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神代行の僕が見守る人類はダンゴ虫  作者: ねむねむぴよ
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五十一話

本日2本目 投下します

 ゴッドアイで見てみた。


 海に近い所で内海の穏やかな地域に集落がある・・・・まだ生き残りがいた。


 もともとリアス式の豊かな漁場だったところが島になってて、陸地側の山間部に新しい村?が出来てる。

 ちょっと離れた地上におりてみた。


 バリケードで町の周辺が囲まれてて、物見やぐらみたいなところの人が叫んでる。

 「??!!どこからきた!」


 「えっと僕?、だよね・・・・あっちから?歩いてきました」


 「村長を呼んで来い!」

 「お前はそこを動くな!」


 ライフルみたいなものをこちらに向けてすごく警戒してる。


 「ときどきお前みたいなのが来るんだが、仲間とかはいるのか?!」


 「僕一人ですよ」


 「発熱やケガなどはあるか?!」

 あぁ病気の類を警戒してるのか・・・・


 「ずいぶん長い事病気にはなってないです」


 「衛生担当がそちらに往くからそのままそこでまってろ!」まぁしょうがないよね。


 「長居はしないので、村に入れなくてもいいですよ」ちょっと近くで見てみたかったかも・・・・

 けど無理して中に入らなくてもいいし。


 ゲートは大型車両を改造したもので、燃料がないのか牛とか馬が引っ張って動かしてる。


 毒ガスマスクと全身を覆う防護服を着た集団が、病気の診断をする人?たぶんお医者さんかな、を4名の護衛が取り囲むようにでてきた。

 防護服の人から緊張してるのが伝わってくる。


 護衛は櫓の人の動向を気にしながら範囲を警戒しつつ近寄ってきた。


 「あなたはどこから来たの?、他に人はいるの?」話しかけてきたのはお医者さんと思われる人で、声から若い女の人みたい。

 僕の目、口の中、リンパを触って 体に外傷がないか服をめくれって言ってくる。


 たぶん銃で撃たれても平気だと思うけど、おとなしく従っておく。


 「ここに来るまでに生きてる人をみましたか?」


 なんだか、いろいろ情報交換したいみたいだけど、どこまで教えてあげるべきかな・・・・

引き続き 21時に投下 予約!

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