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万の軌跡と救世主  作者: gagaga
第一部 実家編
15/130

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3/19 表現を若干変え、余計な文を一部省き、読みやすく構成し直しました。


「父上、ご相談があります」


 ノックをして、返事と同時にバッカスの事務室へと入り込んで早々に、ロディマスは切り出した。


「なんだ?」


 そんな失礼な態度に、しかし父バッカスは、平然と書類を片付けながら返事をした。



 まったくもって、いつも通りのアボート家の光景ではあった。


 しかし、そんな何気ない親と子の会話に見えるが、これは後に歴史を動かすほどの相談事だと言われている『ロディマス=バッカス会談』である。


 それが、今まさに始まろうとしていた。


 と、ロディマスは脳内で勝手に独白してから、いざ尋常(じんじょう)に勝負、と部屋の端に位置するバッカスの元へと向かった。




□□□




 事は1時間ほど前に(さかのぼ)る。


「金がないな」


「・・・、ご用意いたしますか?」


「ああ、いやミーシャ、それはいい。そうじゃないんだが」


(かしこ)まりました」


 思わず呟いたロディマスにミーシャが反応を示したが、本気でただ考え事をしていて、ふいに出ただけの言葉なのでロディマスは断った。


 しかし、ここで一つ、気の聞いた言葉でも吐ければ良かったのだが、いかんせんロディマスは焦っていたのでミーシャを蔑ろにした。

 そのことに若干の不満顔を見せたミーシャだが、ロディマスはそんな様子を「最近表情が豊かになったな」程度にしか思っていなかった。


 よって、その本来なら歓迎し喜ぶべきミーシャの変化をスルーした。

 これが後に新たな火種になるとは知らずに。



 それはそれとして、ロディマスはやはり焦っていた。

 自由になる金がない。

 それは金貨1枚や2枚と言ったはした金ではなく、もっと多額が必要なのである。

 そんな、一般人が聞けば卒倒しそうなことをロディマスは考えていた。


 それと言うのも、簡単に言えばロディマスは手足となる部下が欲しかったからだ。


 理由は言わずもがな、ロディマスが弱いからなのが一つ。


 もう一つは、アグリスの存在を思い出したが為に、数年以内に戦争が起こると気付いたからだった。

 しかも今回は、どの未来の記憶の中のアグリスよりも動き出す時期が早い。



 ロディマスはそれを回避するための手は様々に、それこそ数多ほどの打つ手を考えるつもりではある。

 だが、だからと言ってそんなものを自分ひとりで成すのは、手も力も時間も足りなかった。

 特に最も激戦が予想される対悪魔戦では、未来の記憶を持ち悪魔対策を講じれるロディマスが直接出向くほかなかったのが、より焦る原因ともなっている。



 あまりにも貧弱すぎるロディマスは、自分ひとりで戦うことを早々に諦めた。

 己を鍛えることはやめずとも、もし万が一魔族や悪魔と対峙する際は絶対に人を使う。

 そう思える程度には既に己は弱すぎると自覚していた。

 その原因となったのが、あまりにも強すぎるミーシャの存在だと言うのは皮肉な話ではあった。



 守ろうと思った存在にコテンパンにノされる日々を送ったロディマスは、性格が幾分か丸くなっていた。

 幸か不幸か、少なくとも目覚めて当初のように、何でも全て一人で片付けようとは思わなくなっていた。


「工場の増設、いや、設備がコレだから・・・、やはりアレを使うしかないか」


 コレやアレと代名詞を使って考えるのは年を取った証拠だが、精神年齢が高いロディマスも多分にもれずアレコレを言うタチであった。

 本人も気付いており、可能な限り直そうとはしているが成果が出た事はなかった。



「ミーシャ、アレを取ってこい」


「はい」


 アレ、と言われてミーシャが持ち出したのは、ロディマスの視線の先にあった一抱えほどもある木製の模型だった。

 小さな歯車が一つ、それと接触するように大きな歯車が一つ。その小さな歯車を回すと大きな歯車が回る、とても単純な歯車だった。

 それをわずかに動かして、イメージを固める。


「アイデア自体は現存するのだが、このままでは上手く行かん」


 歯車を弄りながら、ロディマスはそうぼやいた。


 歯車を使った装置はこの世界にも存在する。

 水車や風車がごく当たり前にあるので、歯車は知名度がかなり高い。


 では何故そんなものを見てロディマスが悩んでいるかと言えば、それは今自分が所有している小麦挽きの工場、製粉工場が関わっていた。


 今の小麦挽きはマッチョなメンズがゴリゴリと力技で巨大な石臼を人力で挽いている。

 マッチョなメンズは全員が剣士であり、本来であれば剣士は戦場に送られるのが世の常である。

 そんな中で石臼をゴリゴリ出来る人材は、なにがしかの理由を抱えたメンズたちである。

 それだけに雇える人員も限られており、また、マッチョメンズの給与も高いものとなってしまっている。


 この世界では、剣士はやたらと優遇されており、体力の少ない自分を含めた魔法使いは一時の職にも困るほどだと、未来の記憶で流浪の日々を送っていた己を見て憤りを、常日頃からロディマスは感じていた。


 しかしそれは本件には関係ないと、ロディマスは思考を遮っていた未来の記憶を押しとどめ、現状を見据える。



「確かにこんな状況では、水車や風車を扱える工場に仕事をとられるのも無理はないか」


 人力では巨大な石臼を回すのにマッチョ4人がかりとなっているのに対して、水車や風車はそこに人をかけずに済む。

 歯車のメンテナンスさえしっかりしていれば継続して挽けるので利益はかなり高い上に、ほぼ一日中稼動していられる。

 生産性は段違いだった。


 だが、同時に動力が自然だと問題も多いのではないかとロディマスは考えた。



「この辺にそんな安定した水量の川などないし、安定して風が吹く場所もない」


 王都ともなれば大きな河川を抱えているので水車も安定しているだろうが、この平野部では雨量によって川の水位が極端に上下する以上、一応は存在する水車付きの製粉工場でも安定した小麦挽きを出来ていないとロディマスは予想していた。

 そうでなければ未だに人力の工場が稼動しているはずがないのである。



 とは言え、前世日本での工業用機械のすごさを知るロディマスは、人力のみで対抗するのは不可能だと感じていた。


「つまり、後一歩の付加価値をつけて価格を上げるか、歯車案を上手く実用化させて人と機械の融合を図るしかない」


 そして小麦粉の付加価値と考えて、粉のきめが細かい、口当たり滑らかなどと言った謎の謳い文句しか出てこなかったロディマスは、己のセンスのなさに失望した。


 そしてもう一つの案である人と機械との融合案に意識を切り替えた。

 しかし今弄っている模型のように、テコの原理による負荷軽減の歯車案もあるものの、歯車2個を直接繋げた単純なものしか作れなかったと、ロディマスは工作の才能の無さにも失望した。


 このままでは巨大な歯車が邪魔で人が並んで回せない。


 もうだめだと思ったその時、ライルが戻ってきた。

 恐らく父が帰って来たのだろうとロディマスは予測したが、それはその通りだった。



「坊ちゃま、旦那様がお戻りになられました」


「そうか」


 本当ならアイデアが固まりきってからが良かったが、これ以上自分で考えてもラチがあかない。

 そう判断したロディマスは、このまま勢いで父バッカスを説得すべく動き出した。

 これがバッカスとロディマスの親子会談の数分前であった。




□□□



「父上、実は僕、欲しいものがあるのです」


「良し、なんだ、言え」


「えええ・・・」


 父バッカスは即答であった。

 やり手の大商会の会長とは思えないほどの迅速さに、厳つい顔して息子ラブが溢れすぎだろとロディマスは嘆息した。

 それだから俺が歪むんだよとは言えず、ひとまずは甘やかされるだけなのはイヤだと言う態度を取る事にした。


「ありがとうございます、父上。でも僕もそろそろ一人で戦ってみたいのです。あなたや、兄上のように」


 ロディマスがそう言うや、バッカスの目は先ほど以上に鋭くなった。

 ただでさえ怖い面が、今はまさにマフィアかと思えるほどの大迫力だった。

 コレが商人である父の本当の顔かと、普段の顔はあれでも精一杯優しい顔だったのだと父の新たな一面を発見しつつ、ロディマスは腹に力を入れてバッカスの視線に応えた。



「父上には僕のアイデアを買って頂きたいのです。その見返りとして、僕に資金援助をして欲しいのです」


「ほう・・・」


 ただそう呟いただけなのに怖すぎるバッカスに、さすがに実の息子であるロディマスも(おのの)いていた。

 マジかよ、マジかよと何度も心の中で叫びつつも、ロディマスは不敵な態度を崩さない。

 顔面の筋肉が張り付いて表情が固まっただけとも言えるが、それでも十二分に役目を果たしていた。



「まず、僕から提示出来るアイデアは二つ。一つは下着です」


「下着か。言ってみろ」


「はい」


 そう返事をしてズボンのポケットから取り出したのは、一つの女性モノの下着であった。

 そして出してからロディマスは気付く。


 ポケットから女性モノの下着を取り出すのは、言い訳無用の変態行為ではないか。


 気付かなければそのまま流せたものを、気付いてしまったロディマスは一瞬固まった。

 しかもこれミーシャのだった、とさらに余計な事を考えて自爆する。

 今日の訓練はいつもより厳しいだろうなと青く痛い己の青春を思いつつ、一つ咳払いをして意識を切り替える。



「ゴッホン!!!父上、この下着をご覧下さい。これは、女性モノの下着ですが」


「ふむ」


「こちらに、小さくリボンをあしらっております」


「!?」


 バッカスが驚いた顔をしているが、それも当然であった。


 下着とは本来誰かに見せるものではなく、また、汚物などで汚れるので可能な限りシンプルで洗いやすく手触り肌触りの良いものを使う。

 無論、商売女の為のハデな下着もあるが、それはどちらかと言えばそっち方面での機能性重視なので、形状そのものが違ったり、下着と言うよりも衣装としての役割があるので、言ってしまえば下品なものである。


 ソレに対して、今ほどに出した下着は、ミーシャのシンプルなおパンツである。

 ミーシャは活発に動き回るので、下着と言えども頑丈さが必須であり、飾り気など一切必要無い。

 そんな下着に小指の先ほどとは言え洗えばモゲてしまいそうな小さなリボンが縫い付けてあった。


 それを恐る恐る触りに来る強面の男、バッカス。


 その絵面を見て、これでは親子共々変態じゃねえか!!と叫びそうになりながらも、顔面神経痛により張り付いた笑顔をひくつかせながらロディマスは見つめた。


 そして父の指がミーシャのパンツに触れた時、やってしまった感と共にもうどうにでもなれとヤケになった。

 ともかく今はこのプレゼンを終わらせるのだと、ロディマスは心を無にして事に当たった。



「父上が今触られたとおり、これは刺繍です。では何故、こんなものをつけたかと言えば」


「あ、ああ。なんだ?」


「一つは、可愛いからです」


「・・・」


 父、無言。



 いきなりの発言に、驚きの表情だったバッカスが真顔になる。

 その事にかなりビビりながらも、ロディマスは続きを述べた。


「可愛いのは大事です。それは誰かに見せるものではなく、自分を磨く、よく見せたいと言う意思の表れとして、です」


「そ、うか?」


 さすがに息子ラブなバッカスも首をかしげ賛同しかねている状況で、ロディマスはもう一つの理由を言う。


「それともう一つ。これはとても単純なんですが、前後が分かりやすいように、です。だから主なターゲットは子供の、女子ですね」


「何!?」


 恐らくバッカスは、下着を扱うアイデアと言った辺りで商売女の下着を連想していたのだろう。

 そして無意識に妙齢の女性をターゲットに搾っていた。

 だが、それが全くの真逆の子供がターゲットだと聞き、驚愕している。



 掴みは十分だと思ったが、しかしそれだけでは足りないのは父の顔を見れば明らかだった。

 だが、そこまでは予想済みだったので、ロディマスは違う案も用意していた。



 もう片方のズボンのポケットから、ミーシャのおパンツマークツーを取り出す。


「父上、こちらをご覧下さい。先ほどの前後を分かりやすくと言う案を元に、もう一つ案を出しました」


「これは!!」


 前のめりになり、おパンツマークツーに顔を埋めそうなほど距離を近づけたバッカスに、もうこれ事案確定だな、とロディマスは傍目から見たらどう見えるかを想像して気持ちが萎えかけた。


 萎えきるすんでの所で心に気合を込めて、鼻息荒くする変態親父に冷静に対処をした。


「これは後ろ側ですが、このようにシンプルな猫ちゃんの絵を刺繍しています。これも前後が分かりやすいようにと、あとは先ほどの通りに内側からのおしゃれ、と言うテーマの為ですね」


「下着に刺繍か。確かにそれ自体は既存のものだが、まさかそれを子供用としてしまうとは」


 バッカスが唸り、考え始めるのを見てロディマスは不安で一杯だった。


 現物を見れば、これが子供用だというのは一目瞭然である。

 身体のラインなど出ないフワフワで厚地の生地を使っているのだ。色気も何も感じない。

 そしてそれに可愛らしいリボンや可愛らしい猫ちゃんをあしらっているのだが、これを50過ぎたババアが履いていたら困ったものである。

 何故困るのかと言えば、見たいと思えないからだとロディマスは心の中で力説した。



 それに、確かに見えないところでのおしゃれだと言ったが、実のところ、事に至った真相は、街で見かけるパンチラが殺風景な白オンリーと言うのはどうかと思っていたロディマスの欲求不満からである。


 そこで自ら案を出して、メイドに加工させたのがこのパンツたちだった。

 既にメイドたちにはこの案は好評で、刺繍する糸の色で個性を出して、それにより自分たちの下着を一緒に取り込んでも誰が誰のか分かりやすいとの事で、商品化するなら使いたいとの言葉を既にもらっている。


 だからこその強気なプレゼンだったが、結果は果たしてどうなのか。



 ロディマスは目を瞑り考えるバッカスの結論を待った。

 そして数分後、ゆっくりと目を開いたバッカスの瞳は、少しばかり柔らかかった。


「不出来な点を指摘する」


「え?」


 バッカスの表情からてっきりOKをもらえるものだと思っていたロディマスは不意打ちを喰らった。


 ばかな、何故、マジかよ。


 何度も心の中でループする言葉が、必死に己の意識を繋ぎとめようとしている。

 目の前が暗くなり、それでも話は聞くべきだとロディマスは唇をかみ締めた。



「まず、新品の下着を買うのは貴族だ。貴族が売女をイメージさせるような下着を選んだりはしない」


「そ、そうですね」


 そう言われ、確かに既存のイメージそのものを考慮していなかったと、ロディマスは市場に流した際の影響を考えていなかった己の浅慮を恥じた。



「気に入りそうなのは庶民だが、庶民は新品の下着なんぞ高くて買えん」


 これも言われてみれば当然の話で、庶民は服を中古で買う。

 その中古の出元はアボート商会のような大商いをする商人からのお下がりか、貴族様からのお下がりである。

 もしくはカーテンや馬車の幌を廃棄する際に加工して売り出すと言うのもある。


 いずれにせよ、最大の顧客になりそうな庶民は、まず刺繍をしたこのおパンツを手にする事がない。



 そんな的確すぎる父の指摘と、その説得力を支えるマーケティング能力に脱帽した。


「その通りですね。あともう一つ案があったのですが・・・、ダメなのですね。出直してきます」



 そう落ち込み、普通に肩を落としている所にバッカスの手が届いた。


 ロディマスの肩を掴み、バッカスはこう告げた。


「それも言ってみろ」


「え?」


「いいから、言ってみろ」


 肩をゆっくりと揉みながら、優しく語り掛けるように、と本人は思っているだろう笑顔でバッカスはロディマスに聞いてきた。



 なんだかいきなり優しくなったなと、違和感のあるバッカスの態度にいぶかしみながら、ロディマスは最後の案、3つ目の下着を取り出した。


 こちらはどこぞのメイドのお下がりで、偶々捨てる予定のものがあったので加工させたものだ。

 むしろこれが一つしかなかったからミーシャの下着を拝借する羽目になったのだが、それはさておき。


「これです。こちらはパッチワーク式となっていまして、お尻の部分が二重になっています」


「ほう」


「え、ええ」


「利点はないのか?」


 さっきダメ出しされたので自信がありませんとは答えられず、おずおずと自分が考えた利点を述べた。


「これは先ほどよりも幼い子供向けです。簡単に言えば、パッチを当てた部分は頑丈になり、また、下着が汚れても色が目立ちにくくなります」


 そう言って、自分のお茶を少しだけそのパンツの内側から垂らし、お尻の部分を父に見せた。


「この通りです」


 沁みて色が変わっているが、お尻の猫のパッチワークのお陰で遠目からでは分からない程度にごまかされているのが、バッカスには見えているだろう。

 そしてそんなロディマスが狙った通りの効果が出た状況でも、バッカスに驚きはなかった。


「なるほど、そうか」



 これらは会心の力作だと思っていただけに、バッカスの淡白な反応を見て自分の試みが終わったのだとロディマスは考えた。


 しかし、その直後にその思いは破られた。



「その案、全て私が買い取ろう。収益に関しては2割だ。月に金貨20枚は見込んで構わん」


「えええ?」


 先ほどまで完全否定の様子だったバッカスが、唐突に案を買い取ると言い出した。しかも収益の2割還元で月に金貨20枚と言う事は、月に金貨100枚相当のおパンツをバッカスは売りつける気でいる。


 もはや頭がおかしくなったのではないかと思われる金額に、一体なんなのかと思いバッカスを見れば、バッカスは戸惑う息子に不敵に答えた。



「最初から欲しいと言えば足元を見られる。だからこそ、一度引く。それが商人だ。覚えておくがいい」


 先ほどの喜怒哀楽を見せていた表情から一変して、無表情。

 詰まるところ、やはりこの無表情がバッカスのデフォルトであり、先ほどまでの喜んだり驚いたりは、つまり、相手を揺さぶる為の演技だった。


 そんな初めて見る父親の本気に、思わずロディマスは武者震いをした。



「父上は役者ですね」


「商人だ」


「・・・、知ってますよ」


「うむ、精進せよ」


「はい」


 こうして初めての交渉を成立させたロディマスは、続く第二の案もバッカスに買い取ってもらう事となったのだった。



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