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15巡目「貴音たちもまんぷくになるのです(その1)」

このお話は本編「年の差百合姉妹がただイチャイチャするだけの話」に掲載されていたエピソードを移動し、加筆修正をしたものです。


※漫画&TVアニメ「mono」、漫画「スーパーカブ」のネタバレを含みます。

「総合評価(ブックマーク)がまた減ってしまったのですぅううううっ!」

「本編『年の差百合姉妹がただイチャイチャするだけの話』のことだよね? こっちは基本的に放置だし」

「900! 900ptの壁が厚すぎるのですぅううううっ!」

「ホントそれ! そういや800pt付近でも同じようなこと言ってなかったっけ?」

「このまま貴音たちは忘れられた存在になるのですかぁああああっ!? あんなに体を()()()頑張ったのに……ひどいのです!」

「体を『張って』だ! 誤解される言い方やめろ!」


「まだまだ貴音は体を売って頑張るのです!」

「だから()()だよ! 犯罪になるから売っちゃダメー!」



 ※※※※※※※



「というワケでこのお店にやって来たのです」

「いやいや、もう独立したから関係ないじゃん! ここで頑張っても本編には何の影響もない……しかもまた『mono』に便乗したネタかよ! ネタ不足か?」

「作者は元々、山梨にある変わったmono(モノ)を紹介するブロガーだったのです」

「変わった『物』な、ややこしくなるからローマ字表記やめろ」


「いわゆる『聖地巡礼』は作者の創作活動の原点なのです! ちなみに前にもお話したのですが、貴音たちの名前は山梨にある公共温泉から取っているのです」

「うん! 特に私を含む尾白家は全員、北杜市の温泉名なんだよね」


「お話を元に戻すのです! 今回は原作の第1巻、アニメの第4話で登場した『山梨まんぷくフォトラリー』に登場するメガ盛りのお店で実際に食べてみたのです」

「で、やって来たのは……」

「甲斐市にある喫茶ブルースマンこと『レストラン ブレーメン』さんなのです」


「3軒目で登場したお店だね」

「作者の都合により、今回は順不同でお送りするのです」

「ちなみに2軒目の南ぷす亭こと『南ぷす食堂』さんは残念ながら閉店しました」

「富士宮焼きそば8玉分、時間内に完食すると無料! というチャレンジメニューだったのです」



 ※※※※※※※



「ここは地元でも有名なお店だよね……私たちも前に来たことあるし」

「そもそもメガ盛りが売りのお店ではないのです」

「ログハウス造りのオシャレなレストラン……だよね」

「パフェもおいしいのです!」


「で、問題のギガ盛りロッキーライスだけど……」

「そもそも『ロッキーライスって何?』って話なのです!」

「このお店の看板料理なんだけど……えっと、どう説明すりゃいいかな……ご飯を薄焼き卵で包んだ……」

「それはオムライスなのです」

「でもケチャップライスじゃないんだよね! 中は白いご飯で薄焼き卵の上に甘辛の鶏そぼろがのってる……オムライスとは別物」

「サラダも添えられているのです」

「ドレッシング抜きはNG、ドレッシングもロッキーライスの味を構成する重要なアイテムってことらしいね」


「つまりワンプレート料理なのです……はっ!?」

「どうしたの? 貴音ちゃん」

「山梨はワンプレート料理が多いのです!」

「えっ……そぉ?」

「GWに行った清里のROCKさん、あそこのカレーもワンプレートなのです」

「そういえば! でもそれだけで決めつけるのは……」

「他にも山梨のカツ丼! あれもワンプレート料理なのです」

「丼じゃん! 皿じゃねーし」

「甲府周辺でカツ丼と言えば、ご飯の上にカツとキャベツなどがのったソースカツ丼()()()()料理を指すのです」

「ちなみに一般的な卵とじのカツ丼は()()()()と呼ばれています」

「乱暴に言うとカツ定食のお皿を丼にのせた()()なのです」

「本当に乱暴だわ」



 ※※※※※※※



「お話を戻すのです」

「今回脱線多いな」

「ロッキーライスなのですが、メニュー表には3種類あるのです」

「レディースとメンズと、問題のギガ……じゃなくて『メガ』だね」

「何が違うのですか?」

「レディースは普通盛り、メンズは大盛り……えっ!?」

「メガは大盛りの2倍あるそうなのです!」

「マジか……ところで、レディースとメンズは量が違うのに同じ値段(1,430円)じゃん! 不公平じゃね?」

「レディースにはデザートが付くのです♥」

「う゛っ、それもいいなぁ」

「でもメガはメンズの2倍あるのに1,980円なのです! 550円の差なのに2倍……これはお得なのです♪」

「いやそういう問題じゃねーわ! ちゃんと残さず食べられるヤツにしよう!」

「じゃあ貴音はレディースにするのです! おねえちゃんは見た目からしてメンズなのです」

「どういう意味だよ! ま、それでいいけど……」



 ※※※※※※※



「実っっ食!」

「何か昔あったなぁ、そういう番組」

「う~ん、おいしいのです♥」

「たぶん食べたことがない人は『白ご飯ってどうなの?』って思うだろうね」

「鶏そぼろがとってもジューシーなのです! しかもそのタレがご飯に染み込むのでケチャップがなくても全然イケるのです!」

「あと、所々でドレッシングが混ざっちゃうんだけど……これもいいよね!?」

「ドレッシング無しはNG……納得なのです!」

「白ご飯にタレの類が染み込むのが嫌い……って人にはオススメしないけど」

「ちなみにオムライスもメニューにあるのです」

「言い忘れたけど……男がレディース注文しても問題ないみたいだよ」

「えっ、おねえちゃんがレディース食べてもいいのですか?」

「貴音ちゃん……あとで説教な」



 ※※※※※※※



「ごちそうさまなのです」

「食った食ったー! メンズも結構ボリュームあったな」

「でもメガはこれの2倍らしいのです」

「実物見てみたかったけど、そんなの食うヤツいるのか……げっ!」

「どうしたのです?」

「たっ、貴音ちゃん! 隣の席にいるオッサン……」

「……メガ盛り食べてるのですぅううううっ!」


「こうしてみるとやっぱデカいな……ま、頑張れば食べられそうな量だが」

「貴音は絶対ムリなのです……ってあれ? あの人見覚えあるのです」

「うん私も思い出した! アイツ……」

「……作者なのです!」


「もうすぐ還暦だぞ、何やってんだよ!?」

「自分の健康状態を考えた方がいいのです」



 ※※※※※※※



「美味しかったー!」

「貴音も満足なのです♪」

「さて会計を……んっ?」

「どうしたのです?」

「いや、レジ横に『mono』の単行本が置かれてるんだけどさ……そこに書いてある店員さんのメッセージが……」

「そっ、そうだったのですか!? これはある意味衝撃的な事実なのです」

「そういえば、あfろ先生って性別から何から全て非公表なので()()()()()()ができるってことだよね!?」

「この作品の作者も似たようなことをしてるのです」


「そういえばこのお店、アニメ『mono』のエンディング曲のMVでも登場しているよね! しっかりメガ盛りロッキーライス出てたし……」

「店内にはエンディング曲を歌っているhalcaさんのサインもあるのです!」

「……halcaさんはメガ盛りロッキーライス完食したのかなぁ?」


「あっ、余談なのですが……このお店の道を挟んだ向こう側にコンビニがあるのです。そのコンビニ、アニメにもなった『スーパーカブ』コミカライズ版の単行本第6巻142ページに登場しているのです! つまり、この場所では2ヶ所の聖地巡礼ができるのです!」

「おい、それって6巡目でネタにしてるぞ」

「ふにゃっ! このエピソードは本編から引越してきたのです! だから時系列が変わってしまったのです!」

「後で6巡目も加筆修正しないとね……」


(値段&メニューは2025年9月の情報です)

貴音なのです。メガ盛りとかマジでムリなのです……でも続くのです。

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