第5話
無知は幸福..._
無知は至福..._
無知は恵み..._
無知は財産..._
無知であることこそが幸い..._
何も知らないことにおいて、人生は最も楽しい...■
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教室
ヴァレリア「はぁ？！なんであたしのファイアチームにクララが入ってくるんだよ？！」
イレネ「まあまあ、そう決まってしまったんですから仕方ないですよ」
シューニャ「…」
（あ、昨日の子か）
ヴァレリア「あいつ才能無いくせに頑張ってますアピールすげーんだよ！頑張ってどうにかできるもんじゃねーんだよ！」
シューニャ「ヴァレリアが育てれば？それだけの才能があれば簡単に上手くいくと思うしヴァレリアにはその才能もあると思うし、そうすれば更に評価も上がりアレに近づくよ。それだけリーダーの素質があるってことだからこーなったんだよ」
ヴァレリア「…しゃーねぇーなー！使えるようにしてやるか！それがあたしの宿命ってやつか！」
***
クララ「てことで皆さんよろしく！」
イレネ「よろしくお願いしますね」
クララ「イレちゃんってなんか落ち着くわー。緑色の髪も神秘的ー。」
シューニャ「よろしくー」
クララ「この前楽しかったねー！」
ヴァレリア「…足引っ張るなよ」
クララ「へい！頑張りやす！！ヴァレちゃんの赤い髪、凛々しく美しい顔に似合ってますなー！」
ヴァレリア「チッ…」
イレネ「そういえば、そろそろ分隊編成始まるみたいですよ。それにタスクフォース」
シューニャ「思ってたよりペース早くなってきたような…」
イレネ「ですね」
シューニャ「なんか前に比べると色々と慌ただしくなってきたような…」
イレネ「モンスター出現率もまた増えてきてますし災害も急激に増えてきてますね…」
シューニャ「怖くて嫌だね…ずっと何事も無ければいいのに…」
ヴァレリア「何かあるかもだから練度上げんだろ！」
クララ「そんな時だからこそ魔法少女の存在が大事なんですなー！」
ヴァレリア「…実力もねぇくせに…」
クララ「？何か言った？」
ヴァレリア「お前、何ができんだ？」
クララ「なんでも頑張るよ！」
ヴァレリア「なんもできねんだろ！頑張るだけじゃどうにもならねー事の方が多いんだよ！」
クララ「…」
校内放送「緊急脅威速報！緊急脅威速報！」
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