五十三話
本日 一本目
「えっと、いろいろ聞かれても・・・・」
「あぁすまない、疲れているんだろう?休んでいくといい」
「後で、村長が話がしたいって言ってるから顔をかしてくれないか?」
「え・・ええ解りました」
あとは村長に出も聞こうと、この場はお開きにする。
広場で立ち話をしてたので、村人が集まってきてた。
ちっさい子供をいるみたいで、遠巻きにこちらをみてる。
年寄りはほとんど居なくて、60歳を超える人は数名。
ほとんどが30歳前後の人が多い気がする。見た目が老けて見えるだけで本当は若いのかも。
女の子が、お水と日持ちのしそうなパンを持ってきてくれた。
・・・・小麦とか作ってるのかな?
食べると、小麦よりも他のものが混じったボゾボゾしたパンだった。たぶん少ない食料のなかから持ってきてくれたんだな、なんだか申し訳ない。
僕は別に何も食べなくても大丈夫だけど、せっかくの好意だし・・・・好意には好意で解したいな・・・・この状況を作ったのは僕だけど・・・・邪神な僕っていったい・・・
村長に会う前に、町の中をもう少し見て行くことにする。
土日 アップしなかったので本日はもう一本 お昼に投下します! 予約12時!




