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魔法少女の俺、魔剣を手にいれる

一度宿屋に帰ることにした。途中美味しそうなものをいくつか買い、ハルも満足の様子。この猫娘チョロいな。


部屋に戻るとベットに倒れこみ一息つく。


「ご主人様、こっちにきてください!」


ん?なんだ?見るとハルはニコニコしながら椅子の前に立っている。言われるがままに椅子に座ると、懐からさっき買ってやったくしと、ハサミを取り出した。


「ご主人様は、女の子なんですからちゃんと毛繕いしないとダメですよ」


今しがた髪を見ると白くて綺麗な髪はボサボサになっている。


「髪なんてどうでもいいよ」


「ダメです、髪は女の命なんですから」


そんなもんかね、生前は髪切りなんて面倒だから一年に三回くらいしかいかなかったけど、まぁ時間もあるしハルに任せて少し寝よう。




「出来ましたご主人様、凄くお似合いです!」


ハルの声で目を覚ました、すぐに鏡を渡されそこに写し出されていたものに思わず声を出す。


「誰だこの美人な女性は!?」


「ご主人様、凄く美しいです」


そこに写し出されていたのは、腰まで伸びた白髪が綺麗にまとめられた美しい()()の姿だった。


「よし、今度から髪はハルに任せよう」


「ご主人様、私の髪もしていただけませんか?」


ハルは櫛を渡すと椅子にちょこんと座り、今か今かと待っている。うーむ、女の子の髪を触るの事態初めてなのだが上手くできるだろうか、とりあえずその櫛でやさしく髪をとかしてやると気持ち良さそうに喜びの声をあげている。ハルの髪はもふもふさらさらで、なかなかどうして手触りがいい。


「あっ、ご主人様耳はダメですぅ」


特にこの耳が手触りがいい、例えるならフカフカの羽毛のように。


「だ、ダメですよぉご主人様ぁ、ああん」


「え、あぁすまんすまんつい気持ち良くて」


「もう、いくらご主人様でも女の子の耳を触るなんていけません、でもどうしてもというなら…」


耳ってそんないけない場所だったのか気持ちいい手触りだったからついもふってしまった。


さて、そろそろ武器屋にいってみるか。ハルの髪を整え終わると再び武器屋へと向かうことにした。


「おお、あんたか丁度良かった今できたところだ」


オヤジから剣を受けとる、鞘から抜くと剣先は赤く光を帯びていた。


「おめぇさんの魔力を帯びた魔鉱石と、俺が数ヶ月かけて鍛えた剣を合わせたんだ」


おおお!これだよ、俺が望んでいたのは!やっと冒険者っぽくなってきた。


「お代は金貨一枚でいいか?」


「いや、お代はいらねぇその代わりあんたの手形をくれ」


作った剣の型を取った板に手形をつける。


「これでいいのか?」


「ああ、あんたがその剣で有名になってくれれば俺も鼻がたかいからな、まぁせいぜいがんばんな!」


ありがとうオヤジ、最初はいけすかない野郎だと思ったけど、案外いいやつじゃないか。


金貨一枚お金が浮いたおかげで色々町で調達できた。いつまでもこの町で自給自足するわけにもいかないし、明日町を出ることにした。


「そういえばニコ、封印が一部解除されたことで、俺だいぶ強くなったのか?」


「イエス、マスター魔力値がD+からC+まで上昇しています」


俺の能力値を数値化してある程度図れるのか。


「ハイ、計測しますか?」


C+がどれくらいか、わからないが参考になりそうだしお願いしとこう。


「了解、解析中…解析結果出ました」


マスター 個体名 明 種族ハーフエルフ

性別 女


筋力 D

瞬発 B

耐久 D-

魔力 C+

幸運 E

潜在能力 EX


デス、尚、一般男性の平均を基準値Dに設定しています。


おー、これは分かりやすいな、幸運が平均以下なのが気になるけど、それよりも潜在能力のEXってなんだ?


「Exは、その値が未知数だと言うことを表しています。最低ランクのFは、その部分の才能無しということになります。また、魔力に関しては、使える人材は限られていますので、一般人魔法を使えないもしくはその才能がない者はFということになります」


成る程、なかなか面白いなハルを計ってみよう。


「はにゃ?」


個体名 ハル 種族 獣人

性別 女


筋力 E

瞬発 C+

耐久 E-

魔力 F

幸運 SS

潜在能力 A


幸運カンストしてたぁぁ、これで何かと説明がつくぞ。

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