夢魔の食事
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
眠っているのに、睡眠不足なのは何故なのか。
作者はそろそろ立ち寝を覚てますよ。
夢を見ぬ程深い眠りに落ちているのに、何故だか最近疲れている。日々窶れて、衰退していく。昔はもう少し活発だったのに、何故だろうか?
そんなある時、珍しく夢を見た。綺麗な顔した青年が出てくる夢だった。
彼は私をベッドの上に座らせると、その綺麗な顔を近付けて、匂いでも嗅ぐように滑らせる。それから体重をかける様にしてその場で押し倒すと、そのまま首にかぷりと噛み付いた。痛くは無い。軽く歯を当てる程度だったから。でも、これからする事を予告している様で、背筋が凍るのを感じた。
それからはもうなすがまま。服の中に手を入れて、指を滑らせて、私の体を撫で回した。それから包るんである衣類を全て引き剥がし、外壁を溶かすようなに大事に大事にされた。
私が静かに彼の体に手を当てて、静かに拒絶しても、絶対にやめてはくれなかった。静かにクスクスと笑い、宥めるだけ。そうして満足するまで弄んだ後、静かに口付けを施された。
目覚めたらただの現実で、起きれはするけど眠くて、ただ疲労感だけが体に残る。
あぁ、疲れているな。今日も朝から起きていられるかな。そんな懸念は誰も知らない。
そんな事があってから早数日後。私は死んだ顔で電車を待っていた。相も変わらずロングスリープぶちかましているのに、体は疲労を訴える。疲れているから頭も痛いし、気持ちも悪い。今日も座って帰ろう。
そう思って到着した電車に乗り込むと、一つの見知った顔が目に入る。男の様でもあり、女の様でもある中性的な甘い顔立ち。柔らかさを残した陶器の肌。腕も脚も長細いその姿に思わず息を呑んだ。息を飲んで目を逸らす。近くに居たらまじまじと見てしまいそうだから、車両を変える為に踵を返す。しかし彼はそれを許さなかった。
「こっちの隣、空いてるよ」
声を張ってない、ジェスチャー混じり、さも知人に声を掛ける様な、呼びかけ。だから誰も彼に気なんて止めなかった。
「な……なんで?」
なんで夢に出てきた貴方が此処にいるの? なんで私が此処に居るのを知っているの?
「君の事が気に入ったから。根こそぎ貰うまで、離さないよ」
そう言ってニヤッと笑った。
9時間睡眠上等な生き方してます。
が、朝起きるとおかわり所望します。
もっと寝てたいよ。
毎度毎度、考えさせられる様な物語を書くのは、私の頭じゃ無理なので、今日はさっくり行けそうな話にしました。
夢魔の特性的に、衰弱死は有り得そうなので、しょっぴいて来ました。
大抵、お腹痛くなると、副次的に頭も痛くなるので、お腹壊さない事が一番です。