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聞くは一度のはじきかぬはいっしょうの恥というがそれは時と場合にもよる

クラスメイトに足枷が何かと聞かれたらどうしようと考えながら廊下を歩いていると教室の少し手前で幼馴染の智子が待っていた。

智子:でどうだったの?

明:あ~まぁうんなんていうかとっても言いずらいやつだよ

智子:何それ気になるじゃん

明:うん、まぁていうかなんで授業中に教室の外に出てるんだよ!

智子:あぁ~なんていうのじゃんけんで負けちゃって

明:罰ゲームかよ

智子:冗談冗談だよ明のが気になってトイレって言って抜け出してきたの

 にこっと笑顔を浮かべてこちらを覗いてくる。

智子:それでなんだったの?

明:おいもうそろそろ教室に戻らないと大きい方だと思われるぞ?

智子:うっさいわ! 余計なお世話! いまならセクハラで訴えられるよ!

 智子は怒りながら教室に入り僕は聞かれるのが嫌で智子を見送った後保健室へと向かった。


明:すいません体調悪いんで休ませてもらいたいんです……けど、あれ誰もいない?

美久地:残念ここには美久地がいるわ

明:って美久地さんなんでここに?

美久地:あら私の事を知っているのね?

明:当たり前ですよ

 この美久地涼香(みくちすずか)は何をかくそう学年いや学校一謎の多い美少女として男子から人気を博している。

 美久地さんは保健室でティーカップにクッキーを持ちながら紅茶を飲んでいた。

明:なんで保健室で紅茶を飲んでいるんですか?

美久地:あなたの童貞と同じよ

明:どうしてそのことを!

美久地:残念ねあなたのち○ちん大きいのに

明:余計なお世話って……なんで知ってるんですか

美久地:それは知ってるわよだってねぇ……

不敵な笑みを浮かべながらそう答える

明:あの……どうやってルールのことを伝えればいいでしょうか?

本当は聞きたくないが校長はあんなのだし政府の人は力を貸してくれる訳が無い、そしてこの事を知っているのは美久地さんだけ止むを得ないと割り切り尋ねた。

美久地:私が答える意味はある?

明:ご最もなご意見で

美久地さんは仕方ないなと体で表現をしてこうアドバイスをくれた。

美久地:そうねならもう少しぼかして言って見るのはどう?

明:ぼかして言うか?

美久地:例えば棒を刺すことが出来なくなったとか?

美久地さんはイタズラをしている子供のように笑いかけてきた。

明:それってぼかしきれてなくないですか?

美久地:えぇそうね逆にはっきり言わないことでそんなことも言えないチェリーボーイかと思われるわね

明:状況もっと悪化してるじゃないですか!

美久地:まぁ私ができるアドバイスはここまでかしら?

明:ある意味言ってはいけない返答がよく分かりましたそして美久地さんにはもう相談しません。

美久地さんはムクっと立ち上がり廊下へ出ようとした。

明:何処に行くんですか?

美久地:お昼ご飯よ

明:さっきクッキー食べてたじゃないですか

美久地さんは本当に保健室を後にした。

そうしてしばらくして昼食のチャイムが鳴り響いた。

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