八十七話
だらだら書いてきましたが、龍の玉の孫悟〇並に青天井になりそうなので・・・・
ちょっとブレーキを踏んだらお話がいっきに収束してきました。
100話位でおしまいになりそうです。
あーして こーして 最後はハッピーエンドに・・・・
!!?ハッピーエンドがいいですよね?!
バットエンドの希望多かったりする??
上級神の出現でこの空間の密度が限界まで高まる。
息苦しいなんてものではなく、息もできないような圧迫感が全身を覆う。
それと同時に頭の中に限界いっぱいの情報が流れ込んでくる。
今なら理解できるが、僕の頭の中に入ってくる情報は目の粗いザルで掬うような状態。
さらに理解力や容量の大きな神はそのザルの目が更に細かく・・・・
宇宙を統括する上級神には当たり前の事だと感じる内容だと。
言葉にすると情報の欠落が多すぎる。
強いてあげるなら、視野いっぱいに認識可能なぎりぎりの数の動画を再生して、
音声解説を同時に聞いている。
しかも瞬きや、目をそらすことが出来ない状態に固定され、理解できる内容なら聞き逃さないように音量を最大ボリュームで脳に染み入る、でなくて焼き付ける・・・・そんな感覚が永遠と続く気分。
宇宙神の存在は感じるが、認識できない。
ゴッドブレインが知識として、既に宇宙神の”なか”に居る我々を宇宙神が見ている?観察している、そのような状態で、そこに宇宙神の意志が向けられた状態が今なのだそうだ。
で、宇宙神の伝えてきた事とは・・・・
『 我はあるもの、我の中の全ての統べる在るのもに告ぐ 』
『 我の中にあるものから、外に力を向ける有るものが生まれた、良きかな 良きかな 』
『 我の中のあるもの達からの嘆願が聞こえた、良きかな 』
『 よって、我は意を向ける 』
『 そのあるもの達は拙き神というものを欲するなり 』
『 そのもの達は、あるものの種に成る素質を含むもの、良きかな 』
『 よって我の中より出”いずる”事を許す 』
『 この良きことを、みなに告ぐ 』
『 尚、統べるあるものに準ずる者に関わる、あるものに問うことを許す 』
『 経緯は全てのあるものに与えた、吟味せよ 』
『 我から告げる事は以上なり 』
理解できる全てのことはもう僕の中に有った。
そして、圧力から解放されたとき僕だけがまだ白い空間にいた。




