表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
詩、雑文  作者:
1/2

どうか、


……わたしのようなものが、言える言葉など、……あまり、存在しないように、思いますし、価値も、無いように思います。


 ……けれど、削除されてしまった、お言葉を目にして、わたしが、感じ、思ったことを、ここに言葉として、刻みたくなり、


 心として、伝えたくなりました。すべて、自己満足に。得てして、表現とは、そういったものであり、どこまでも、自由であるべきでしょう。


 ……それは、そう在りたいという、わたしという個人のたったちっぽけの表現者のちいさな吹けば飛ばされてしまうかのような、まるでたんぽぽの綿毛のような、ふわふわと空に舞って、いつ、地面に降り立つのかも解らないような不確かなものであり、心もとない思いだとしても、



 綿毛にしてまでも、地面に降り立てたい 、と、いうような、ある意味、切迫した願いでもあり、……それらは、時折、強い言葉の迸りとなって、表層に現れるもの。


 そういった思いで、削除されてしまったお言葉を見つめ、思いを見つめておりました。



 わたしは、それに対しての言葉を、今、時点では、たったひとつしか、持ち得ていないように思います。



 それは、生れ落ちるもの



 ……表現は、どこまでいっても、いったとしても、自由でありたいと思えるものであり、


 生れ落ちるものだと、わたしは、思い、感じております。



 表現者とは、それら、荒れ狂う 生れ落ちるものと常に対峙し、それを言語として、外に表出したいと願うもの。……常に、切迫したものでありましょう。


 気取った言葉で、簡単に纏め、いい気になって、恥ずかし気もなく……と、思われる方も数多くいらっしゃるでしょう。



 事実、……自らもそう感じながら、この気狂いめ、と、自らを罵倒しておりますが、それらは巡り巡って、全て自らに帰結しており、出口のないトンネルをずっと見つめ、見透かしておるような気にもなる、得体のしれない、気持ち悪さを内包しております。



 読者の方には、読者の方の、出口のないトンネルをずっと見つめ、見透かして居るような気にもなる、得たいのしれない、気持ち悪さを内包していると感じてしまうような深さが、またそれぞれのお立場であるのでしょう、と、想像もしております。



 それぞれのお立場で、生れ落ちるものを見つめ続けられるのでしょう。



 ……自らは、それを自虐的に、わたしは気狂いであり、なんとも、酷い有様だと自らを罵りますが、



 そのようなことも無い真っ当な方々が、……このような、手をつねり、足をつねりあうような、そんなお姿を見せているように感じる度に、



 ああ、なんと、才能の無駄づかいであるのか、と、ひどく、目の前が暗くなるような思いになってしまいます。



 ……気狂いの戯言なのですが、


 どうか、才能の無駄づかいをおやめになられて、美しいお言葉をより多くの美しいものを、私に見せてくださいませ。



 なにとぞ、宜しくお願い致します。



 まとまりのない長文を申し訳御座いません。



 ……失礼致します。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ