フォーエバーあたし
アンチとレスバしたらファンがいなくなった。仲間たちにも裏切られて相談相手はヤクザさんでした。
なぜこのようなことになったかと言うとヤクザさんが、毎回ニヤリと笑い悪趣味なギャグに使うこのカツ丼をみて欲しい。
カツ丼は定食屋かデリバリーしかみたことがないが、このヤクザさんは料理上手なのでちゃんと昼時になれば用意してくれる鬼畜なのだ。
「嬢ちゃん、腹すかしてんやったら、飯でも喰えや、とぶぞ~?」
「何はいってるんですか、このカツ丼・・・・・・」
「白い粉は入っていない」
「入ってないのが当たり前です!!」
「ほら。かきこんじゃえよ。とぶぐらいいい肉仕入れたからかなりキマルよ」
何気に味の虜になったカツ丼には何かはいっているのだろうか? 無我夢中に食べてしまう。今日もキマってしまった私は、悩みを打ち明ける。
『誰かを守る意思が歌と演技に反映される。奴らの台本を蹴飛ばして自分達の表現の自由と守りたい者を守れ。好きなことや大切な人を守れなければ愛してなどいない。好きなことや大切な人に好きを伝え続けたいなら守らなきゃいけないもん守りなさい。この国で大好きな表現をしたくば、ファンや大切な人たちを守りたいならここで人生も命も懸けずに何を守るんだ? 表現は安くないんだ。表現一つひとつに誰かを守りたいという意思が輝いているんだ。それを忘れるな? いいな!!』
『この程度でいいという考えは頂点に上り詰めたか、諦めたかどちらか。頂点に上り詰めたなら来世の自分に喧嘩吹っ掛けるぐらいに強くなんなきゃその程度でしょう? 来世の自分を越えてみよう? 強くなるのは無限大だし来世の自分を越えなきゃ強くはなれないよ?』