六十七話
投下
今度こそべス?カミーユ居るけどいいのかな・・・・なんだかいろいろ妄想してしまう。
あんなことや、こんなこと、そんなこと・・・・と、妄想といっても、卑猥なことから卑猥な事、ちょっと真面目な事とかです。
うぅ~はっきり言います!卑猥90%今後の事とか10%です。
ほとんどシャバダバでギャランドゥーなことです。(意味不明)
・・・・ところで、現れた人物は シャロンさん? ベスと同じくらいの年 カミーユのお姉さん。
水浴びしているときに居なかったなぁ。
シンプソンさん似の女性にしては筋肉質。女子レスリング選手・水泳選手?的なシッカリとした肩幅の子です。
「あのぉ、カミーユ来てます?」
「あぁ来てますよ、お父さんのイビキで寝れないそうです(笑)」
「あははぁ・・・・」照れくさそうに、乾いた笑いで応じる。
「・・・・ジョン様、少々お尋ねしてもよいですか?」意を決したように話しかけてくる。
「え? まぁ、答えられることなら」
「神様はなぜ、こんな世界にしたのですが?」
直球です。
「・・・・遅かれ早かれ、今よりひどい世界になりそうだったので、少し人類の選択を後押ししただけだよ?」
「・・・・じゃ、なぜもっと早く姿を現していただけなかったのですか?」
ゴッドブレイン始動:シンプソンさんの奥さんが気候変動による天候災害でなくなっている。
その他暴動や強奪で、親しい友人なんかもなくしてるのか・・・・
「姿を現したとしても、私の事を信じる人は殆どいなかったと思うよ」
「それに、微に入り細に入り口を挟むつもりはないんだけど」
「・・・・神様は私たちを助けてくれました。なぜ他の人々を助けてくれないかったのですか?」
「人と神様の行動指針は、必ずしも等しくないのですよ」
「これまでのあなた達は、食べている肉を提供している動物の気持ちを考えていましたか?」
「経済動物の生産に携わる者ではなく、消費しているその大勢をさしてですよ?」
「前にも話しましたが、前の神様にとって人類は、あなた達が見るダンゴ虫とさほど価値は変わらないのです。あなたの知人がなくなったのは残念ですが、直接の原因は人に起因のものですし、直接手を下したものも人ですよ?」
「!!!!・・・・でも、母は何か悪いことをしたのでしょうか?」
「してないと思います」
「生きているものは等しく死にます」
・・・・不死の生き物もいなくはないけど、僕も死ぬのかな・・・・
「・・・・おねえちゃん?」カミーユが起きてしまった。
「うるさかった? ごめんね」
話は、ここで打ち切りになってしまう。
シャロンはカミーユと並んで横になり、寝せつけているうちに静かになった。
・・・・いろいろ考えてるんだな。
僕もそうだけど人って身近な人の幸福を望むけど、見えない人・知らない人は他人事。
ぐるっとまわって、身に降りかかって初めて有事になるんだよね。しょうがないけど。
シャロンさんは自分の気持ちの整理がしたいの? それならみんなで話してみるといいのに。
僕の答えでは憤慨こそすれ、気持ちの整理はできないよ。
うは、偉そうなこと考えてる、神様代行だからいいのかな。




