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激闘2

よく見るとボックスモンスターの姿も見受けられる。


ボックスモンスターアンデット 種族アンデット

性別 不明

筋力 B

耐久 B

瞬発 C

魔力 C-

幸運 C

潜在能力 B


アンデット化して弱体化してはいるが、それでもかなり強い直撃を食らえば致命傷は必須だ。


「こんなのも従えられるなんて、やはり魔物が増えている原因はこいつのせいのようね」


「この洞窟で死んだものは等しく我が下僕、貴様らも我の配下に加えてやろう」


「冗談じゃない、ゾンビになってこんなじめじめした洞窟で一生暮らすなんてごめんだ」


「右に同じく」


ゼルと顔を見合わせニヤリと笑う。そうだ、俺はこんなところで死ぬわけにはいかない、俺には帰りを待ってくれている人たちがいる。


左右に別れるとアンデットと対峙する。それと同時に羊頭から炎が放たれた。火の玉を剣で受け止めるとそのまま吸収し、剣に炎を纏わせる。懐に潜り込むと一閃肉を切り裂いた。切り口からは火が吹き出しアンデットを襲う、しかし倒れる様子はないそれどころかそのまま突っ込んでくる。それをかわすとアンデットは勢い余ってそのまま岩に衝突する。


すでに死んでいる分、痛みも斬撃によるダメージも効果が薄いか。ならば、魔法で焼き尽くす!


「アグニ」


俺の手から放たれた炎は、みるみるアンデットの体を包んで火だるまにした。しばらくすると動かなくなり倒れこんだ。どうやら倒せたみたいだ、ゼルの方を見るとどうやらそちらも決着がついたようだ。


再び二人で剣を構えリッチーに近づくが、それを迎撃するでもなく仁王立ちしている。


「こいつ、余裕ぶりやがって後はお前だけだぞアンデットの親玉」


「何を勝った気になっている?」


リッチーが後ろを指差す。


「そんな手に引っ掛かるか!」


ゼルはそのままリッチーに斬りかかるがそれを何者かが受け止める。


「こ、こいつ確かに倒したはずなのに」


俺も後ろを振り返った瞬間、蛇に噛まれそうになるがそれを寸前でかわした。


「アンデットとは不死者、我らに死というものは存在しない」


「ミナちゃんなんとかならないの?このままじゃゼルもアキラもやられてしまうわ」


二人の戦いを見ていたミネアは慌てた様子でミナに駆け寄る。


「確かにアンデットは死ぬことはない不死者なのです。でも、死ぬことはなくても浄化することはできるのですよ。浄化すれば、二度と生き返ることもないのです」


「それじゃあ、浄化をお願いその間私が守るわ」


「分かったのです」


ミナは静かに魔法に集中しだした。


「先程から目障りなのがいるな」


そう言うとミナとミネアの方を睨み付け、氷の槍がミナ目掛けて飛んでくる。


「ウォールロック」


岩を盾にミネアが前に出る。


「ミナちゃんの邪魔はさせないわ」


「貴様ごときが、我の魔法を防げるか試してやろう」


リッチーから次々と魔法が繰り出されてくる。それをなんとか防ぐが徐々に押し込まれていく。そして、遂に魔法に耐えきれずミネアは弾き飛ばされてしまう。


「死ね、弱き者よ」


リッチーの頭上に魔法陣が展開する。


「ミナちゃん逃げて」


しかし、ミナは逃げるそぶりを見せない。


「きっとアキ…姉様が守ってくれるのです。そして、私もまた姉様を守るのです。だから、ここで逃げるわけにはいかないのです」


閃光がミナ達を襲う瞬間目の前を何がが通過し、リッチーから放たれた雷を打ち消した。


「私の大事な妹を、ミーを傷つけさせる訳にはいかない」


地面に突き刺さった剣を抜き、リッチーとミナの間に割ってはいる。アンデットはなんとか倒せたが、再び起き上がろうとしていた。


「姉様が助けてくれた、だから今度は私が姉様を助けます!」


ミナの体から光が放たれ二体のアンデットを包み込むと、そのまま光の中へと消えていった。

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