富士見ロマン文庫とサンリオSF文庫 2大カルト文庫の傑出性とコアでディープな世界性?
冒頭から突然ですが、、
もう一つ、現代思潮社の「古典文庫」というすごいカルトなシリーズがあるんですが実はこれ
文庫本ではありません、ハードカバーの普通の本ですのでここでは取り上げません。
このサイトのどっかでこの古典文庫については書いたハズなのでそちらをご覧くださいませ。
『現代思潮社 古典文庫 それは西欧異端文学へのイニシエーションだった。』
検索フレーズ
序説 (はじめに)
文学の衰退が言われて久しい、
今やほかにいくらでもあるのでそっちの方が面白いし、、
そっちの方にいってしまうのもやむをえない、時の流れでしょうね。
と、、最初から、、あきらめムードですが、、。
ところでそっちの方、、てどっち?
いわゆるサブカルチャーでしょうね。
漫画、アニメ、テレビゲーム、ネットゲーム、映画、動画、ユーチューブ。
まあ私だってこっちのほうが、活字だけの「文学」より100倍面白いですよ。
いまさら活字のみの、「文学」なんて、むなしいですよね?
文学とはほかに何も表現手段がなかったころには唯一の表現手段だった。
だから表現者は「文学」する、、しかなかったのです。
絵画や音楽、演劇などもありましたが、
自己の思想や思いの世界の表現手段としては「文学」のみでしたからね。
自分の想像世界、マイワールドの表現は「活字(文字)」だけなんです。
ついでに、、ちょっとわき道にそれますが、、、
今もこれからも「思想」の伝達方法は「文字言語」しかありえませんがね。
絵画で、、音楽で、、数式で、、「思想」を表白することは不可能です。
さて、、そういうわけで、本題に戻りますが、、
自己を物語る、、自分の物語を紡ぐための手段はその昔はおそらく「文学・文字・活字・言語」だけでした。
今は、、
漫画でも
アニメでも
動画でも
映画でもいくらでもそういう映像表現でもあります。
もちろんそこには言語も介在しますが、映像が主体の表現方法ですよね。
で、、映像表現というそっちの方がおもしろいですし分かりやすいしね。
映像って見れば、、即、、
文字文化の理解力が低い人でもわかるわけだし、
外国語の映像でも言ってることはちんぷんかんぷんでも、映像は、即、、、わかるし、、
というわけで文学の衰退はまあ、言ってみれば必然なのかもしれませんよね?
でも深い思想とか、、宗教体験とかの表現となると、、
映像(漫画アニメ映画)だけではムリな面もあります、
まあそこが映象表現の現界でもあるわけですよ。
そこから先の表現としてのこれからの文学の可能性はあるのですが、
まあ今どき難しい思想文学・思想小説は、、受け入れられないしね。
そういうわけで、、易きにつくのが人間の本性ですから
アニメ。、漫画、動画、などが大盛況?というわけでこの傾向はこれからも変わらないでしょう。
さて、、
そんな昔のまだ文学が息づいていたころの青年?だった私の衝撃的だった
文庫本シリーズが標題の二つの文庫本なのです。
富士見ロマン文庫とサンリオSF文庫
この二つの文庫本シリーズはその名の通り
ロマン(エロ)とSF(幻想も含む)に特化した、それのみの
カルトでコアで、、マニアックな文庫本シリーズなのでした。
富士見ロマン文庫はいわゆる西洋エロ本の名作・古典の翻訳シリーズです。
そして
サンリオSF文庫はSFの隠れた名作を掘り出して提供してくれました。
ここにしか翻訳のないようなSFがびっしりです。
さて、、
今や、すっかり文学本が売れませんね。
大衆小説類も売れません。富島健夫、川上宗薫、赤川二郎、源氏鶏太、黒岩重吾、石坂洋二郎、、、、、
懐かしいですよね?
でも、、今、、誰も読まないでしょう?
では、、といって、
堅苦しい高尚な文部省推薦の「文学」でも、、そりゃあむなしいですよね?
そんな建前だけの「純文学」なんて、、つまらないですよ、
大江健三郎、川端康成、夏目漱石、森鴎外、
つまらなくはないですが、、いまいち?陶酔感がゼロですよね。
常々、思うのですが
文学(小説)の醍醐味って、結局、
その小説世界へどれほどのめりこめるか、、ということだと思うんですよ。
つまりその小説にどれほど陶酔できるか、、ってこと、
それだけが「判断基準」だと思うのです。
ほかに、、これは名作だとか
良く描かれているだとか
作者独特の情緒表現だとか
文豪の晩年の傑作だとか
文学史にか輝く作品だとか、
もう
そんな物はどうだっていいんだと私は思うんですよ。
読者(私)の、超個人的な唯一回性のその小説との出会い体験
そして私がその小説にどれほど感応。反応し得たか?
判断基準はそれだけである。と、、それだけが、読書なるものの真実であると断言します。
もっとはっきりといえば
「誰が何と言おうと、私はこの小説が好きだ」、
それでいいんですよ。
たとえその小説が一般的には駄作で凡作であると評されていたとしてもね。
読書(文学)は超個人的な体験である。
一般論としてのこの文学は名作、みたいな一般論は文学にはありえないってことですよ。
というわけで、、じゃあ、、ヒトは小説の、何に、どこに食いついてくるのか?
って話なんですよ。
私は思うのです。
結局
文学の神髄は「エロ」と「SF」なのであると、
ホラー(恐怖)も神髄です。
文庫では「角川ホラー文庫」がありますが、今回、ここでは取り上げません。
つまり
そもそもが、
文学の神髄とは「エロ」と「SF」と「恐怖」の三大要素です。
もうすこし、具体的に言うと、
恋愛。性愛、聖愛 系 → 難病恋愛系、究極の愛系 究極のエロス系 恋愛小説
SF、幻想、ファンタジー 系 → ファンタジーと幻想 SF小説
恐怖、奇譚、残酷 系 → ミステリーとサスペンス ホラー小説
この3つのジャンルが
古今東西、今・現在・未来にわたっての、
永遠の小説の三大ジャンルだという真理です。
この3つにはヒトは必ず引き付けられてしまうのです。
そしてそこにある種の陶酔感と官能と代替体験としての解放感を得るのです。
ヒトはこの3つには抵抗できないのです。
それが人間の本性ですから。
そういう意味では
この富士見ロマン文庫とサンリオSF文庫は
その当時には
エロ系と幻想SF系にマニアックに特化してるんですからそりゃあ衝撃もすごいものでしたよ、
では以下具体的に
どんなものがあったのか見てゆきたいと思います。
1、富士見ロマン文庫
富士見ロマン文庫とは1977~1991にかけて富士見書房が刊行した200冊にも及ぶ
いわゆる西洋の名作エロ本(官能小説)の集大成です。
その装丁も金子国義のシュールな表紙絵でこれだけでも素晴らしい。
収録された古典ポルノとしては
ミュッセ ガミアニ
作者不詳 ドリー・モートンの想い出
同上 わが秘密の生涯
同上 愛欲のロマンス
サド ソドム120日
ジュスチーヌ
ジュリエット
クレランド ファーニーヒル
アポリネール 一万一千本の鞭
スインバーン フロッシー 十五歳のヴィーナス
などなどの名作古典ポルノ小説があります。
まあでも今現在の
過激なグロ漫画やエロ漫画に比べれば、、生易しい?のかもしれませんがね。
だって、、これらはいくら過激?だとしても、活字だけですから、
映像がありませんから。
極端なことを言えば文盲なら全くエロも何もありませんよね。
読めないんですから、
読めて、、読解して、、想像力で空想して
それでやっと初めて「エロ」なわけですから。
あるいは外国語の原文のエロ小説はどうでしょうか?
その外国語が読めなければエロも催淫も何もありませんよね。
そこが漫画や映画とは違うのです。
映像系表現は
これらは文字が読めなくても、映像を画像を見ればそのものズバリですからね。
その安易さがたまらないわけです。
富士見ロマン文庫の全貌はウイキペディアに全作品リストがありますので
関心のある方はそちらでどうぞ。なお富士見ロマン文庫は絶版です。
2、サンリオSF文庫
サンリオSF文庫とは、、サンリオが1978年から1987年にかけて刊行していた文庫のSF叢書です。
さて、、ここからは少し高尚な?サンリオSF文庫です。
エロなんか下劣だと仰るむきにもここからは大丈夫です。
もうなんというかこのシリーズはもはや「神」です。
そのそうそうたる作品群はもうまばゆいばかりの威容です。
ごく一例をあげるだけでも、、、
アーシュラ・K・ル=グインの素晴らしい作品
『辺境の惑星』
『天のろくろ』
フィリップ・K・ディックのめくるめく作品
『流れよ我が涙、と警官は言った』
『ヴァリス』
『時は乱れて』
ブラッドベリの郷愁を呼ぶ作品
アンナ・カヴァンの『氷』
クリストファー・プリーストの『逆転世界』
チャールズ・G・フィニー『ラーオ博士のサーカス』
ロザリンド・アッシュ『蛾』
ケイト・ウイルヘルム『鳥の歌いまは絶え』
などなどの超カルトな名作ぞろいです。
ですが今現在これらはすべて絶版だと思います。
今、、SFにしても
官能小説にしても、
いずれにしても
活字文学は、、たそがれで
売れませんからね。
それが時代の流れ
トレンド?なのでしょう。
サンリオSF文庫の
全貌はウイキペディアに全作品リストがありますので
関心のある方はそちらでどうぞ。
3、結語
ああ
それにしても、
「文学の黄昏」はもう取り返しがつかないのだろうか?
ところで、、
最近、、
某 相撲取りの若手力士が
なんと、、横綱に対して
「あなたたちの時代ではない」「あなたたちの時代はもう終わった」といったそうですが?
私もまた
文学に対して
「もうあなたたちの時代ではない」
「あなたたちの時代はもう終わった」
というしかないのだろうか?
ああ「文学の黄昏」よ
それはもう
決して
逆戻りは出来ない
歴史の方向性?
なのでしょう。
おそらく
というか
たぶんほぼ確定的に。
たぶん
その流れ(文学の衰退現象)をせき止めることはできない。
だが、、
その流れ(文学自体)が消え去ることもないだろう。
せめて
それだけが唯一の救いなのだろう。
そう思って慰めるしかないのだろう。
文学は小さな流れとなって
これからもかろうじて流れ続けるだろう。
それでよいのだろう
いや
それが歴史の潮流なのだから
止むを得ないということなのだろう。
付録
富士見ロマン文庫全作品リスト(ウイキペデャイより引用)
収録作品一覧
発行年 タイトル 作者 作者(原) 訳者
1977年 エロティックな七分間 作者不詳 - 竹内太郎
1977年 ぼくのヴィヴィエ夫人 ユーゴ・ソレンツア Ugo Solenza 村野圭介
1977年 少女ヴィクトリア セレナ・ウォーフィールド Serena Warfield 中村康治
1977年 ペピの体験 作者不詳 - 足利光彦
1977年 背徳の聖女 リーラ・セフタリ Lela Seftali 小鷹信光
1977年 カリフォルニアゼネレーション シェイラ・ブラディ Sheila Brady 菅野彰子
1977年 好奇心の強い女 ペペ・ラリスタ Pepe Larista 堀田敏男
1977年 シスコの熱い夜 メアリ・サティヴァ Mary Sativa 石田善彦
1977年 鏡の国のアリス[2] モリー・フルート Molly Flute 泉真也
1977年 ダミー・ワイフ ロバート・シェルドン Robert Sheldon 江藤潔
1978年 ガミアニ伯夫人 アルフレッド・ド・ミュッセ Alfred de Musset 須賀慣
1978年 乾いた性 モンロー・C・スピアー Monroe C. Speer 吉野博高
1978年 レイプ マーカス・ヴァン・ヘラー Marcus Van Heller 中村康治
1978年 閉ざされた部屋 作者不詳 - 行方未知
1978年 快楽泥棒 ハリエット・ダイムラー / ヘンリー・クラナック Harriet Daimler/Henry Crannach 高野圭
1978年 マタ・ハリの日記 マーク・アレクサンダー (編) Mark Alexander 秦新二
1978年 みだらな女 作者不詳 - 足利光彦
1978年 陶酔 ロザリン・ドレクサー Rosalyn Drexler 江藤潔
1978年 悪魔の精液は冷たい マルコ・ヴァッシー Marco Vassi 泉真也
1978年 犯されて アタウラー・マルダーン Ataullah Mardaan 広瀬順弘
1978年 モーテル殺人事件 J・J・サヴェージ J. J. Savage 石田善彦
1978年 ある歌姫の想い出 W・S・デフリエント Wilhelmine Schroder-Devrient 須賀慣
1978年 年上の女 S・ヴィジンツェイ Stephen Vizinczey 矢野浩三郎
1978年 アダムとイヴ マーカス・ヴァン・ヘラー Marcus Van Heller 水沢真樹
1979年 人妻キティ ロシェル・ラーキン Rochelle Larkin 小幡祐子
1979年 感じる女 シェリール・ナッシュ Sheryl Nash 間山靖子
1979年 トコ博士の性実験 マルコ・ヴァッシー Marco Vassi 小鷹信光
1979年 パール傑作選 I 訳者編 - 山下諭一
1979年 性の原罪 アラン・クレルン Alain Klaern 結城豊太
1979年 檻のなかの小悪魔 リアーヌ・メリー Liane Mery 澤田登
1979年 マンマ ピエール・ベール Pierre Berg 吉野博高
1979年 好色なトルコ人 作者不詳 - 明石苑
1979年 のぞき コーニー・オハラ Connie O'hara 伊東守男
1979年 パール傑作選 II 訳者編 - 足利光彦
1979年 挑発 チャールズ・プラット Charles Platt 広瀬順弘
1979年 快楽の生贄たち 作者不詳 - 行方未知
1980年 わが愛しの妖精フランク 作者不詳 - 中村康治
1980年 恋愛ごっこ 作者不詳 - 江藤潔
1980年 最後の一夜 ドムニック・キャシオ Domenic Cascio 高見浩
1980年 ルシンダ マルコ・ヴァッシー Marco Vassi 三木学
1980年 義妹 エリオット・カメロ Elliot Cammer 赤城元
1980年 ヘレンの欲望 フランシス・レンゲル Frances Lengel 中上守
1980年 ドリー・モートンの想い出 作者不詳 - 生田文夫
1980年 処女の熱き唇 フランシス・レンゲル Frances Lengel 広瀬順弘
1980年 カリギュラ[3] ウィリアム・ハワード William Howard 中上守
1980年 白い獣 セバスチャン・グレイ Sebastion Gray 野間幽明
1980年 肉体の扉 ミラボー伯 Comte de Mirabeau 野中雁
1981年 男狂い マーカス・ヴァン・ヘラー Marcus Van Heller 菅野彰子
1981年 黒い性愛 バート・ロング Bert Long 小林宏明
1981年 禁断の果実 作者不詳 - 足利光彦
1981年 女警官キャシー R・R・ジョードン R. R. Jordon 伊東守男
1981年 燃えさかる夏 リアーヌ・メリー Liane Mery 澤田登
1981年 背徳の仮面 作者不詳 - 行方未知
1981年 乱れたベッド ブライアン・デニスン Brian Dennison 野中重雄
1981年 悪魔の昂まり J・J・サヴェージ J. J. Savage 広瀬順弘
1982年 我が秘密の生涯 作者不詳 - 田村隆一
1982年 ジャックと七人の艶婦たち 作者不詳 - 中村康治
1982年 禁じられた情事 カールトン・ルイス Carleton Lewis 石森浩二
1982年 チャタレイ夫人の恋人 D・H・ロレンス David Herbert Richards Lawrence 飯島淳秀
1982年 処女の館 J・S・ブラッドリー J. S. Bradley 山田順子
1982年 娼婦マキシー ボンネ・デュボム Bonee Dubomb 沢茉莉
1982年 歓楽のハレム ジョージ・ハーバート George Herbert 江藤潔
1982年 十字軍艶征記 I ジョン・クリーヴ John Cleve 中村康治
1982年 ポルノ女優志願 シェイラ・ブラディ Sheila Brady 菅野彰子
1982年 わたしは女子大生 メアリ・サティヴァ Mary Sativa 石田善彦
1982年 秘密の快楽者たち ハリエット・ダイムラー / ヘンリー・クラナック Harriet Daimler/Henry Crannach 高野圭
1982年 女編集長 マルコ・ヴァッシー Marco Vassi 泉真也
1982年 ラヴ・ハンター J・J・サヴェージ J. J. Savage 石田善彦
1982年 作家マゾッホ愛の日々[3] フィリップ・ペラン Philippe Perrin 黒主南
1983年 O嬢の物語[3] ポーリーヌ・レアージュ Pauline Reage 澁澤龍彦
1983年 ソドム百二十日 マルキ・ド・サド Marquis de Sade 澁澤龍彦
1983年 危険な抱擁 D・V・ゾーレン D. V. Soren 山下諭一
1983年 完訳 ファーニィ・ヒル ジョン・クレランド John Cleland 江藤潔
1983年 トップモデル 作者不詳 - 小沢瑞穂
1983年 トルー・ラヴ ジョン・スミス John Smith 羽林泰
1983年 一万一千本の鞭 ギヨーム・アポリネール Guillaume Apollinaire 須賀慣
1983年 若きドン・ジュアンの冒険 ギヨーム・アポリネール Guillaume Apollinaire 須賀慣
1983年 パール傑作選 III 訳者編 - 山下諭一
1983年 白い太腿 アレグザンダー・トロッキ Alexander Trocchi 広瀬順弘
1983年 わたしはマーゴ 作者不詳 - 朝比奈弘
1983年 十字軍艶征記 II ジョン・クリーヴ John Cleve 中村康治
1984年 十字軍艶征記 III ジョン・クリーヴ John Cleve 村社伸
1984年 身替わりプッシー ロバート・シェルドン Robert Sheldon 江藤潔
1984年 キャンディ テリー・サザーン Terry Southern 高杉麟
1984年 ホワイト・ハウスの女主人 ジョナサン・ブラック Jonathan Black 中村康治
1984年 ウィークエンド・ラヴァー 作者不詳 - 赤城元
1984年 オプス・ピストルム '30年代パリの性的自画像 ヘンリー・ミラー Henry Valentine Miller 田村隆一
1984年 グルッシェンカ 作者不詳 - 中川法江
1984年 十字軍艶征記 IV ジョン・クリーヴ John Cleve 中村康治
1984年 エマニュエル フランシス・ルロワ/アイリス・ルタン Francis Leroi/Iris Letans 河村季里
1984年 吾輩は蚤である 作者不詳 - 江藤潔
1984年 女狐の巣 マーカス・ヴァン・ヘラー Marcus Van Heller 朝比奈弘
1984年 愛欲のロマンス 作者不詳 - 足利光彦
1984年 キャンペーン・ガール ウォルド・フレマイヤー Waldo Fremeyer 村社伸
1985年 ヴィオレットの物語 マダム・ド・マヌーリ Comtesse de Manoury 須賀慣
1985年 ジュスチーヌ あるいは美徳の不幸 マルキ・ド・サド Marquis de Sade 澁澤龍彦
1985年 ヴィーナスの戯れ アナイス・ニン Anais Nin 杉崎和子
1985年 ヴィーナスのためいき アナイス・ニン Anais Nin 杉崎和子
1985年 ジュリエット物語 あるいは悪徳の栄え マルキ・ド・サド Marquis de Sade 澁澤龍彦
1985年 イマージュ ジャン・ド・ベルグ Jean de Berg 行方未知
1985年 若妻の異常な体験 ジェイムズ・E・ヴァンダメア James E. Vandamere 村社伸
1985年 愛の歓喜 アンヌ=マリー・ヴィーュフランシュ Anne-Marie Villefranche 小沢瑞穂
1985年 愛の愉悦 アンヌ=マリー・ヴィーュフランシュ Anne-Marie Villefranche 明石苑
1985年 狙われた処女 セルジュ・ローラック Serge Laurac 澤田登
1985年 愛の狂騒 アンヌ=マリー・ヴィーュフランシュ Anne-Marie Villefranche 赤城元
1985年 アモンの太腿 マーカス・ヴァン・ヘラー Marcus Van Heller 中川法江
1986年 肉蒲団 李笠翁 Li Yu 足利光彦
1986年 女優とその娘 セルジュ・ローラック Serge Laurac 澤田登
1986年 新妻狩り カール・ヴァン・マーカス Carl von Marcus 村社伸
1986年 背徳のボルジア家 マーカス・ヴァン・ヘラー Marcus Van Heller 村社伸
1986年 女流作家の性戯 ルネ・シャルバン Rene Charvin 須賀慣
1986年 ヴィーナスの祭壇 作者不詳 - 行方未知
1987年 フロッシー 十五歳のヴィーナス 作者不詳 - 江藤潔
1987年 女流作家の夜姦飛行 ルネ・シャルバン Rene Charvin 須賀慣
1987年 ブルーエンジェル・ナイト マルガレーテ・フォン・ファルケンジ Margarete von Falkensee 赤城元
1987年 ローマの狂宴 マーカス・ヴァン・ヘラー Marcus Van Heller 中川法江
1988年 ブルーエンジェル・デイ マルガレーテ・フォン・ファルケンジ Margarete von Falkensee 赤城元
1988年 ミシェル 作者不詳 - 中川法江
1989年 ホット・プロパティ ラファエル・イグレシアス Rafael Yglesias 菅野彰子
1989年 ブルーエンジェル・シークレット マルガレーテ・フォン・ファルケンジ Margarete von Falkensee 赤城元
1989年 わが欲望の涯に ガーティ・アゴストン Gerty Agoston 中川法江
1989年 マンハッタン快楽日記 バーバラ・イグノート Barbara Ignoto 栗原知代
1990年 愛の神秘 アンヌ=マリー・ヴィーュフランシュ Anne-Marie Villefranche 赤城元
1990年 コンパニオン 作者不詳 - 中川法江
1990年 ポルノ女優 作者不詳 - 鷹野佑美子
1991年 愛人 作者不詳 - 栗原知代
サンリオSF文庫全作品リスト(ウイキペデャイより引用)
刊行書一覧
フリッツ・ライバー『ビッグ・タイム』 (1-A)
フリッツ・ライバー『妻という名の魔女たち』 (1-B)
フリッツ・ライバー『バケツ一杯の空気』 (1-C)
アーシュラ・K・ル=グイン『辺境の惑星』 (2-A)
アーシュラ・K・ル=グイン『天のろくろ』 (2-B)
アーシュラ・K・ル=グイン『ロカノンの世界』 (2-C)
アーシュラ・K・ル=グイン『幻影の都市』 (2-D)
アーシュラ・K・ル=グイン『マラフレナ(上)』 (2-E)
アーシュラ・K・ル=グイン『マラフレナ(下)』 (2-F)
アーシュラ・K・ル=グイン『コンパス・ローズ』 (2-G)
アーシュラ・K・ル=グイン『夜の言葉』 (2-H)
フィリップ・K・ディック『時は乱れて』 (3-A)
フィリップ・K・ディック『死の迷宮』 (3-B)
フィリップ・K・ディック『暗闇のスキャナー』 (3-C)
フィリップ・K・ディック『流れよ我が涙、と警官は言った』 (3-D)
フィリップ・K・ディック『ヴァリス』 (3-E)
フィリップ・K・ディック『聖なる侵入』 (3-F)
フィリップ・K・ディック、ロジャー・ゼラズニー『怒りの神』 (3-G)
フィリップ・K・ディック『銀河の壺直し』 (3-H)
フィリップ・K・ディック『ザ・ベスト・オブ・P・K・ディックⅠ』 (3-I)
フィリップ・K・ディック『ザ・ベスト・オブ・P・K・ディックⅡ』 (3-J)
フィリップ・K・ディック『最後から二番目の真実』 (3-K)
フィリップ・K・ディック『ティモシー・アーチャーの転生』 (3-L)
フィリップ・K・ディック『ザ・ベスト・オブ・P・K・ディックⅢ』 (3-M)
フィリップ・K・ディック『ザ・ベスト・オブ・P・K・ディックⅣ』 (3-N)
フィリップ・K・ディック『テレポートされざる者』 (3-O)
フィリップ・K・ディック『あなたを合成します』 (3-P)
フィリップ・K・ディック『シミュラクラ』 (3-Q)
フィリップ・K・ディック『虚空の眼』 (3-R)
フィリップ・K・ディック『アルファ系衛星の氏族たち』 (3-S)
フィリップ・K・ディック『ブラッドマネー博士』 (3-T)
フィリップ・K・ディック『アルベマス』 (3-U)
ウィリアム・S・バロウズ『ノヴァ急報』 (4-A)
ウィリアム・S・バロウズ『爆発した切符』 (4-B)
モルデカイ・ロシュワルト『レベル・セブン』 (5-A)
レイ・ブラッドベリ『万華鏡』 (6-A)
レイ・ブラッドベリ『ブラッドベリは歌う』 (6-B)
ケイト・ウイルヘルム『カインの市』 (7-A)
ケイト・ウイルヘルム『クルーイストン実験』 (7-B)
ケイト・ウイルヘルム『杜松の時』 (7-C)
ケイト・ウイルヘルム『鳥の歌いまは絶え』 (7-D)
ロジェ・カイヨワ『妖精物語からSFへ』 (8-A)
ハリイ・ハリスン『ステンレス・スチール・ラット』 (9-A)
ハリイ・ハリスン『囚われの世界』 (9-B)
ハリイ・ハリスン『ステンレス・スチール・ラットの復讐』 (9-C)
ハリイ・ハリスン『ステンレス・スチール・ラット世界を救う』 (9-D)
ハリイ・ハリスン『大西洋横断トンネル、万歳!』 (9-E)
ハリイ・ハリスン『ステンレス・スチール・ラット諸君を求む』 (9-F)
ハリイ・ハリスン『ステンレス・スチール・ラット大統領に』 (9-G)
ロバート・シルヴァーバーグ『大地への下降』 (10-A)
ロバート・シルヴァーバーグ『確率人間』 (10-B)
ロバート・シルヴァーバーグ『内死』 (10-C)
ロバート・シルヴァーバーグ『内側の世界』 (10-D)
サキ『ザ・ベスト・オブ・サキ』 (11-A)
サキ『ザ・ベスト・オブ・サキ2』 (11-B)
H・G・ウエルズ『解放された世界(英語版)』 (12-A)
H・G・ウエルズ『神々のような人々』 (12-B)
H・G・ウエルズ『ザ・ベスト・オブ・H・G・ウエルズ』 (12-C)
ナターリャ・ソコローワ『旅に出る時ほほえみを』 (13-A)
オルダス・ハックスリイ『猿とエッセンス』 (14-A)
ドナルド・バーセルミ『口に出せない習慣、奇妙な行為』 (15-A)
ドナルド・バーセルミ『罪深き愉しみ』 (15-B)
ドナルド・バーセルミ『アマチュアたち』 (15-C)
フイッツ=ジェイムズ・オブライエン『失われた部屋』 (16-A)
リチャード・カウパー『クローン』 (17-A)
リチャード・カウパー『大洪水伝説』 (17-B)
アルフレッド・ジャリ『馬的思考』 (18-A)
ブライアン・M・ステイブルフォード『天国の顔』 (タルタロスの世界I) (19-A)
ブライアン・M・ステイブルフォード『地獄の幻影』 (タルタロスの世界II) (19-B)
ブライアン・M・ステイブルフォード『無限の煌き』 (タルタロスの世界III) (19-C)
ブライアン・M・ステイブルフォード『ハルシオン・ローレライ』 (宇宙飛行士グレンジャーの冒険1) (19-D)
ブライアン・M・ステイブルフォード『ラプソディー・イン・ブラック』 (宇宙飛行士グレンジャーの冒険2) (19-E)
ブライアン・M・ステイブルフォード『プロミスト・ランド』 (宇宙飛行士グレンジャーの冒険3)』 (19-F)
ブライアン・M・ステイブルフォード『パラダイス・ゲーム』 (宇宙飛行士グレンジャーの冒険4)』 (19-G)
ブライアン・M・ステイブルフォード『フェンリス・デストロイヤー』 (宇宙飛行士グレンジャーの冒険5)』 (19-H)
ブライアン・M・ステイブルフォード『スワン・ソング』 (宇宙飛行士グレンジャーの冒険6)』 (19-I)
デイヴィット・ジェロルド『ムーンスター・オデッセイ』 (20-A)
デイヴィット・ジェロルド『H・A・R・L・I・E』 (20-B)
アレッホ・カルペンティエール『バロック協奏曲』 (21-A)
トマス・M・ディッシュ『334』 (22-A)
トマス・M・ディッシュ『歌の翼に』 (22-B)
トマス・M・ディッシュ『キャンプ・コンセントレーション』 (22-C)
チャールス・L・ハーネス『ウルフヘッド』 (23-A)
サミュエル・R・ディレーニ『時は準宝石の螺旋のように』 (24-A)
サミュエル・R・ディレーニ『エンパイア・スター』 (24-B)
サミュエル・R・ディレーニ『アプターの宝石』 (24-C)
ジャック・ステルンベーグ『五月革命'86』 (25-A)
ピーター・ディキンスン『緑色遺伝子』 (26-A)
ピーター・ディキンスン『キングとジョーカー』 (26-B)
ピーター・ディキンスン『生ける屍』 (26-C)
ウラジミール・ナボコフ『ナボコフの一ダース』 (27-A)
スタニスワフ・レム『枯草熱(ポーランド語版、英語版)』 (28-A)
スタニスワフ・レム『天の声』 (28-B)
スタニスワフ・レム『浴槽で発見された手記』 (28-C)
ジョーン・D・ヴィンジ『楽園の崩壊』 (29-A)
ロザリンド・アッシュ『蛾』 (30-A)
ロザリンド・アッシュ『嵐の通夜』 (30-B)
ロイド・ビッグルJr.『暗黒のすべての色』 (ダーゼック・シリーズ)』 (31-A)
ロイド・ビッグルJr.『暗黒の監視人』 (ダーゼック・シリーズ)』 (31-B)
ロイド・ビッグルJr.『この暗黒化する宇宙』 (ダーゼック・シリーズ)』 (31-C)
ロイド・ビッグルJr.『沈黙は死の匂い』 (ダーゼック・シリーズ)』 (31-D)
ロイド・ビッグルJr.『時の復讐』 (ダーゼック・シリーズ)』 (31-E)
チャールズ・G・フィニー『ラーオ博士のサーカス』 (32-A)
ラングドン・ジョーンズ編『新しいSF』 (33-A)
ラングドン・ジョーンズ『レンズの眼』 (33-B)
ヴァージニア・キッド編『女の千年王国』 (34-A)
ディディエ・マルタン『飛行する少年』 (35-A)
ミシェル・ジュリ『不安定な時間』 (36-A)
ミシェル・ジュリ『熱い太陽、深海魚』 (36-B)
コリン・ウィルスン『迷宮の神』 (37-A)
コリン・ウィルスン『ラスプーチン』 (37-B)
ロジャー・ゼラズニイ『影のジャック』 (38-A)
ロジャー・ゼラズニイ『わが名はレジオン』 (38-B)
ロジャー・ゼラズニイ『ロードマークス』 (38-C)
アルフレッド・ベスター『コンピューター・コネクション』 (39-A)
ウイリアム・コッツウインクル『バドディース先生のラブ・コーラス』 (40-A)
フィリップ・キュヴァル『愛しき人類』 (41-A)
デイヴィッド・リンゼイ『アルクトゥールスへの旅』 (42-A)
デイヴィッド・リンゼイ『憑かれた女』 (42-B)
クリストファー・プリースト『伝授者』 (43-A)
クリストファー・プリースト『逆転世界』 (43-B)
クリストファー・プリースト編『アンティシペイション』 (43-C)
ジョージ・ゼブロウスキー『灰と星』 (オメガ・ポイント三部作)』 (44-A)
ジョージ・ゼブロウスキー『オメガポイント』 (オメガ・ポイント三部作)』 (44-B)
マイクル・コニイ『ブロントメク!』 (45-A)
マイクル・コニイ『ハローサマー、グッドバイ』 (45-B)
マイクル・コニイ『冬の子供たち』 (45-C)
マイクル・コニイ『カリスマ』 (45-D)
老舎『猫城記』 (46-A)
ブライアン・W・オールディス『手で育てられた少年』 (47-A)
ブライアン・W・オールディス『兵士は立てり』 (47-B)
ブライアン・W・オールディス『世界Aの報告書』 (47-C)
ブライアン・W・オールディス『マラキア・タペストリ』 (47-D)
ブライアン・W・オールディス『突然の目覚め』 (47-E)
アントニイ・バージェス『ビアドのローマの女たち』 (48-A)
アントニイ・バージェス『アバ・アバ』 (48-B)
アントニイ・バージェス『どこまで行けばお茶の時間』 (48-C)
ジョン・ソール『殉教者聖ペテロの会』 (49-A)
マーガレット・セントクレア『どこからなりとも月にひとつの卵』 (50-A)
シオドア・スタージョン『コスミック・レイプ』 (51-A)
シオドア・スタージョン『スタージョンは健在なり』 (51-B)
M・ジョン・ハリスン『パステル都市』 (52-A)
フレデリック・ターナー『二重の影』 (53-A)
ピエール・プロ『この狂乱するサーカス』 (54-A)
キリン・ボンフィリオリ『深き森は悪魔のにおい』 (55-A)
アンナ・カヴァン『愛の渇き』 (56-A)
アンナ・カヴァン『ジュリアとバズーカ』 (56-B)
アンナ・カヴァン『氷』 (56-C)
ボブ・ショウ『メデューサの子ら』 (57-A)
ボブ・ショウ『去りにし日々、今ひとたびの幻』 (57-B)
ボブ・ショウ『おれは誰だ?』 (57-C)
ボブ・ショウ『眩暈』 (57-D)
ボブ・ショウ『見知らぬ者たちの船』 (57-E)
アーサー・C・クラーク『スリランカから世界を眺めて』 (58-A)
J・G・バラード『夢幻会社』 (59-A)
J・G・バラード『ザ・ベスト・オブ・J・G・バラードⅠ』 (59-B)
サム・J・ルンドヴァル『2018年キング・コング・ブルース』 (60-A)
ノーマン・スピンラッド『はざまの世界』 (61-A)
ジョアナ・ラス『フィメール・マン』 (62-A)
トム・リーミイ『沈黙の声』 (63-A)
トム・リーミイ『サンディエゴ・ライトフット・スー』 (63-B)
ガードナー・ドゾア『異星の人』 (64-A)
ゴア・ヴィダル『マイロン』 (65-A)
フレドリック・ブラウン『フレドリック・ブラウン傑作集』 (66-A)
ロバート・ホールドストック『アースウインド』 (67-A)
ロバート・ホールドストック『リードワールド』 (67-B)
キングズリイ・エイミス『去勢』 (68-A)
ジョン・コリア『奇談集』 (69-A)
ハリイ・ハリスン、ブライアン・W・オールディス編『ベストSF 1』 (70-A)
イアン・ワトスン『マーシャン・インカ』 (71-A)
イアン・ワトスン『ヨナ・キット』 (71-B)
ヴォンダ・マッキンタイア『夢の蛇』 (72-A)
ヴォンダ・マッキンタイア『脱出を待つ者』 (72-B)
キット・リード『ドロシアの虎』 (73-A)
D・G・コンプトン『人生ゲーム』 (74-A)
ピエール・クリスタン『着飾った捕食家たち』 (75-A)
ゴードン・ウィリアムズ『マイクロノーツ』 (76-A)
シリル・M・コーンブルース『シンディック』 (77-A)
デイヴィッド・ウイングローブ編『最新版SFガイドマップ 入門歴史編』 (78-A)
デイヴィッド・ウイングローブ編『最新版SFガイドマップ 作家名鑑編 上 《A~L》』 (78-B)
デイヴィッド・ウイングローブ編『最新版SFガイドマップ 作家名鑑編 下 《M~Z》』 (78-C)
ロン・ハバード『奪われた惑星』 (バトルフィールド・アース1) (79-A)
ロン・ハバード『人類からの使者』 (バトルフィールド・アース2)』 (79-B)
ロン・ハバード『テレポーテーション作戦』 (バトルフィールド・アース3)』 (79-C)
ロン・ハバード『侵略惑星サイクロの謎』 (バトルフィールド・アース4)』 (79-D)
ロン・ハバード『宇宙戦艦キャプチュア』 (バトルフィールド・アース5)』 (79-E)
ロン・ハバード『地球よ、銀河に甦れ』 (バトルフィールド・アース6)』 (79-F)
ジョン・スラデック『スラデック言語遊戯短編集』 (80-A)
ジェイムズ・ティプトリーJr.『老いたる霊長類の星への賛歌』 (81-A)
A・C・クリスピン『V 上』 (82-A) - SFテレビドラマ『V』の小説化作品
A・C・クリスピン『V 下』 (82-B)
R・A・ラファティ『悪魔は死んだ』 (83-A)
R・A・ラファティ『イースターワインに到着』 (83-B)
ロバート・アダムス『ホースクラン登場』 (ホースクラン1) (84-A)
ロバート・アダムス『ホースクランの剣』 (ホースクラン2) (84-B)
ロバート・アダムス『ホースクランの復讐』 (ホースクラン3) (84-C)
キース・ロバーツ『パヴァーヌ』 (85-A)