八十五話
気力がヘロヘロ&他のかたのネット小説に二週間ほど嵌ってしまいました。;;
気を取り直して再連載です。
元はシリコンバレーの様な、ベンチャービジネスを主とするIT関連企業と自動車関連企業体からの出資を受けたロボット産業が工業団地を埋め広がる産官共同研究都市。
中核は工科大学の広大な敷地を基とし、交通インフラで商・工業地区を結んだ幾何学的な形を眼下に描いている。
僕たちは、小高い丘が囲む街を、丘の頂上付近から見下ろす。
一部の都市機能は奪われているものの、ほぼ原形を留める町には人々の営みが垣間見える。
ただ都市周辺には自立型の大型ドローンが重火器を装備しいたる所に見受けられる点が、その街の高い科学力と凶悪さを醸し出している。
空中には軽自動車程の大きさの円盤型飛行ドローン、地上にはビックスクーターの両側にサイドカーを付けた様な自走機銃、足回りは建設重機に近いが俊敏に移動する移動ロケット砲台・・・・
いずれも無人に見えるそのドローンは、町の四方にあるメンテナンス基地と思える大型倉庫群から吐き出されてはまた戻るを繰り返す。
その様は、蜂が巣箱から飛び立っては戻るなんとも有機的な動きに見えた。
「ジョン様、町の代表に会って参ります」
サミエルは3名の部下を連れ丘を下り最寄りのドローンの元へ、向かっていく。
都市の警戒網に掛かったのか、数台の飛行ドローンがサミエル一行に急行して行くのが見える。
ゴッドイアーで会話を聞いてみる。
「私はサミエルと言います。この町の代表にお目通し願いたいのですが? 」
・・・・
・・・
・・
『ピ・ピピピ』
『・・・・アンノン、データーベースニ該当ナシ。所属不明ノ生存者トシテ、カテゴライズ』
『コチラハ、自立型都市防衛AIキャピタルキューブデス。ココヘ訪レタ理由ト目的ヲノベヨ』
「我々は調和を求めています、争う意思はありません。生存者のこれからを考えるため、そちらの生存者との情報交換を行いたい」
・・・・ファーストコンタクトは順調の様ですね。
・・・・
・・・
プルルル・プルルル・プルルル
?!突然、スマホが鳴る。
発信者は、・・・・神。
「はい、僕です」
「あ、つながった。」
「代行君久々ね、なんか色々やりすぎ感満載みたいで、あなたの事他の神様も注目してるのよ」
「ちょっとこっちに来て説明してもらえる?」
「・・・・え? 他の神様から?」
「あなたのせいで、私も面倒に巻き込まれちゃったんだから、シッカリ対応してもらうからね」
プー・・・・プー・・・・プー・・・・
いつものように 言いたいことだけ言って通話終了。
次の瞬間、上も下も解らない空間に僕が一人浮いている?状態で途方に暮れる。
・・・・僕どうなっちゃうんでしょうね。




