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始まり

「※※※※」

お※※※!」

「おーーーい起きろ!!」

誰かに呼び起こされているようだ


「なんだよ〜寝かせてくれよー

まだ寝ていたいんだー」


「起きなさい!」


ため息をつき、俺を呼び起こす者へと視線を向ける


「朝何時だと思ってんだよ〜

この時間は『普通』の人間であれば寝ている時間だぞ」


「何が「普通」よ!!

それに朝ではなく『昼』よ!!

『普通』の人間は起きてる時間なの!!」


このうるさいのは妹のシャルルだ

とにかくよく喋る

まぁそこが長所というやつなのだろうか


これ以上、ベットに背中を下ろしていても

シャルルの機嫌が悪くなるだけだ

俺はベットから身体を下ろし

近くに脱ぎ捨てておいたYシャツを手にとり

片腕を袖に通す


「お兄ちゃんさ、いつもお昼まで寝てるけど、夜ちゃんと寝れてるの?!夜に寝付けないから、お昼まで寝てるんじゃないの?」


「さぁ、どうだろうね。自分でも知らないうちに誰かを襲ってしまっているかもしれないね」


「えぇ?!それ夢遊病じゃん!

それ大丈夫なの?」


「冗談だよ。それはさておき

今夜もシャルルは仕事なのか?」


「う、うん」


仕事のことについて話題があがるとシャルルはいつも表情が暗くなる

あまり触れられたい話題では無いのだろう

兄弟とはいえ、俺も触れられたく無い話題はあるため、これ以上は追求しないことにする


「って、、、学校行かなくていいのか?」


「うん。私、特待生だから登校は好きな時間でいいのよ」

「それよりお兄ちゃんこそ学校行きなよ」


俺はシャルルとは違い、特待生ではないため学校へと行かなければならない


「学校に行かないとマキシマムぶち込むわよ!」

鬼の形相でこちらを睨んでくる


「、、、、丁度学校へ行きたいと思っていたところだったんだ!

そろそろ昼飯の時間だな

あー昼飯楽しみだなー

よし学校へ行こう」


「ったく、それにしても夜眠れてないみたいだし心配だわ。」


制服へと袖を通し、学校へと向かう

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