ハーフエルフの私、オリジナルの情報を掴む
「ふー、ご飯も頂いて一泊止めてくれるなんて、お風呂も貸してくれたし、人助けはするものだな」
「ご主人様は、困ってる人を見過ごせない優しいお方ですから、ハルはそんなご主人様が大好きです!」
なんか改めて言われると照れるな。
コンコン
ん?誰だろう
ドアを開けるとニーナが立っていた。
「どうしたの?」
「これ、おねぇちゃんに、たすけてくれたおれい」
花飾りを受けとる。
か、かわいい、おまけに頬にキスもしてくれた。
「ありがとう、大切にするよ」
すると恥ずかしそうに駆けていった。
「ご主人様良かったですね」
あぁ、本当に…あれ、何で俺泣いてるんだろう。
まぁいい、寝よう。
今日はベッドも二人分あるし、ぐっすり寝れそうだ………。
うーん、何だか寝苦しい妙な圧迫感がある。
「ん、ご主人様ぁ…」
なんだ、ハルかぁ、ん?ハル?
目を開ける、朝だった。そして何故かハルが俺の布団に要るわけだが。
「んー!昨日は良く寝れましたねご主人様♪」
「あ、ああ、そうだな」
髪を整えながらハルはご機嫌そうだ。
俺は妙に寝苦しかったのだが。
「あ、これも付けておきましょう」
昨日ニーナちゃんから貰ったやつか、綺麗な花飾りだ。
「お似合いですマスター」
「すっごく可愛いですぅ!」
そ、そうか、そういってもらえるとなんか照れるな。
「もう、行かれるのですね?」
「おねぇちゃんたち、もういっちゃうの?」
「はい、隣村に行こうかと思いまして」
「そうですか、またいつでも近くに来たときは寄って下さい」
「はい、必ず」
「ニーナちゃん、ちゃんとパパの言うこと聞くのよ?」
「うん、ニーナさみしいけどなかないよ、えらい?」
「うん、ニーナちゃんは、大きくなったらきっと素敵な女性になる、そしたらまた来るから、私とハルが約束するよ」
そう言うとぎゅっと抱き締める。小さくて暖かくて柔らかい。
ニーナちゃんに手を降るとテーテ村を後にし、トライア村に向かった。




