第1話 迷い込んだ物
初めまして、ケッポローといいます。初めて東方Projectの二次創作を書かせていただきました。気軽に読んでもらって、アドバイスや感想を書いてくださるとありがたいです。
それでは...どうぞ!
「うぅぅ...んぅぅ?」
僕は、目を覚ます。
周りを見渡すと、見たことがない部屋だった。少し戸惑った。
(ここは...和室...)
身体を、起き上がらせようとした...が、
「いっでーー!!」
身体中がとても痛いのだ。感覚的に骨折しているようだ。
(あれ?でもなんで?)
何故こんなところにいるのだろう?考えていると、あることを思い出した。
今日がいつか分からないが道を歩いていたときのこと、トラックが住宅街にスピードを出して突っ込もうとしていた。
近くには、小さな小学生。確実に巻き込まれるだろう。
「危ないっ!!」
と、叫びながら小学生を突き飛ばした。
その小学生は、膝を擦りむいていた擦だけだった。
(大丈夫そう...だな)
と、次の瞬間だった。
トラックは住宅街に衝突し、爆発した...
そして、今に戻る。
爆風に巻き込まれたあと、壁に激突して気絶したのだろう。
(油断したなぁ)
考えていると、
「やっと起きたのね。」
と、女性はため息をしながら話しかける。
「えっと、あなたが僕を助けてくれたんですか?」
「確かに治療したのは私だが、ここまで運んできたのは彼女よ。」
と、女性が指した方向には、大きな赤いリボンをした黒髪の少女が椅子で寝ていた。
すると、「あら、おはよう。目が覚めたようね。」
と、少女が起きてそう言った。
「あなたがここまで運んできてくれたんですよね?ありがとうございました。えっと、どのくらい寝てましたか?」
と、お礼を言ったあとに聞いてみる。
「私が見つけてからだと、2日ってところかな。まぁ、見積もっても3日でしょうね。」
(3日...)
「あなたの状態は、自分でも分かってると思うけど骨折ね。もう3日すれば治ると思うわ。」
(あれ?骨折ってそんなに早く治る怪我だっけ?)
「あのぉ、骨折ってそんなに早く治る怪我でしたっけ?」
と、疑問をもち聞くと二人は僕を睨み付けていた。まずいことを聞いてしまったのかなと思った、次の瞬間少女は、
「やっぱりか、まぁいいわ。とりあえずあと3日は安静にしてなさい。治ったら詳しく話すから。」
そう言って少女はどこかへ行ってしまった。
ここは、どこだろう。なんでこんなところにいるんだろう。
と考えているとなんだか眠くなってきて、視界が黒くなった...
読んでいただきありがとうございました。まだ、主人公の名前も出ていません。ごめんなさい。まだ書き慣れていなくて...あと、もう一人のほうは、第3話まで待っていただくとありがたいです。不定期ですが、よろしくお願いします。