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コンフィデンスゲーム シーズン2  作者: Dr.Kei
ル・ビトン石岡工場新設保険詐欺編

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3/15

忘れたいことは忘れられないこと

「どういうことですか?」

ピノキオは、彼に聞き返した。

「だから、どういうことも何も、できません!」

「はあ!?」

「プツッ。ツー、ツー、ツー…」

電話は呆気なく切れてしまった。

ピノキオは、ただただ虚しさを覚えた。

そう、あの時も…

「わあー!ここが新しいおうちなのねー!」

ピノキオ、つまり幼い頃の上丘桜は、新しい家の玄関に立ち、その広さに驚き、嬉しそうに声を上げた。

「そうですよ。ここが新しい家ですよ、お嬢様」

高齢の女性執事、厳花梅子は、丁寧な口調で彼女に答えた。

「でも、どうしてこんなに家が広くなったの?」

上丘は不思議そうに尋ねた。

「それはですね、あなたのお父様が一生懸命働いて、たくさん稼いだからですよ」

「へえー、そうなんだ」

しかし後になって、それが嘘だったことを知る。

父は投資家で、たまたま投資が成功しただけだったのだ。

幼い頃の上丘は、名門私立・京応幼稚舎の中でも群を抜いて成績が良く、友達も多かった。

そう、すべてが完璧だった。

十二歳までは。

ボォーーーー

家が、燃えた。

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