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いつか灰になる僕をどうか  作者: 編み針
9/9

番外編 休日(1)

学校の課題で書いたものをせっかくなのでリメイクして上げます。本編より少し先のお話です。

 「ピクニックに行こう!」

「状況が理解できないのですが。」

訓練が休みのある晴れた日。ルカは勢いよく僕の部屋へ飛び込んでくるなりそう言った。僕が首を傾げると、彼は再度口を開いた。

「えーっとだな。今日は俺もレオンも訓練は無しだろう?だから一緒にどこか行きたいなーって思ってさ。」

彼はまるで僕が断るとはちっとも思っていないような顔で僕の方をじっと見た。

「理由はわかりました。が。何故私を誘おうと思ったのですか?・・・その。自分で言うのも難ですが今までの私の態度からして断られるかも、とか思わなかったんですか?」

他にも友人はいるだろうに・・・。そう思い僕は彼に尋ねた。彼は一瞬きょとん、とした表情を浮かべた後、目を大きく見開いて驚いたような声を上げた。そして、少し考えた後にこう言った。

「断られるとは全然思って無かったし、それに・・・。真っ先に思いついたのがレオンだったんだからしょうがないだろ。親友なんだし。」

「親友?そんな風に思っていたんですか?」

今度はこちらが驚かされる番だった。真逆そう思っていたのが僕だけじゃなかったなんて。

 驚いてポカン、としながらルカの顔を眺めていると、ルカは「違うのか?」とでも言いたげな表情を浮かべた。

 そこまで言われて僕が断れるわけがない。決して絆された訳じゃないけれど。絶対に行こう。今日は部屋に籠もってあの災厄を倒す為の作戦を考えようと思っていたのだけれど。『親友』の誘いならしょうがないだろう。

「・・・わかりました。行きましょうか、ピクニック。」

軽く息を吐いて僕はルカへそう言った。別に『親友』って言われたから浮かれている訳じゃない。偶々一緒に行ってもいいかな、と思っただけだぞ__などと自分自身へ言い訳をしつつ、僕はルカへ微笑みかけた。

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