第4話「悪霊達に襲われたレイル村。」
第4話「悪霊達に襲われた、レイル村。」
セシリアーノが、初めて悪霊達と遭遇してから、数日経っていた、悪霊達に襲われていた、セシリアーノのクラスメイト達は、ケインに、何故、あの大きな森の中にいたんだと、少し怒りながら、尋ねると、セシリアーノのクラスメイト達は、去年の秋から、レイル村学校の近くにある、大きな森の中に、度々、悪霊達を、見掛けると、話していて、その話を、レイル村の地域に住んでいる人達から、偶然、セシリアーノのクラスメイト達が聞いてしまい、悪霊達の姿を見てみたい、好奇心があって、あの日の夜、あの大きな森の中に、行ってしまったんだと、セシリアーノのクラスメイト達は、話していた。
そして、学校の昼休憩中、セシリアーノと、セシリアーノと、リィナと、クラスメイト達は、学校から少し離れた、丘の上にある、沢山の木の日陰の下に座りながら、弁当を食べながら、悪霊達に襲われてしまった事を、話していた。「セシリアーノ、俺達を、助けてくれて、ありがとう。」「本当に、あの大きな森の中に、悪霊達がいたなんて。」「ったく、アンタ達、怖い思いをすると、分かっていたのに、わざわざ、夜に、あの大きな森の中に、行ったんだよ、もし、セシリアーノと、ケインさんが、来なかったら、アンタ達、悪霊達に、殺されていたかもしれなんだよ。」「なぁ、リィナ、そんなに怒るなよ、皆んな、反省しているだろ、俺の父さんにも、とっても怒られていたんだ、だから、お前、余り、皆んなに、怒るなよ。」「ったく、分かったよ、セシリアーノ、皆んな、ごめん。」「リィナ、いいよ、別に謝らないで、俺達が悪いんだから、俺、もう、大きな森に行かないよ。」
セシリアーノ達は、弁当を食べ終わると、皆んな、教室に戻って行って、午後の授業は始まり、午後の授業、あっという間に終わると、放課後、セシリアーノと、リィナと、セリスは、一緒に家の帰り道を、歩きながら、話していた。「ねぇ、セシリアーノ、セリス、明日、学校、休みだから、村の近くにある、山に登って行って、皆んなで、弁当を食べようよ。」「学校、休みなのに、何で、山に、行くんだよ。」「良いじゃん、お兄ちゃん、お兄ちゃんも、一緒に行こうよ、お兄ちゃん、明日、暇でしょ、宿題、無いんだから、ねぇ、お兄ちゃん、一緒に行こうよ。」「ああ、分かったよ、セリス、俺も、一緒に行くよ。」「本当、よし、じゃ、私、明日、早起きして、弁当、作るね。」「セリス、ありがとう、セリスが作るご飯、とても美味しいから、私、とても楽しみだよ。」
そして、翌日の朝、今日は、とても、良い天気日和で、空を見上げてみると、雲1つも無くて、晴天の空が広がっていて、太陽の日差しが、照り付ける中、セシリアーノと、リィナと、セリスは、レイル村の近くにある、山まで、ゆっくりと歩いていると、山が見えて来て、セシリアーノと、リィナと、セリスは、大きな森の中に、足を踏み入れて、どんどん、山の頂上まで、歩いて行った。セシリアーノは、全ての荷物を持って、汗が吹き出しながら、息を切らしながら、歩いていた。「ハア、ハア、ハア、リ、リィナ、セ、セリス、ちょっと、待てよ、な、何で、お、俺が、全部、荷物を、持つんだよ。」「ったく、お前、男の子だろ。」「お前、俺より、力持ちなんだから、お前が、荷物、持てばいいだろ。」「うるさいな、お前、私は、こう見ても、か弱い女の子なのよ。」「こう見ても、か弱い女の子なのよじゃないよ、ったく、力持ちのくせに、よく言うよな。」「うるさいな、ん?。」「どうしたんだ、リィナ、俺の後ろ、見て。」セシリアーノは、後ろを振り返ってみると「よ、セシリアーノ、元気。」女の人が、突然、セシリアーノに抱き付いて来て、リィナの母親のリーノだった。
リーノ・ノイン、年齢32歳、血液型A型、趣味、読書、好きな食べ物、魚、嫌いな食べ物、特に無い、1月20日生まれの水瓶座、身長160cm、外見は、余り太っていなくて、普段、悪霊魔術師の修行をしている為、とても良い体格をしていて、髪の色は黒髪で、長い髪を、小さな青い帯で縛っていて、目の色は、黒色と、水色と、2つの色が混ざった、とても綺麗な目をしていて、青い眼鏡を掛けていて、とても元気な表情をしている、そして、性格は、リィナの様に、見た目は、とても綺麗だが、少し男っぽい1面が見られ、気が強い 1面も見られる、そして、とても優しい、リーノは、ケインと、セリスと、昔からの幼馴染みで、リーノは、ケインと、セシルと一緒に、悪霊魔術師訓練学校に通っていた、そして、優秀な悪霊魔術師を育てる為、日々、訓練生を、指導している。そして、リィナの父さんは、悪霊魔術師で、12年前の、悪霊刹那との戦いで、命を落としている。
「リ、リーノさん、そ、そんなに、抱き締めないでよ、恥ずかしいよ。」リーノは、男の子の子供が欲しかったみたいで、セシリアーノを、まるで、自分の子供の様に、とても可愛がっていて、セシリアーノを見掛ける度に、抱き付いて来る。「か、母さん、何しに来たの。」「今日、セシリアーノに会いたくて、家に行ってみたら、セシルが、セシリアーノと、リィナと、セリスは、村の近くの山まで、出掛けたって、言っていたから、アンタ達の、後を追って来たのよ。」「ったく、母さん、そんなに、セシリアーノに会いたいの、何時でも、会えるでしょ、ねぇ、母さん、そろそろ、セシリアーノを、離したら、苦しがっているよ。」「あ、ごめん、セシリアーノ。」「ハア、ハア、ハア、リ、リーノさん、お、俺を、見掛けて、抱き付くを、止めてよ。」セシリアーノと、リーノが、言い合いをしている、姿を見ていた、セリスが笑っていた。「セ、セリス、笑うなよ。」「ごめん、お兄ちゃん。」
そして、セシリアーノ達が、話をしながら、山の森の中を、暫く、歩いて行くと、山の頂上が見えて来て、山の頂上に着いて、辺りを見渡してみると、レイル村の地域と、とても綺麗な海が、見渡す事が出来る、とても綺麗な、光景が広がっていて、海風がとても心地良かった。「うわー、相変わらず、とても綺麗な光景だな。」「ねぇ、セシリアーノ、一緒に来て、良かったでしょ。」「ねぇ、皆んな、昼ご飯、食べよう。」「セリス、まさか、セリスが、弁当を作って来たの、セリスが作ったご飯、とても美味しいからね、とても楽しみだよ。」「リーノさん、リィナちゃんと、同じ事を言っているよ。」セシリアーノ達は、足元の草むらに、青いシートを敷くと、皆んな、青いシートの上に座り、セシリアーノの足元に置いていた、黒いリュックサックと、青いリュックサックから、白い弁当箱、青い水筒、白い小さな籠を、セシリアーノが、次々と取り出して、白い弁当箱を、皆んなに渡して、セシリアーノ達は、昼ご飯を食べ始めて、皆んなの弁当箱の中身を見てみると、とても美味しそうな卵焼きと、唐揚げ、ウインナー、野菜が、沢山入っていて、白い小さな籠の中には、とても美味しそうな、サンドイッチが、沢山入っていた。「うわー、この卵焼き、とても美味しいよ。」「このサンドイッチと、野菜、とても美味しいよ。」リーノと、リィナは、食べ物を、口の中に入れた瞬間、余りの美味しさに、とても驚いた表情をしていた。「ねぇ、セリス、また、料理の腕、上がったでしょ、これ、全部、セリスが作ったの、とても美味しいよ、セリス。」「ありがとう、リーノさん、皆んな、とても美味しそうに食べているから、良かった。」「ねぇ、セリスちゃん、こんなにご飯が美味しんだったら、大人になったら、自分のお店持てるんじゃないの。」「リィナちゃん、私、お兄ちゃんに、話したけど、私、もっと料理の腕を上げて、大人になったら、自分のお店を持とうかなって、思っているんだ。」「へぇ、そうなんだ、セリス、こんなにご飯が美味しいから、絶対、自分のお店、持てると思うよ、私、応援するからね。」「ありがとう、リィナちゃん。」
そして、セシリアーノ達は、昼ご飯を食べ終わり、暫く座りながら、座っていると、セシリアーノは、ふとレイル村の地域の辺りを見てみると、沢山の煙が立ち昇っているのが見えた。「ん?どうしたんだ、セシリアーノ、そんな、驚いた顔なんかしちゃって。」「なぁ、リィナ、レイル村の辺り、黒い煙が見えるけど、まさか、レイル村、燃えていないか。」「まさか、レイル村が燃えているんだって。」リィナも、リーノも、セリスも、皆んな、レイル村の辺りを見た瞬間、とても驚いた表情をしながら、一斉に立ち上がり、レイル村の辺りの空を見てみると、沢山の悪霊達が、飛び回っていた。「な、何て、数が多い悪霊達なんだ、くそ、全く気付かなかったな。」「ね、ねぇ、母さん、どうするの。」「皆んな、私が戻って来るまで、此処で待っててくれ。」「リーノさん、俺、村の皆んなが、心配だ、だから、俺も、リーノさんと一緒に村に行くよ。」「駄目だ、セシリアーノ。」リーノは、普段は、セシリアーノ達と、楽しそうに接していて、余り怒っている所を見た事ないが、とても怖い表情をしながら、セシリアーノに話し掛けていて、リーノの今まで見た事のない、表情を見てしまったセシリアーノは、リーノに何も言い返せなかった、そして、リーノは、3人を残したまま、物凄い速さで、森の中に降りて行った。「なぁ、リィナ、セリス、俺、やっぱり、村に戻るよ。」「おい、お前、何を言っているんだよ、さっきの母さんの顔を見ただろ、あんな、とても怖い、母さんの顔、余り見た事ないよ、母さんが言う様に、母さんが戻って来るまで、私達は、此処で待っていた方が良いわよ、さつきのあの沢山の悪霊達の姿見ただろ、私も、村の皆んなが、心配だよ、でも、私達が、村に戻ったら、絶対に、悪霊達に殺されるよ、ったく、分かったよ、セシリアーノ、お前、1度、言い出したら、言う事聞かないからな、よし、私も、一緒に、村に戻るよ、セリスは、此処で、待っててよ。」「リィナちゃん、私も、一緒に、行くよ。」「何を言っているんだよ、セリス、駄目だよ、危ないよ。」「ねぇ、セシリアーノ、私が、セリスを、守るから、だから、セリスも、一緒に、連れて行こうよ。」「分かったよ、よ、よし、リィナ、俺達、もし、危なくなったら、逃げるぞ。」セシリアーノ達は、リーノに、村に戻ったら、駄目って言われたものの、とても危険と分かっていながらも、レイル村に、急いで戻って行った。
一方その頃、レイル村は、沢山の悪霊達に滅茶苦茶にされて、辺りは赤い炎に包まれ、村中、燃えていて、ケインは、村の皆んなを、助け出そうと、急いで向かって行ったが、村の皆んなは、沢山の悪霊達に殺され、無惨に、体中、切り裂かれていて、血が流れていて、死んで、その場に倒れ込んでいた。「そ、そんな、う、嘘だろ、村の皆んな、死んでいる、くそ、遅かったか。」ケインは、自分の目の前で、村の皆んなが、死んでいる光景を見ていて、村の皆んなを、何故、助けられなかったのか、自分を責め、その場に座り込んだまま、悔しさをぶつけるかの様に、何度も何度も、右手で地面を叩いていると、すると、空に沢山飛び回っていた悪霊達は「グオオオー。」と、不気味な声を出しながら、一斉に物凄い勢いで、ケインに襲い掛かって来ると、右手に握り締めた白い剣を、思いっ切り振り上げ「攻撃術式、火炎炎舞斬。」白い剣は、瞬く間に赤い炎に包まれ、何回も何回も、白い剣を振り回すと、「ぎゃあああー。」沢山の悪霊達は、次々と切り裂かれて、あっという間に、倒してしまった。そして、ケインの後ろから「ケ、ケイン。」女の人の声で聞こえて来て、ケインは後ろを振り返ってみると、セシルだった。「セシリか、セシリ、村の皆んなが、村の皆んなが、悪霊達に殺されてしまった、俺がもっと早く村の皆んなの所に向かっていたら、村の皆んなは、殺される事なんて無かったのに。」「ね、ねぇ、ケイン、余り自分を責めたら駄目よ、私も、沢山の悪霊達が、村に近付いているなんて、全然気付かなかったわ、でも、何で、こんな沢山の悪霊達が、村にやって来たんだろう、ん?。」ケインと、セシリが、話をしていると「ハア、ハア、ハア、ケ、ケイン、セ、セシル。」息を切らしながら、リーノがやって来て、リーノは、辺りを見渡して見ると、村は赤い炎に燃やされていて、村の皆んなは、沢山の悪霊達に殺されていて、自分の目を疑う、信じられない光景を見てしまったリーノは、暫く呆然としたまま立っていた。「う、嘘でしょ、村の皆んなが、村の皆んなが、死んでいる、く、くそ、間に合わなかったか。」「リーノか、俺が、此処にやって来たら、村の皆んなが、沢山の悪霊達に、殺されていたよ、済まない、リーノ。」「お、おい、ケイン、謝るなよ、私も、沢山の悪霊達が、村に近付いているなんて、全然、気付かなかったな。」「なぁ、リーノ、セシリアーノ達は、どうしたんだ。」「ああ、大丈夫だよ、山の中に隠れってって、言ったからね。」「そうか。」「ん?どうしたんだ、ケイン。」リーノは、ふとケインの顔を見て見ると、ケインの顔中から、大汗が吹き出して、とても驚いた表情をしていて「よ、久しぶりだな、ケイン、やっと探し出したぞ。」とても不気味な、男の人の声が聞こえて来て、漆黒のマントを羽織っていて、どんどんケイン達の所に歩いてやって来て、その男とは一体何者なのだろうか。