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プロローグ
なぜ、俺が苦しまなければならないんだ?
なぜ、怒られるんだ?
なぜ、指を指されて笑われるんだ?
なぜ、いわれなき中傷を受けなければならないんだ?
なぜ、睨まれつつも無視されるんだ?
俺が一体何をした?
苦しい・・・。
誰か助けてくれ・・・誰か・・・。
・・・。
俺の心が弱いのが悪いのか?
俺の心が弱いのが悪いというのならば・・・終わってしまえばいい・・・。
こんな世界は、終わっちまえ!
全てを壊してやる!
全ての人間は、苦しめばいい!
俺と同じ苦しみを受ければいい!
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ・・・
全ての人間が死んだとき、俺の心は満たされるのだろうか?
俺は本当に、それを望んでいるのか?
だとすれば、俺という存在は、人間とは呼べないのではないのだろうか?
まあ、試してみればわかるか。