごしていた。
「今日はジョブズ、ここには来ないらしいわよ」
クロネコは呑気に言った。
「そうですね」
ピノキオは何気なくロラックスの腕時計を確認した。その瞬間…
—SOS SOS I WAS ARRESTED—
というメッセージが表示された。
それを見たピノキオは、みるみる顔を青ざめさせた。
「大変です!
ジョブズさんが…」




