18/3「悪い仲間」
18/3「悪い仲間」
6月末に起こった同時多発襲撃事件をルビエールが知ったのは事件の発生から2日、既に7月に入ってのことだった。ルビエールが外部情報をシャットアウトしたのは1日のことで実際にはその前時点で事件は発生していたことになる。ルビエールの初動は完全に遅れていた。
休暇を切り上げてルビエールは情報の確認に奔走する。休暇のはずのルビエールが荒い足取りでイージスに戻ってきたことにソープが首を傾げる。
「忘れ物ですか?」
「クサカの件で何か情報は入ってる?」
藪から棒な質問返しにソープは肩を竦めた。支隊にも旅団にも情報は入っていない。どうしてこんな情報を報道で知ることになるのか。イラ立ちながらルビエールはそのまま通信室に向かう。
完全に初動が遅れているので初手でカリートリーやクリスティアーノに話を聞くのは避けたい。今さら何が起こったか聞くと確実に冷笑される。何よりマウラが事件そのものに関わっていてもおかしくない。このチャンネルは後回しだ。
幸いにしてこの件に関して有力な情報を期待できるチャンネルは他にもある。被害を受けた当の本人たちである。時間的には完全に夜のはずだが事件に対応しているなら繋がるだろう。正規の手順を得てルビエールはクサカとの窓口であるロドニー・エディンバラにコンタクトを取った。2人は旧イージス隊の解散で縁が切れると思いきや、今や支隊とそのパトロンであるクサカとを繋ぐ窓口として頻繁に連絡しあう関係になっていた。
画面に現れたエディンバラは多少やつれているように見えた。
「そろそろ連絡がくると思っていましたよ」
勝手知ったる相手に挨拶は省かれた。ならばとルビエールも即座に要件を切り出した。
「では、単刀直入に聞きます。クサカとイスルギの襲撃事件の状況を聞かせてもらいたいのです」
寝てないのだろう。目元を抑えて数秒間固まってからエディンバラは喋り始めた。
「何ともかんとも。こちら側の方は物的な被害はほぼなし。イスルギの方は…よくわかりません。本社が襲撃されたという話なのですがその実態が解らんのです」
「解らないとは?」
さらに深く追求されることにエディンバラはどこか不服気だった。続きは溜息と共に吐き出された。
「イスルギの社員全員が蒸発してしまったんです。なので何がどうなったのか聞くことすらできない。もちろん襲撃に巻き込まれたということなんでしょうが今のところ死体の一つも見つかりませんで。まるで」
エディンバラは喋り過ぎたことに気付いて言葉を止めた。
「まるで?」
観念するとエディンバラはできるだけ茶化して。
「まるで夜逃げのようだ、と」
予想外の言葉が出てきてルビエールは困惑した。茶化してはいるがエディンバラは冗談を言っているわけではなさそうだった。そしてルビエール自身それに納得してしまった。
「夜逃げ。一体どこに」
エディンバラは白々しいといった顔をした。
「それに関してはそっちの方が詳しいんじゃないですか?」
その言い草ではつまりエディンバラから見た時はルビエールもまたこの件の当事者のように見えているということか。
「つまり、この件はマウラが関わっている、と」
エディンバラは口を滑らせたことに気付いたがそれよりもルビエールが預かり知らぬことに関心を抱いた。
「本当にご存じない?」
「しばらく地球のことからは離れていましたので」
ルビエールの釈明は不十分なものだったがエディンバラはそれをついてもしょうがないと判断し、次に自分が何を言うべきか考えた。
「どうやら知らないことが多過ぎて誰に何を聞くべきかも曖昧なようですね」
エディンバラはルビエールの立場をまだ正確には知らない。探るような言い方に警戒を抱いたルビエールだったが企業人はこれまでとは別の顔を見せた。
「お互いに、ね」
ルビエールの警戒は解かれない。しかし思うのと違う空気感に好奇心を持った。それを確認してエディンバラは切り出した。
「実のところ。こっちも上の方が何かを隠していましてね。言えることも聞けることも制限されているのが実情なんですよ」
さもありなん。襲われたのは研究施設なのだ。奪われたもの、失われたもの、その情報自体も機密となる。しかしエディンバラの言い草は上層部への不信感も孕んでいてまるでルビエールにそれを聞いて貰いたいかのように思える。もちろん、その裏には聞き出したいこともあるだろう。
「気になることがあるみたいですね」
そうこなくては。エディンバラは嬉しそうに頷いた。
「私自身は何の情報も与えられていませんがね。状況から考えればこれはマサト・リューベックによるイスルギ社強奪だったのだと私は考えています」
ルビエールは全く驚かなかった。むしろ抱えていた予感の通りだった。それは結果的にエディンバラにやはり知っていたのではないかと誤認させることになった。
「深くは詮索しませんよ。私の立場ではしてもしょうがない。ですが、状況が状況だ。できる範囲でこちらに教えていただけると有り難いのですが」
教えてもらいたいのはこちらなのに、妙なことになったな。だが、結果的に都合がいいかもしれない。
「私も知っているわけではありませんよ」
そういう体裁だとエディンバラは受け取る。情報取引においてはよくある話だった。
「私もあなたが全てを知っているとは思ってませんし、その方が好都合。お互い知らないからこそ補い合える。違いますか?」
対等な立場での情報交換。まぁ、それならとルビエールが肩を竦める。
「では、まず確認しておきたいのがマウラの関与です。別にそれに抗議するという話ではありませんが、どこまで承知していたのか。それは把握しておきたい」
多少なり状況を知る者ならマウラが関わっていないとは考えないだろう。当然、ルビエールもそうであり、エディンバラ以上に詳細にそれを描けた。
「マウラがマサト・リューベックと協力関係を持っていたのは確かです。ですが、直接的に手を貸した可能性はないと思います」
「根拠は?」
「何も聞いてませんから」
嘘は言っていない。ルビエールは何も聞いていない。知らされる立場にはないのだから。本来ならこの言葉に説得力はない。しかしエディンバラの視点からはルビエールが知らされていないという事実はマウラが動いていないという論拠としてはそれなりの説得力を持っていた。
「黙認した上で事後の片付けに関わってはいるとは思いますが」
それは報道の偏り具合で間違いないだろう。だが、これをもってマウラがマサトに協力したとするのは性急だろう。そもそも事件の性質があまりにも混沌としている。襲撃、強奪。ここまで派手にやる必要がどこにあるのか。マウラが関わっているのならそれが露見しかねない暴挙だろう。ルビエールにはそれよりもっと信ぴょう性のある想定が浮かぶ。
「マウラも彼に騙し打ちを喰らったということもありえます」
思っても見ない想定だったのか。この見解にエディンバラは目を丸くした後に考え込んだ。
「つまりマウラもクサカと同じで一定の協力をマサト・リューベックにしてしまったがゆえに黙認、事後処理に走るしかなかった、と」
エディンバラ視点でもこの想定は筋が通った。そうなると地球連合軍とクサカはたった一人の少年に翻弄されたということになるのか。しかし、あの少年ならやりかねないのではないかという妙な納得も抱いてしまう。エディンバラは自分の推理に憮然とした。
「なるほど」
全てに納得したわけではないが現時点でこれ以上掘り下げてもしょうがない。エディンバラは短く言うと手番を譲った。今度はルビエールが探りを入れる。
「仮に強奪であるなら犯罪として表にすればいいはずですが、それをクサカがやらないのは痛い腹があるということですかね」
事実に関わらず通常なら否定すべき質問。しかし企業人は損得を計算した上で答えた。
「全世界的な事件ですので迂闊に喋れないという事情もあるでしょうが。そっちの方が比重は重いでしょうな」
エディンバラとて自分の会社の後ろめたい部分の一つや二つは知っている。それ以上の闇もあるはずだった。マサト・リューベックならそれを利する方法は思いつくはずだ。だからクサカは明白な事実だけを表にしてエディンバラにも詳細を知らせていない。そう考えていいだろう。
ならば話は少し変わってくる。
「先ほどクサカの方に被害はないと言いましたが、それは信じてもいいんですか?」
エディンバラはどう答えるべきか迷う様子を見せた。それだけでほとんど答えたも同然だと気づいたのか溜息をつくと白状する。
「物的な被害はなし、と言いましたがつまりそれ以外はあるということでしょうな」
つまり技術情報など、か。案の定ではないか。ルビエールは呆れた顔をする。それが事実なら大損害と言っても語弊はない。それを隠さなければいけない理由はいくつも浮かぶがイスルギも絡む最大の急所となれば一つしかない。
ALIOS
現在のクサカ社HVが持つ優位性の根幹を成すシステム。クサカはこのALIOSを連軍全体に波及させるつもりだった。被害がこれに関するものなら表には出せないのも当然だ。
待てよ。ルビエールは話の出発点に立ち返った。イスルギが蒸発し、クサカが技術情報を流出させたとなれば、今後のALIOSはどうなるのだ。これは支隊だけでなく旅団にも関わる大事だった。
「ALIOS、あれは問題ないんですか」
エディンバラは居心地悪そうに身じろぎしてからいかにも取って付けたような言葉を出力した。
「大丈夫です。イスルギが抜けたことは痛いところですが今後はこちらの方で開発を継続していくことになります」
その言葉にルビエールは納得しようがない。
「被害を受けたのがALIOSそのものであるなら今後ALIOSに対する脆弱性が疑問視されることになりませんか」
当然の懸念だ。エディンバラは頷く。クサカの上層部は彼にこの疑問に対する解答を用意していない。だからこそ隠している。ゆえにエディンバラにはこの疑問に対してアドリブを求められる。黙ることが最上だろう。エディンバラはそう理解している。しかしその選択は上層部の意向よりも彼自身の意向を優先した。
「現時点での話ですが。今のところALIOSに欠陥や罠に相当するものは見当たりませんでした。ただしいまだクサカはALIOSの解析を終えているわけではないんです。厳密に言うなら、理解できていない」
極秘事項であろう暴露にルビエールは面食らったがそれよりも到底聞き捨てならない表現にすぐに意識を奪われた。
「理解できていない?」
そんなバカなことがあるか。エディンバラを詰っても詮無き事だったが言わずにはいれない。もちろんエディンバラにもルビエールの反応は理解できた。自身でもバカげていると思いながらエディンバラは解析チームの説明をそのまま伝える。
「ALIOSにはこれまで学習してきたログデータこそありますが肝心のオペレートシステムとしてのコアにあたるプログラムが見当たらないらしいのです。もちろんブラックボックスになっている部分にそれがあるのでしょうが、そのブラックボックス自体がプログラムとして機能しているとは思えない情報の羅列で解析できないそうです。暗号化されているという話でもない。彼らが言うには何で動いているのか解らないというんです」
暴露を終えたエディンバラはルビエールの反応を伺った。呆れ、理解不能が表情に現われているがこれはルビエールが解りやすいのでないだろう。誰でもそうなる。しばらくしてルビエールはかろうじて感情を制御して確認を取った。
「つまり、地球連合軍のHVは得体の知れない、原理もよくわからないシステムを搭載して今も動き続けているということですか」
そんなバカなことがあるか。ルビエールの反応は全く変わらない。エディンバラもやはり同感だと頷く。
「門外のことですから、私にはそれ以上のことは私には解りません。ともあれウイルスであるとかトロイの木馬のような存在は見つかっていませんし、期待以上に動くことは事実なわけです。それで上層部はそのまま使うことにした。ま、使うしかないんですが」
使わなくて済むなら上層部もそうするだろう。しかしクサカの現行機RVF15とVFH16は共にALIOSを搭載することを前提に設計されている。今さらALIOSを切り離すことなどできないのである。それだけではない。連合軍の持つ他機種へのアップデートもALIOSを前提としている。今さらそれをなかったことになどできない。そんなことをすればクサカの受ける打撃は想像の及ばないものになるだろう。
クサカの考えは解る。しかし連合軍はどうなんだ。
「それで軍部は納得したんですか?」
するわけがない。まさかそれも内秘にしたのか?薄ら寒い予測。しかしエディンバラはそれ以上に不可解な現実を提示する。
「そこが私も納得いかないところでしてね。軍部は受け入れたらしいんですよ。不思議な話だ。そうは思いませんか」
そこでエディンバラの目付きが変わり、ルビエールを詰るように射抜いた。口先では理解できていない風を装うがエディンバラには既に一枚の絵が浮かび上がっているようだった。程なくそれはルビエールにも浮かび上がった。
「なるほど。それでマウラが関わっていると思ったわけですね」
最初からシナリオがあった。ならば必然その脚本家はマウラに違いない。エディンバラ視点ではそう考えるのも当然だろう。だがルビエール視点では違う。いくらマウラがフィクサーであるにしても地球連合軍の戦力を揺り動かすような危険を冒す理由があるとは思えない。他に何らかの意図があるにしてもやりようは他にいくらでもあるだろう。別の黒幕が描いた脚本。やはりマウラもそれに踊らされたということも考えられる。その脚本を書いたのは何者であるのか。当然、この想定ではあいつということになる。
「マサト・リューベックとは一体何者なんです?」
ルビエールの投げた素朴な疑問にエディンバラは抗議するように顔を顰めた。聞きたいのはこっちだと。
「私はマウラ側の人間だと思っていましたが、違うわけですか?」
違う。それは断言できる。クリスティアーノとマサトは目的を共有した協力関係。それぞれ独立した立場である。ルビエールはカリートリーがあの少年を「企業の側から盤面を覆そうとしている人間」と表現したのを思い出した。企業側。盤面。これをどう解釈すればいいのかは解らないがこれは元々の立場が企業側にあることを意味していそうだ。そこに糸口があるかもしれない。
「そもそも彼とクサカとの関係はどこから始まったんですか?」
ルビエールの意図を察してエディンバラは記憶を手探った。
「ALIOSの話が出たところから、ですね。確かマウラの仲介があったはずです。その時点で彼はイスルギの開発部長という肩書でした。だいたい3年前と記憶していますが」
やはりALIOSは突如としてクサカにもたらされたことになる。しかもこの時点でマサトは開発部長。今にして思えば不可思議だった。
「当時から彼が何らかの実験体であることは公然の秘密でしたが、ほとんどの人間がマウラに関わりのある者として受け入れていました。必然、ALIOSもまたマウラとかかわりのある軍部が出所だろうと」
それも一種のカムフラージュだったのだろう。マサトはマウラを仲介することで自身のバックにマウラがいるように演出したわけだ。これに関してはクリスティアーノも承知だったろう。この手法にルビエールは身に覚えがあるので居心地が悪くなった。
「軍部で勢力を持ちたいマウラがクサカに取引を持ち掛けた。それが当時の私の認識ですが、上層部も似たようなものだったでしょうな」
「軍需企業としての飛躍を図っていたクサカはそれに飛びついた」
否定したいところだったがエディンバラにそのための材料は見当たらなかった。
「そういうことでしょう」
そうしてALIOSの使用を前提としたHV。XVF15及びXVF16の開発が始まり、ALIOSはその驚異的な性能を世に知らしめることになった。
ここまでは事実だろう。
そして機に乗じてマサト・リューベックはイスルギ社を強奪した。エディンバラは自身の推測に首を捻った。
「わざわざALIOSをクサカに渡して、その上でイスルギを強奪?」
改めて言葉にすると支離滅裂だった。何のためにそんなことをする必要があるのだ。元々ALIOSはマサトの手札であり、それをクサカに売り込んだと考えられる。イスルギもこの時点で彼によって掌握されていたのだとすればわざわざそれを強奪する意味はなんだ。
エディンバラはあべこべな状況に混乱して思考を打ち切った。ルビエールもそれ以上は考えようがない。彼の目的とそのための過程。クサカ自身がどこまで把握していたのか。マウラの関与。どれも不確定過ぎる。
しかし問題点は整理できた。ルビエールにしてみればエディンバラから真相が聞けるとは思っていない。ここまでの情報が引き出せたことは存外の収穫だった。
「いい情報でした。何かあればお返ししますが」
エディンバラは目を丸くしてから丁寧に断った。
「とんでもない。こちら側の不手際の釈明のようなものですから」
エディンバラからすればルビエールはクサカの広告塔のような存在である。これまでも十分な貢献をしてもらっているのでこの程度の情報供与では取引ともならない。この程度であれば。
エディンバラは少し迷ってからルビエールが手を引っ込める前に引き留めた。
「ただ…この先は事情が変わってくるでしょうね。今回の一件はまさにその兆候なのでしょう。そちらが望むのであればこっちももう少し首を突っ込んでみましょうか」
エディンバラは企業人としての表の仮面を外し、その裏にある顔をチラリと見せた。言葉の意味を察したルビエールは身構えた。
「痛い腹を探ろうと?」
「あなたの世界と違って我々の世界は利害によって成り立ちます。それに見合わぬ上位への忠義に価値はありません。なので私個人としては上司よりあなたとの縁を強めることの方が武器になりえるわけですね」
ルビエールに情報を提供し、それによって真実を手に入れる。その中には上層部の隠したいもの、つまり弱みも含まれているだろう。
背信行為。しかし企業人にとって組織とその上位は理念を共有する相手ではない。思惑も目的も異なり、場合によっては排除、簒奪の対象ともなりえる。
「もちろん。私にそこまで大それた考えはありませんよ。しかしあなた、ひいてはマウラ閥との関係が危ういラインなのも事実です。この先はもっとそうなるでしょう。どう転ぶにしても自分の身を守るための手札くらいは確保しておきたい、ということです」
果たしてどこまで本気なんだか。エディンバラほどの人間なら抜かりなくいかようにも使えるようにしておくだろう。しかしそれはルビエールの預かり知る話ではない。ルビエールにしてみてもクサカの上層部に個人的な恩義はない。エディンバラがこちらの提供する情報を駆使して立場を強化することは悪い話ではない。
悪企みだな。ルビエールは内心自嘲しながらも受け入れる選択をする。
「解りました。こちらも独自で調べを進めてみようと思います。何か解ればお知らせします」
「こちらも何か解ればお知らせします」
エディンバラは満足げに頷いた。これまでより一歩踏み込んだ関係。また一つ危ういラインができてしまったがルビエールはそれを拒むことを諦めてしまっている。ただ一つ皮肉がその口からこぼれた。
「後で知りたくなかったとか嘆かないでくださいね」
そのまま通信は切られた。余計な一言にエディンバラは一人破顔する。
士別れて三日なれば刮目して相待すべし、か。
エディンバラにもルビエールが何か隠していることは解った。騙し合い、化かし合いならまだまだエディンバラに分がある。問題は何を隠しているか。これも予想はつく。大方あちらもマウラ本体と上手く行っていないのではないだろうか。よくある話だ。この推測が正しければクサカはベットする相手を間違えているのかもしれない。しかしこれは味方を変えればエディンバラとルビエールの立場が近しいことも意味している。
で、あるならば。エディンバラ個人としては今のルビエールと繋がりの方が潜在的な価値がある。わざわざそれを上に報告する必要はないだろう。




