山崎の告白
ややエロが少しあります。
「うぇっ…うっ…ヒック…うぅ…ヒック…」
帰り道、一緒に帰っていた神崎さんが泣いていた。
「ゴメンゴメン。恥ずかしかったよね。」
「うぅっ…違うっ!ヒック…嬉しくて泣いてんの!…」
「えー!そう?まあ良かった。怒ってなくて。」
「ばかぁ…」
「うん、馬鹿だなあ俺。」
こう言う時どうすりゃ良いんだ…
何言って良いか分からん…
「ウチら…付き合ってるって思って良いんだよね?」
「そうだよねー。神崎さんが断らないなら?」
「ウチが先に告ってんだよぉー!ばかぁ!」
「そうだったね。」
また怒られた。難しいな。
「うち来る?」
「うん…」
とりあえず家に誘った。
あの騒ぎがあったんで、両親はそのまま家を空けてくれた。
久々に夕方からテーマパークに行ってホテルで外泊するらしい。
まあ、色々気遣われてる…
「避妊はしろよ」
と親父に耳打ちされた。
まあ、そう言う両親だ。うちは。
とりあえず俺の部屋へ入れた。
「あのね、実は彼女部屋に入れたの最初に付き合った彼女の中3の時以来なの。」
「?」
「まあ、ちょっとしたトラウマ的なモノがあってさ。」
「何?」
「まあ、お互い初めてでさ。良くやり方とか分かんなくてさ。」
「うん。」
「勢いで押し倒しちゃったんだけどね。」
「うん。」
「まあ、酷いもんでさ。最初入れる場所も分かんなくてさ、危うく後ろの穴に入れかけたりさ」
「あはは。山崎のそんなとこ想像つかない」
「まあ、初めてなんてそんなもんよ。まあ、彼女に違う違うって怒られたりさ。」
「あはは」
「前戯もマトモにしてないから痛い痛いって泣き叫ばれたりさ」
「確かに初めてでそれは怖いかも…」
「でも、俺も止まんなくてさ。結局中に入れてすぐ俺が終わっちゃってさ。」
「へー!」
「その後すぐ振られた。あはは」
「まあ、お互いやり方も分からなくて初めてだと仕方ないかもね…」
「まあ、それ以来、俺の部屋でヤるのと初めての子とやるのがトラウマって訳。カッコ悪いでしょ?」
「ううん。やっぱカッコいい。」
「えー!?どこが?」
「そう言うことちゃんと言える事。正直黙ってれば分かんないのに。」
「やっぱ馬鹿なんだなあ、俺は」
「ううん。私ならやっぱ言えないかも。そーゆー事。」
「成る程ねー。」
「だからね、やっぱり初めては山崎がいいって改めて思ったよ?」
「そっか。多分その頃よりは上達してるとは思うけど…」
「うん。」
「でもそれ以来初めての子とはやって無いから…正直優しく出来るか分かんないけど。」
「いいよ。」
「メガネ取った方が良い?」
「ううん。そのままの山崎が良い。」
「そっか。ならエロい所良く見えて良いや。」
「ばあか…」
そう言って神崎さんはキスして来た。
「やっぱ…バックって…興奮する…これ良いトコ当たるででしょ?」
「んっ…んぁっ…」
「凄い吸い付いてくる…また締まって来た…」
「やだあ…言わないで…」
「ハジメテなのに…何回目?…またイく?」
「あっ…また…イく…」
「アオバって…エロいね…」
「ばか…」
「俺もそろそろヤバいから…」
そう言って正面に向けた。
「最後は…顔見て…イきたい…」
「あっ…恥ずい…」
「顔見せて…」
そう言って顔を隠してる手を退けて指を絡めて握った。
「山崎って…しつこいし…やっぱヤラシイね…」
終わったあと何か怒られた。
「今知った?」
「知ってたけどね!」
やっぱり怒られた。