第十話 初めてのジョブとスキル習得
種植えを終えた皆を集めてジョブ選択で分かった事を説明して、一人一人誰がどのジョブに適しているか適正を見ることにした
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加藤 晴夫 ジョブポイント150P
ジョブ一覧 消費P全て100P
剣士…前衛職。両手剣、鎧など重装備が可能になる攻撃的なジョブ
戦士…前衛職。片手剣、片手盾、鎧など重装備が可能になる攻防のバランスのとれたジョブ
軽戦士…前衛職。片手剣やレイピアを装備が可能になる機動力を生かしたジョブ
盾戦士…前衛職。大盾、短槍、鎧など重装備が可能になる守備的なジョブ
商人…後衛職。軽装備のみ装備が可能になる
主にサポート役となるジョブ
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加藤 美由紀 ジョブポイント150P
ジョブ一覧 消費P全て100P
剣士…前衛職。両手剣、鎧など重装備が可能になる攻撃的なジョブ
戦士…前衛職。片手剣、片手盾、鎧など重装備が可能になる攻防のバランスのとれたジョブ
軽戦士…前衛職。片手剣やレイピアを装備が可能になる機動力を生かしたジョブ
料理人…前衛or後衛職。包丁を装備可能になるジョブ
商人…後衛職。軽装備のみ装備が可能になる
主にサポート役となるジョブ
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加藤 美優 ジョブポイント150P
ジョブ一覧 消費P全て100P
剣士…前衛職。両手剣、鎧など重装備が可能になる攻撃的なジョブ
戦士…前衛職。片手剣、片手盾、鎧など重装備が可能になる攻防のバランスのとれたジョブ
軽戦士…前衛職。片手剣やレイピアを装備が可能になる機動力を生かしたジョブ
テイマー…中衛職。短剣などの軽装備が可能になる
テイムしたモンスターで攻撃を仕掛けるジョブ
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加藤 光 ジョブポイント150P
ジョブ一覧 消費P全て100P
剣士…前衛職。両手剣、鎧など重装備が可能になる攻撃的なジョブ
戦士…前衛職。片手剣、片手盾、鎧など重装備が可能になる攻防のバランスのとれたジョブ
軽戦士…前衛職。片手剣やレイピアを装備が可能になる機動力を生かしたジョブ
盗賊…前衛、中衛職。短剣、ナイフなど軽装備が可能になる機動力を生かしたり、トラップを仕掛けたり解除したりと攻守にわたって活躍出来る遊撃に適したジョブ
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早見 理沙 ジョブポイント150P
ジョブ一覧 消費P全て100P
剣士…前衛職。両手剣、鎧など重装備が可能になる攻撃的なジョブ
戦士…前衛職。片手剣、片手盾、鎧など重装備が可能になる攻防のバランスのとれたジョブ
軽戦士…前衛職。片手剣やレイピアを装備が可能になる機動力を生かしたジョブ
料理人…前衛or後衛職。包丁を装備可能になるジョブ
✕✕✕…※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
(今のレベルではこのジョブに就けません)
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早見 詩音 ジョブポイント150P
ジョブ一覧 消費P全て100P
剣士…前衛職。両手剣、鎧など重装備が可能になる攻撃的なジョブ
戦士…前衛職。片手剣、片手盾、鎧など重装備が可能になる攻防のバランスのとれたジョブ
軽戦士…前衛職。片手剣やレイピアを装備が可能になる機動力を生かしたジョブ
料理人…前衛or後衛職。包丁を装備可能になるジョブ
魔法使い…後衛職。杖やローブの装備が可能になるジョブ
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早見 玲奈 ジョブポイント150P
ジョブ一覧 消費P全て100P
剣士…前衛職。両手剣、鎧など重装備が可能になる攻撃的なジョブ
戦士…前衛職。片手剣、片手盾、鎧など重装備が可能になる攻防のバランスのとれたジョブ
軽戦士…前衛職。片手剣やレイピアを装備が可能になる機動力を生かしたジョブ
料理人…前衛or後衛職。包丁を装備可能になるジョブ
治癒術師…後衛職。杖やローブの装備が可能になるジョブ
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「なるほど、分かった」
俺は皆のジョブ適正を見てすぐに決断をした
剣士、戦士、軽戦士は全共通の最初に選べる基本ジョブみたいなものなのだろう
「康介くん、何か分かったの?」
早見おばさんから早速質問がとんできたな
「はい、先ず父さんは盾戦士、母さんは商人、俺は策術士、美優はテイマー、光は盗賊か剣士、おばさんは料理人、詩音ちゃんは魔法使い、玲奈ちゃんは治癒術師で決まりですね」
「ん?兄ちゃん、何で俺だけ選択肢二つあるんだ?」
「俺の希望としては光は盗賊にして欲しいけど、剣士の物理攻撃力も捨て難いんだよな…」
光に関しては本当は盗賊一択なんだけどな…
「ん…でも盗賊だと勇者になれないじゃん!」
やっぱりそれは言ってくるよなー
「お前がそうゆうと思ったから仕方なく剣士も選択肢に入れたって意味合いもあるんだよ。他のダンジョンで罠とかあった時、解除出来る技能があるとしたら盗賊だけだろうしな」
「うっ……俺の考えはお見通しかよ…!
流石は兄ちゃんだな…」
「俺たちはもう確定したから先にジョブ決めてくる。光も早くしろよなー」
「え、ちょ、ま、待ってよ!決めるよ!分かったよ!盗賊に決めるから!!」
「分かった。なら光からやって良いぞー」
「あ、あぁ…」
光はこうして急かしてやるといつもこうだから本当に操りやすい。笑
ダンジョンコアを起動させ、キーボードを操作する光の後ろでは康介がニヤリと笑みを浮かべ、更にその後ろでは、その様子を見ていた他の皆があのワガママ放題で暴れん坊の光を手のひらの上で良いように転がす康介にある意味の恐怖を抱いていた
そうして次々に皆がジョブを決めていき、最後に康介が策術士になったらジョブを設定し終え、次はスキル習得となった
一時間強ほど画面を見ながら話し合い、それぞれのジョブに合ったスキルや魔法をダンジョンポイント(DP)を消費して習得した
このスキルが意外と曲者なんだよな…
各々のジョブに合ったスキルなら通常のPを消費するだけで獲得出来る
まあ、これは普通だ。そして通常Pの倍のポイントを消費すると適正ジョブじゃなくても獲得出来てしまうのだ
欲望を抑えないとすぐにポイントが枯渇して詰んでしまう…恐ろしい罠だ…俺も鑑定にアイテムボックスが欲しい……
はあ、これが今の俺たちのステータスだってばよー
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名前:加藤 康介(16)
レベル:16 ジョブ:策術士レベル1
能力:体力E-、筋力E、魔力E-、敏捷E-、魅力E-、運E、総合力E-
装備:洋服、スニーカー
スキル:策略【ランクG】誘導【ランクG】
指揮【ランクG】
魔法:罠魔法【ランクG】
称号:先駆者、裏ルート攻略者
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名前:加藤 晴夫(46)
レベル:15 ジョブ:盾戦士レベル1
能力:体力E-、筋力E、魔力E-、敏捷E-、魅力F+、運E-、総合力E-
装備:洋服、スニーカー
スキル:庇う【ランクG】ガード【ランクG】
シールドバッシュ【ランクG】
魔法:
称号:裏ルート攻略者
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名前:加藤 美由紀(43)
レベル:15 ジョブ:商人レベル1
能力:体力E-、筋力E-、魔力E-、敏捷F+、魅力E、運E-、総合力E-
装備:洋服、スニーカー
スキル:交渉【ランクG】鑑定【ランクG】
アイテムボックス【ランクG】
魔法:
称号:裏ルート攻略者
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名前:加藤 美優(14)
レベル:15 ジョブ:テイマーレベル1
能力:体力F+、筋力E-、魔力E、敏捷E-、魅力E-、運E-、総合力E-
装備:洋服、スニーカー
スキル:調教【ランクG】テイム【ランクG】
指揮【ランクG】
魔法:
称号:裏ルート攻略者
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名前:加藤 光(12)
レベル:15 ジョブ:盗賊レベル1
能力:体力E-、筋力E-、魔力F+、敏捷E、魅力E-、運E-、総合力E-
装備:洋服、スニーカー
スキル:罠解除【ランクG】罠発見【ランクG】
斥候【ランクG】
魔法:
称号:裏ルート攻略者
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名前:早見 理沙(43)
レベル:15 ジョブ:料理人レベル1
能力:体力E-、筋力E-、魔力E-、敏捷F+、魅力E、運E-、総合力E-
装備:洋服、スニーカー
スキル:解体【ランクG】配合【ランクG】
調理【ランクG】
魔法:火魔法【ランクG】
称号:裏ルート攻略者
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名前:早見 詩音(15)
レベル:15 ジョブ:魔法使いレベル1
能力:体力E-、筋力E-、魔力E、敏捷F+、魅力E-、運E-、総合力E-
装備:洋服、スニーカー
スキル:魔力増強【ランクG】集中【ランクG】
魔法:火【ランクG】水【ランクG】
称号:裏ルート攻略者
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名前:早見 玲奈(12)
レベル:15 ジョブ:治癒術師レベル1
能力:体力E-、筋力E-、魔力E、敏捷F+、魅力E-、運E-、総合力E-
装備:洋服、スニーカー
スキル:介護【ランクG】
魔法:治癒【ランクG】解毒【ランクG】
称号:裏ルート攻略者
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「あ、それぞれのジョブに応じてステータスが増減したりするんだね…」
美優が落ち込みながら言った
「だな…元のジョブ無しの方が若干強いところは気になるな…と。それじゃ美優、モンスターをダンジョンコア操作して出してみるからテイムしてみてくれないか」
「うん、分《お待ち下さい》…え?」
俺と美優の話し合いにコアが割り込んできた
「コア、何か問題でもあるのか?」
《いえ、問題はないのですが、どのモンスターを出すかはもう決めていますか?》
「いや、一覧を見て決める予定だけど?」
《それなら人に馴染みのある犬型から、ウインドウルフを推奨いたします。人より耳も鼻も利くので外敵の発見にも斥候役としても役立ちます》
「なるほどな…美優はそれで良いか?」
「うん、良いよ!」
動物好きの美優が喜んでるよ
返事を聞いた康介はコアを起動しキーボードを操作して250Pを消費してウインドウルフを選択しモンスター生成を行った
すると、部屋の真ん中に描かれた魔法陣からオークの死体を包み込む様に光が発せられ、薄い緑色の狼がオークの上に乗っかった状態で現れる。笑
<わんっ!>元気良く声を上げた体長50センチほどの黄緑色のフサフサな毛の可愛らしいウインドウルフさんは自身の下にあったオークの死体が目に入ると思い切り噛みつき、嬉しそうに食事を始めた
いきなりステーキならぬ、いきなりオークですかね分かりたくもありません
餌だと勘違いでもしてしまったのだろう…
いずれにしても片付けを怠った俺たちの責任だな
苦笑いを浮かべる皆とウインドウルフの食事を見学しているとオークの胸の辺りから黒光りする石がコロコロと転がってう出てきて母さんが拾ってたのを見ていると不意にコアから話しかけられた
《それは魔導石と呼ばれる魔力を含んだ特殊な石で、モンスターの心臓部となります。錬金術師などにより素材と合わせて加工する事で魔道具と呼ばれる特殊なアイテムを生み出す事が出来る様になります
それと、余談ではありますがオークの肉は上質な食肉として人も食べる事が出来ます。》
「マジか…あ、もしかして魔導石ってネズミとかゴブリンにもあったのか?」
《はい。モンスターは魔導石がないと生きられませんので。
魔導石だけを抜き取るだけでモンスターは簡単に殺せます》
「そうだったのね…康介君は気付いてた?」
「…もしかしたらとは。でも、あんな気持ち悪いの解体して取り出したり出来ます?」
早見おばさんの質問に俺が答えてると、隣の母さんが答える
「無理ね」
お母様、即答ですかそうですか
「ま、だから黙ってたんだけどね。ネズミとかゴブリンの魔導石なんかあまり価値無さそうだし」
《その通りですネズミ…グレイラットとゴブリン、他にスライム等の魔導石は魔道具の燃料くらいにしか価値はありませんが、それでも無価値ではありません》
「これまた予想通りか…魔道具は将来的に錬金術師に就いた人が作る可能性を考慮して、これからはネズミとゴブリンとスライムか…見た事ないけど、これらの魔導石も我慢して回収してこうか」
「あ…ねぇ、それなら解体スキルを持ってるから私が我慢してやるわよ?」
「分かりました、けど解体は皆でお願いしますね。
数が多いと時間もかかりますし。で、魔導石は母さんのアイテムボックスに回収するって事で」
早見おばさんからありがたい提案をされたが、それだけじゃ効率が悪い
「ええ、分かったわ。それより、もう夕方だから戻って夕飯にしない?」
…母さんがお腹減ってるだけじゃないの?
「うん、俺は種を植えた植物の世話係のモンスターを生成したりしてから戻るから先に戻っててよ」
「分かったわ。じゃあ、また後でね」
俺はキーボードをイジりながら早見おばさんに軽く手を振り見送った
さて、他の機能とかも確認しないとな…




