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美少女の俺、平均以下の生活に戻る

ともあれ、町にいかないことにはどうしようもない、ハルをここに置いていくこともできないし、かといってほぼ裸の猫耳娘を連れて歩いたら目立ちすぎる。う~むどうしたものか。


俺は手と首の部分だけを切り抜いた布をきている。その手の部分にハルの首を突っ込ませる。大きめの布で良かった。不恰好だか仕方ない。


「ちょっと狭いがこれで行くしかないな、服を買うまで我慢してくれ」


「ハルは、ご主人様と一緒ならなんでもいいです!」


ちょっ、抱きつくんじゃない胸が、胸がァァ。


・・・・・。いかん刺激が強すぎて一瞬意識が飛んでいた。おまけに出血している。俺に最初のダメージを与えるとはやはりこのネコ娘只者ではない。


町に入るとニコの指示通りに換金できる店へと向かう、途中人の目が気になったが、夜遅くにこんな姿の美少女二人が歩いていたらそれは目立つよなぁ。


「すみません、このアイテムを換金してほしいんですが」


「あ?これっぽっちか、じゃあ銅貨2枚ってとこだな」


は?俺が命がけで採取したアイテムだぞ?もっと価値があってもいいはずだ。


「おじさま、私達お金がないんです。もう少し高く買い取ってもらえませんか?」


少し胸をちらつかせながら、わざとらしく甘えた声で値上げ交渉を試みる。


「お、おうそこまでいうならうへへ、じゃあ銅貨14枚でどうだ?」


「ありがとう、おじさま素敵!」


っへエロオヤジめちょろいもんだ。鼻の下伸ばしやがって、サービスに銅貨を2枚つけてくれたぜ。


「見てくださいご主人様おいしそう!」


ハルは俺と逆方向に走り出す、当然布一枚でつながっている俺の首がしまる。


「ク、苦しいハルあまり動き回るな」


はぁはぁ、死ぬかと思った。まぁおかげで哀れに思った店のオヤジから食べ物を少し分けてもらったからよしとしよう。


とにかく衣服だ、それが一番重要だ。


「マスター、そこの角を右に曲がって5メートル先に該当する店がアリマス」


でかしたニコ、すぐさま店に入る。


「すみません、女性二人なんですけど、銅貨16枚で買える服ありますか?」


「あんたたち、そんな格好で追い剥ぎにでもあったのかい?」


布一枚の少女二人がいたらそうも思うか。


「はい、そうなんですぅ、私はいいので、ご主人様のだけでも用意していただけないでしょうか?」


「あらあら、かわいそうねちょっと待ってなさい」


ナイスだハル、店の店主は人がよく、二人分の着るもの一式をサービスでつけてくれた。その上銅貨10枚でいいとまけてくれた、一番の問題点がなくなったのは大きい。そして夜遅くに出歩く半裸の少女二人を見て一日だけ泊めてもらえることになったのだ。野宿を覚悟していたがどうやらその心配はなさそうだ。

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