三十六話
本日2発目 投下します!
巨大な宇宙生命体の内部調査は難航していた、最初に撃破した個体の残骸がデブリとなり周囲を飛翔し上陸体の船体に時折破片が霰のようなに降り注ぐ。
「探査機からの制御はまだ有効か?」
隊長の河口は陰鬱な雰囲気を纏いながらクルーに問いかけた。
「第15探査機が制御不能です。圧潰したものと思われます」
元来宇宙空間探査機を急遽仕様変更し調査に利用している為、深海を上回る圧力に外装は耐えたとしても内部が耐えきれないのだ。
「宇宙生命体の活動は89%こちらが掌握していますが、内部でどのような異変が起きているか解らない。警戒・監視は怠るな」
「サー」
「さて、どうしたものか・・・・」
一部のクルーからは破壊撤去の案も出ているが、できれば無用な破壊は避けたい。
「旗艦の開発班からは、返信はないか?」
「サー、1023(ヒトマルフタサン)に傀儡化の可能性がある旨の打診がありました」
宇宙生物の神経伝達系ともいえる情報の上書きが可能かもしれないとのことで、生命活動に必要なエネルギーを確保できれば、惑星クラスの盾として使用可能であるという提案だった。
「一度、船長に相談するか」
現状報告は通信で済むのだが、調査隊の隊長の立場より具申する必要があるかと思い至り旗艦へ向かう揚陸艇に乗船した。
くぅ・・・・シリアス回が続いてる、笑いが足りない;;笑い欠乏症が発症しそうです。
次話投下予約完了:明日のAM7:00は、お笑い回です。




