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第6話「悪霊ゼノン、圧倒的な強さ。」

第6話「悪霊ゼノン、圧倒的な強さ。」

以前よりも、強くなっている、悪霊ゼノンの圧倒的な強さの前に、悪霊刹那を倒したケインは、全く歯が立たなくて、もう、このまま、悪霊ゼノンにやられるんだと、ケインは追い込まれていた。「ハア、ハア、ハア。」「おい、ケイン、さっきよりも、苦しそうだな、立っているのが精一杯みたいだな、ち、どうやら、俺は、強くなり過ぎたみたいだな、ここまで、力の差が広がるなんてな、つまらないな、貴様との戦いも、そろそろ飽きて来たな、そろそろ、貴様を殺すかな。」

そして、ケインと悪霊ゼノンとの戦いが始まる、数分後、リーノに、村に戻って来るなって、言われたセシリアーノ達は、村の近くまでやって来て、村が、赤い炎で、燃やされ、そして、村の皆んなが、悲惨な殺され方をされた、死骸を見てしまったセシリアーノ達は、とても信じられない表情をしながら、暫く呆然と立っていた。「おい、おい、嘘だろ、酷い、酷過ぎる、母さん、やっぱり、間に合わなかったか。」「ねぇ、リィナちゃん、私、私、怖いよ。」余りの怖さに、耐え切れなかったセリスは、泣きながらリィナに抱き付いて来て、リィナは、セリスの怖さを和らげるかの様に、優しく右手でセリスの頭を触っていた。「大丈夫よ、セリス、私が、いるから、大丈夫よ、ん?セシリアーノ。」リィナは、ふとセシリアーノの顔を見て見ると、普段、余り、怒らないセシリアーノだったが、怒りの表情をしながら、ずっとレイル村を見ていた。「悪霊達め、絶対に、絶対に、許さないぞ、村を滅茶苦茶して、村の皆んなを、殺しやがって。」「おい、セシリアーノ、少し落ち着けよ。」「何が、少し落ち着けよだよ、リィナ、村が滅茶苦茶にされて、村の皆んなも、殺されたんだよ、落ち着いていられるかよ、リィナ、お前は、平気なのかよ。」「平気な訳ないだろ、セシリアーノ、私だって、悔しいよ、ん?。」と、その時、レイル村から、物凄い音が聞こえて来ると「な、何だ、今の物凄い音は、まさか、父さん達、沢山の悪霊達と戦っているのか、よし、リィナ、セリス、行ってみよう。」セシリアーノ達は、物凄い音が聞こえて来た所まで、急いで走って行くと、セシリアーノ達の目の前で、ケインが悪霊ゼノンに一方的に攻撃を喰らっていて、全く反撃が出来ないケインがいた。「おい、おい、嘘だろ、あの父さんが、あの父さんが、一方的にやられているんだ、父さんと、戦っているのは、一体何者なんだ、母さんとリーノさん、何で、何で、父さんを助けないんだ、ん?おい、リィナ、大丈夫か。」セシリアーノは、ふとリィナの顔を見て見ると、顔中汗が吹き出し、体中震えていて、そして、セシリアーノも、リィナと同じ様に、顔中汗が吹き出し、体中震えていた。「ハア、ハア、ハア、ケ、ケインさんと、た、戦っている彼奴、とても恐ろしい力を感じるよ。」「ハア、ハア、ハア、お、俺もだよ、リィナ、あ、彼奴、とても危険だ、と、父さん、彼奴にやられるかな。」「何を言っているんだよ、お前、あの悪霊刹那を倒した、ケインさんが、やられないよ、ケインさん、絶対、彼奴を倒すよ。」ケインは、息を切らしながら、悪霊ゼノンを見ていて、再び白い剣を握り締めて、攻撃を仕掛けようとしていた。「攻撃術式、鳳凰の舞。」ケインが右手に握り締めていた白い剣が、赤い炎に包まれると、悪霊ゼノンに向かって、体中を回転させながら、悪霊ゼノンに斬り掛かっていたが、しかし、悪霊ゼノンは、全ての剣撃を、右手で受け止めていて、悪霊ゼノンの右手が黒い黒煙の炎に包まれて、ケインを殴り始め、ケインは、白い剣で、悪霊ゼノンの攻撃を受け止めていたが、次第に押され始めて、ケインは、悪霊ゼノンに一方的に殴られていて、またも、全く抵抗が出来なかった。「おい、おい、どうした、どうした、ケイン、早く反撃して来いよ。」「ゼ、ゼノン、ち、調子に乗るなよ。」一方的に殴られていた悪霊ゼノンの両手を、ケインは、白い剣で振り払い、悪霊ゼノンは、ケインの攻撃を交わし、思いっ切り、右足で、ケインのお腹の辺りを蹴って、物凄い勢いで、ケインは、下まで落ちて行った。「おい、ケイン、どうした、もう終わりじゃないだろうな。」悪霊ゼノンは、勝ち誇った表情をしながら、ケインが横たわっていた所まで、降りて来た。「どうやら、俺は、強くなり過ぎたみたいだな、つまらない、あ、そうだ、貴様を殺す前に、1つ良い事を教えてやる、何故、俺は、こんなに強くなったのか、あるお方が、俺を再び復活させて、俺を強くしてくれたのだ。」「あるお方だって。」「悪霊刹那様の生みの親である、魔界の神、ベリエル様だ。」「魔界の神、ベリエルだって、まさか、そんな奴が、存在するのか。」「ああ、いるんだよ、ケイン、今から12年前、悪霊刹那様と、我々、悪霊刹那暗殺部隊組織、悪霊刹那7人衆は、貴様達、悪霊魔術師達に、やられてしまったが、しかし、ベリエル様の巨大な魔力の力で、悪霊刹那様と、我々悪霊刹那7人衆は、再び復活したんだよ。」今の悪霊ゼノンの話を聞いてしまったケインは、流石にショックを受けたのか、とても信じられない表情をしながら、暫く呆然と立っていた。

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