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小話と短編は連載となる  作者: 黒田明人
2章 連載版・色々と想定外
11/27

01 時間が無いらしい



 

 もうすぐコンビニに着くなと思いつつ、ぼんやりと町を歩いていた。


 暑かった夏もそろそろ終わりとなり、もうすぐ秋祭りの季節だなと、そんな事も思いながら。

 そうして思考は自身の事に流れ、ありきたりな名前をいかに印象付けるかって言う、いつもの方向に流れていったんだ。


 実は昔から自己紹介が下手なのか、特に地味な名前のせいなのか、集団に混ざった時に自己紹介をしたにも関わらず、話す相手が自分の名前を記憶してない事がしょっちゅうあった。


 一番酷かったのは高校の時でさ、夏休みの直前に小旅行への参加をクラスの連中が募集しててさ、そこに参加しようとしたら、『お前、何て名前だっけ? 』と言われた事がショックでさ、結局はその旅行に行くどころの話じゃなくなったんだ。


 そこで改めて自己紹介に及んでさ、クラスの連中が軒並み、知らなかった風な態度を見せるに及んで派手にダメージを受けてさ、夏休みの間中、ずっと塞ぎ込んでいたんだ。


その時から名前をいかに印象付けるか、ってのがオレの命題みたいになっちまってさ、あの時もそれを色々と考えていたんだ。


 道を歩きながらそんな事を考えていたせいなのか、前方への注意がおろそかになっていたせいで、あんな事になっちまってさぁ。


 唐突なる物凄い衝撃を顔面に受けて、何が何だか判らないうちにオレの意識は途絶えたんだ。


 そうして気付いたら目の前におっさんが居てさ。


『おぬしは死んだのじゃ』


と、そう言うんだ。


 そのおっさん……神様らしいが、その人の言う事が何故か素直に信じられて、『ああ、死んだんだな』と、実感したんだ。



気付けば周囲には何もなく、ただ白い空間があるだけだった。


 白い空間……あの世?


『三輪車にひかれて死ぬとは、また珍しい奴じゃ』


 あれって三輪車かよ。


 どっから飛んできたんだ、そんな物。

 それにしても、そんなの普通は避けられるだろ。

 どんだけボケてたんだ、オレは。

 そんな事をつらつらと考えていると、神様らしき人に言われたんだ。


 珍しいから普通は1つだけの特典を2つやると。


 それで転生になるんだと素直に思え、ともかくそのリストがあるからと見せてもらったんだけど……


『好意の相手に気付かれずに近付けるスキル』

『好意を持った存在の様子が分かるスキル』

『生活魔法が使えるようになるスキル』

『木登りが上手にやれるスキル』

『穴を掘れるようになるスキル』

『動物の名前が分かるスキル』

『植物の名前が分かるスキル』

『鉱石の名前が分かるスキル』

『二日酔いにならないスキル』

『犬の気持ちが分かるスキル』

『猫の気持ちが分かるスキル』

『空腹でも餓死しないスキル』

『泳げるようになるスキル』

『水中呼吸が出来るスキル』

『魚の名前が分かるスキル』

『病気にならないスキル』

『冬眠ができるスキル』

『熟睡できるスキル』


 この中から選べってふざけてんのかよ。


 どうやら昔からこういう転生をやっているらしく、スキルは先着順とか言われたが、はっきり言って出がらしだろ。

 珍しいから2つじゃなくて、こんなのしか無いから2つくれるってはっきり言えよ。


『急ぐのじゃ』


 仕方が無いな。


 この中で一番ましなのは、まずは生活魔法だろう。

 なんせ他に魔法と名が付くのが無いぐらいだし。


 後はどれも似たり寄ったりだな。


 不眠症なら熟睡ができるスキルとかは欲しいだろうが、生憎とオレの寝つきは良いからな。

 二日酔いと言われても、そもそもそんなのには無縁だ。

 下戸じゃないからそれなりには飲めるし、そもそもあんまり好きなもんじゃない。

 そりゃ付き合いがあれば飲むぐらいだけど、自分から進んでは飲もうとは思わない。


 後、知識系もあれば便利だとは思うけど、武器になるスキルが全く無くては、危険に対処できないって事になる。

 まあ、生活魔法がどれぐらいの力になるかは分からないが、火が簡単におこせるだろうから助かるのは確かだ。


 火と言えば料理だけど、料理スキルも無いのな。


 リアルスキルが有効なら別に要らないスキルではあるんだけど、もしかしたらスキルが無いとまともに作れないかも知れないしさ、メシが自作出来ないってのはかなりのマイナスファクターだと思う訳よ。


 もしそうじゃなくても、小説なんかでは行くのは剣と魔法の中世風の世界ってのがテンプレだ。


 そうして中世と言えば、道に汚物を捨てていたって記録もあるぐらい、衛生観念なんかも無かったらしいし、行く先の世界が違うという保障も無い。

 そうなると色々と不潔だろうから、すぐに疫病が蔓延したりするんだろう。

 それを考えると病気にならないスキルとか有効そうだけど、はっきり言ってそこまで余裕が無い。


 これが3つとか5つとかくれるんなら、その中に入れても構わないと思うぐらいで、無ければたちまち困るとは思わない。


 後はメシの都合が付かなければ餓死しないスキルとかは保険にはなるだろうけど、それだけってのもな。

 泳ぎとか水中呼吸とかはレジャーならありがたいだろうけど、こんな事態でレジャーを考える程、能天気じゃないつもりだ。


 おいおい、冬眠って熊じゃあるまいし。

 折角の異世界で冬眠してどうするんだよ。


 全部見た感じでは、この中で武器になりそうなと言うなら、そうだなぁ。


 落とし穴を作る事を考えて、穴掘りスキルかな。


 意外と穴を掘るって重労働だし、そういう機会があったら楽に掘れると助かるからな。


 以前、親戚の奴に頼まれて穴を掘った時にえらく苦労して……


『早く決めるがよい。時間が無いからの』


 何をそんなに慌ててんだ。

 トイレでも我慢してんのかよ。

 まあいいや。


 そうして生活魔法と穴掘りスキルを決めた事を報告すると、ならばとばかりにすぐさま送ろうとするから、説明を頼み込んだんだ。


『時間が無いのじゃがの』


 そう言いつつも、何度も頼めば億劫そう声だが、何とか説明してくれた。

 まずは状態を知るスキルを教わったが、これは世界の人間なら誰でも使えるらしい。


 階級 1

 状態 正常

 体力 100

 魔力 100

 技能 生活魔法・穴掘り


 名前も無ければステータスも分からないし、賞罰も称号も何も無いとか、マスクデータ多過ぎだろ。


 それからスキルの説明になったんだけど、あっさりで終わって残念だったよ。


 なんであんなに急いでいたのかな。


 ◇


 送り込まれた先は野原?


 見渡す限りの草原で、遠くには山々が連なって雲を頂く程の高い山も見える。

 普段住まいのコンクリートジャングルでは、映像でしか見た事のない雄大な大自然。

 左手の遠くに森のようなものが見え、後ろには木もまばらな林がある。

 空気も澄んでいて、少し肌寒いぐらいだけど、過ごしやすい感じがするな。


 広大な草原にはちらほらとワンコみたいなのが居て、こっちに駆けて来るのが見て取れる。


 ウエルカム、アナザーワールドってか。


『ウォンウォン』

『ガルルルルゥ』


 可愛いなぁ、それに元気だし、そのむき出しの牙とか、まるで食い物を見つけたような……え?


 うえ、いかん、オレ何をボケてんだ。


 気付けばすっかり囲まれていて、今更逃げられるとも思えないし、なにより遠巻きにしておいてじわじわと迫る感じとか、間違っても友好的には見えない。


 こいつらは敵だと、そう自然に思えた。

 死因・転生ボケとか洒落にならねぇ。

 てか、街じゃなかったのかよ、送り先。


 武器なし、金なし、攻撃スキルなしって詰んでねぇかよ。

 くそぅ、こうなったらアレしかない。

 ざっくりと教わったままに、スキル発動のコトバを連発する。


『ホール』『ホール』『ホール』『ホール』


 唱えるたびに狼らしき生物の直下に穴が開き、その唐突さからドンドン落ちていく。

 調子に乗ってひたすらに連呼をしまくったんだ。


 気付けばもう周囲に狼は居ない。


 ただ、妙に反響する鳴き声が、まるで仲間を呼んでいるようにも聞こえてくる。

 どうやら穴の中に更に穴が開いたようで、妙に深い穴からはさすがに出られない様子。


 はぁはぁはぁ、何とかなったかよ。


 やはり穴の中に更に穴が開いているようで、そのまた穴の中にまた開いたのすらあるようだ。

 連呼して正解だったけど、いきなり武器なしで草原とか想定外だぞ。


 やってくれたな、神様。


 それにしても物悲しい鳴き声がどうにも気になったので、そろりと覗いてみると穴が歪に開いたようで、真下の様子はよく分からない。


 確か階級1だと1メートルの深さと言っていたから、きっと段々にずれて開いたんだろうな。

 やたらとくぐもっている声もあるって事は、前向きに落ちて頭から逆向きに突っ込んでいる奴も居たりして。

 本当なら出してやっても良いんだけど、出したらまたきっと襲って来るんだろうな。


 だったら可哀想だけど、このままにするしかない。


 とりあえず危機は去ったので、スキル無しでどんなことがやれるかを確かめたくなった。

 まずはリストにあった木登りをしてみようと、後ろの林の中に木で確かめてみる。

 確かに上手には登れないけど、可能ではあるようだ。


 これって何度も登っていたらスキル付くのかな?


 もっとも、今はそんな心の余裕も無いので、一度登ったらもうそれだけで疲れてしまって横たわる。

 この木ってそう言う事がやれるぐらい、枝が横に張り出しているんだよ。


 若かりし頃の杵柄って言うのかな、田舎じゃ柿の木とかに時々登っていた事もあり、まだ忘れてなかったのは幸いだったけど、体力は昔のようにはいかないようで、スタミナが無いのは致命的だな。


 いや、もしかしたら階級1のせいかも知れないけど。


 ◇


 気付いたら眠り込んでいた。


 平和な国からいきなり送り込まれた世界で、いきなり遭遇した命の危険。


 初めて発動したスキルとその結果に、かなりの精神疲労になっていたようで、気付いた時には深夜になっていた。

 少し肌寒さは感じるけど、まだまだ耐えられる感じだな。

 季節は分からないけど、このまま暖かくなるほうならありがたいんだけど、そうじゃないのなら落ち着く場所を探さないと拙いな。


 それにしても、ここで暮らせるぐらいに余裕があるけど、まさかここに定住する訳にもいかないよな。

 でも、せめて夜が明けるまではここに居たほうが良いだろう。

 あんな野犬? いや、あれは狼とかだろうけど、あんなのがまだまだ居るかも知れないんだし。


 となるとうっかり降りれないか。


 幸いにも眠気は今は無いから、この際だからスキルの検証でもしてみるか。

 穴掘りスキルは何となく使い方も分かったし、効果の程も理解した。


 だけどまだ生活魔法が残っている。


 確かにざっくりと説明は受けたものの、それを実際に見た訳じゃないから検証の必要があるな。


 神様はなんて言っていたっけ。


 ◇


「穴掘りは何となく分かったがよ、生活魔法の説明を頼むよ」

『生活魔法はの、着火、飲み水、丸洗い、風出し、それと小物入れじゃ』

「小物入れってもしかして、アイテムボックスみたいな」

『残念じゃがそのような代物ではないの。ほんの僅かの量を入れておけるだけじゃ』

「それってどれぐらい入るんだ」

『ああもう時間が無いのじゃ。スキルは階級で進化するからの、後は自分で調べるのじゃ。よいな』

「ちょ、待って、まだ説明が……」

『さらばじゃ』


 ◇


 ああ、そうだったな。


 いきなり時間が無いとか言って追い出されたんだった。


 着火と飲み水と丸洗いと風出しと、小物入れだったな。

 まずは、そうだな、飲み水からいってみるか。


 なんせ喉が渇いたからコンビニに行こうとしてこんな事になって、更にはいきなり狼との立ち回りをしたうえに、木登りまでして寝たもんだからもう、喉が渇いてからからなんだよな。


『飲み水』だらだらだら……


 うおお、受け皿が、受け皿が……手でやるのは良いが、洗わないと……止まっちまった。

 あんまり出ないみたいだから、何度かやらないといけないようであんまり便利じゃないが、まあ、無いよりはましか。


 こくん、こくん、こくん、こくん……


 ぶはぁぁぁ、飲んだ飲んだ。


 何度か使う羽目になりはしたものの、腹がちゃぽんちゃぽんになるぐらい飲んだな。

 うお、身体の中が冷えたせいか、寒気が出て来たな。


『着火』


 こりゃ暖まるどころじゃないな。

 まるでローソクの火ぐらいだぞ。

 下に降りれたら焚火をしたいところだけど、こんなに暗くてはおいそれとは降りられない。


 うう、寒いな。


 動くと余計に寒いから、木に寄りかかって実験をするか。

 うお、火が消えたら辺りが真っ暗になっちまったぞ。

 しまったな、火を見たらそうなるのも当たり前だぞ。


 まあ、また目が慣れるまでの我慢だし、どのみちここから移動する訳じゃないから構わんか。


 そのままぼんやりと過ごしていたら、ようやくまた目が慣れたのか、周囲の様子が分かるようになってきた。

 何の気なしに上を見ると、衛星と思しき代物が2つ夜空に浮かんでいる。


 それで薄明かりになっているのか。


 それにしても、本当に異世界に来たんだなぁ。

 月が2つとか、嫌でも現実を認識させられたな。


 あんな危険がありはしたものの、まだ夢心地だったのが現実に立ち返ったって感じだな。

 これからは誰に頼る事も出来ずに生きていかないといけないのか。

 それでも街に行けば何とかなると思うし、それまでの間でも……そうそう、スキルの検証をしてたんだった。


 ええと、次は……『丸洗い』


 ザッバァァァ……


 うわぁぁぁぁ、何だこれはぁぁぁぁ……


 ハックション、ハックション、ううう、寒い寒い寒い。


 拭く物、無い、乾燥、そうだ、乾燥だ。


『風出し』


 ビュゥゥゥゥゥゥ……


 うわぁぁぁぁ、止めて止めて、ストップ、ストップ、止まれぇぇぇぇ、止まってぇぇぇぇ、寒い寒い寒い……


 はぁはぁはぁ、ううう、堪らん。


 仕方が無いからもう、降りて火を焚くしかない。

 危険はあるかも知れないけど、今まさに生命の危機だ。

 狼に襲われる前に死にそうだ。


 枝とか転がっているか。

 よし、不幸中の幸いだな。

 よしよし、もっともっと。


『着火』『着火』『着火』


 燃え上がれ、燃え上がれ、焚火よ、ガンガンと燃え上がれ。


 おおお、暖かい。


 こんなにも火が恋しいのは久し振りだな。

 文明社会じゃエアコンをボチッ、だったもんな。

 ふうぅぅ、これは良いな、暖かくて。

 おっと、後ろも温めないと。


 やれやれ、人心地付いたな。


 何だよ、あれは。

 あんなの想定外だろ。


 いきなり水をぶっかけられて、風を出したら冷たいのがいきなりだ。

 真夏の盛りなら良かったのに、こんな肌寒い時にあれは、火が焚けなかったらヤバかったな。

 情けない命掛けだけど、何とか検証にはなったのかな。


 水はドンブリに1杯ぐらいで、頭から被る水はゴミ用のポリバケツに1杯ぐらいで、風は扇風機の『強』が体感で1分ぐらいか。


 ああ、階級1だから何でも1なのかも知れないな。

 神様は階級でスキルも進化すると言っていたし。


 ああ、濡れていた服が乾いてくると、妙に汗ばむな。

 だけどこれ、我慢して乾かさないと、風邪を引いたらこんな世界じゃそれっきりになっちまう。


 ああ、腹が減った。


 でも食い物も何も無いし、また水でも飲んでおこうか。


『飲み水』


 こくん、こくん、こくん……ぶはぁぁぁ、ふうっ。


 ああ、すっかり暖まったな。


 ぽたり……


 うえっ、嘘だろ。


 ぽたっ……ぽたっ……


 気付けば見えていたはずの月が薄くなって、辺りが妙に暗くなっている。

 いつの間に雲がかかったんだ。

 てか、このまだとまた。


 待てよ、あれがもし、ああいう原理なら、どちらにでもそれは有効なはず。


 試しにホールで穴を掘って中に降りて、横の壁に向かって。


『ホール』


 おお、やっぱりだ。


 作成面に対しての穴あけを行っている、という推測は合っていたな。

 よし、ならばこのまま続けて穴を掘れば、トンネルになるに違いない。


 そうして少しずつ掘り進めていたが、後ろから何やら水の流れるような音が。

 かなり降って来たようだけど、どれぐらい続くのかは分からないな。

 とりあえず下に水抜きの為の小穴を開けておこう。


 そうして掘り進めていく。


 また下向きに開けて、今度は空気穴を上に開けるか。

 てかこれ、イメージのままに穴の広さが変わるぞ。

 確かに広さの最大は、これまた直径1メートルぐらいだけど、狭い分には水道管パイプぐらいでも可能そうだ。


 空気穴は足場用の単管パイプぐらいの穴にしてみた。


 そんなのを時々開けながら、下に水受けの穴も開けて、

 かなり掘り進んだからここらで良いか。

 空気も良い具合に流れているようだし、ここらで少し休憩しよう。


 ふぁぁぁ、いかんな、もう少し寝ておくか。

 服もしっかり乾いているし、このまま死ぬ事もあるまい。

 丸まっていると、多少は暖かさを感じるしな。


 これから、どう、なる、のか、な……

 

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