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5/3「無敵の人」

5/3「無敵の人」

「敵部隊、後退します」

 カリートリーはオペレーターの報告には満足せず、自身でも戦術画面で確認してから大きなため息をついてシートに腰を落とした。

「追撃しないんですか?」

 エイプリルは不思議そうな顔をした。実は第八大隊はまだHV戦力を一部残しており、後退する攻撃部隊の横合いに叩きつけられる位置に艦隊を移動させていた。さらにイージス隊の狩るXVF15もある。これによって半挟撃のような形にもっていくことは可能なはずだった。

 しかしエイプリルの言葉をカリートリーは一蹴した。

「バカを言うな。相手が逃げてくれるならそれで結構。深追いしないように厳命。部隊を回収して撤収、迅速にだ」

 余計な一言にエイプリルはムッとした。

 カリートリー好みでないのは解る。ここでローマが命を張る義理はないということだろう。しかし相手はエレファンタ兵団。放置しておけば次の戦いで重篤なダメージを味方に与える可能性は高い。ここで無理を通すのも先を見越せばありではないか。本戦に関わる気もないのなら被害も許容できるはずだし、先ほどまではそういう指針だったはずである。

「ライノスとエレファンタ兵団は脅威です。ここでダメージを与えられれば次の戦いの脅威を減らせますし、そのチャンスです」

「それは否定せん。だがワシントンが退く以上、深追いはできん」

「ワシントンに後退を緩めるように要請すればいいでしょう。それどころか連携して追撃してもいいくらいです」

「無茶を言う」

 カリートリーは珍しくイラ立ちを露わにした。エイプリルの論は純戦術的に考えれば正しいだろう。しかし戦場は戦術だけで回るのではないのだ。それを解らせるのは少々骨が折れる。

 カリートリーとてエレファンタ兵団を軽視しているわけではない。第八大隊の名を上げるチャンスでもある。ワシントンもエレファンタを警戒しているので実現すれば大いに恩を売れるだろう。

 だが、第八大隊にはその選択肢は与えられていないのだ。そのことにエイプリルは気づいていない。

「ワシントンと協議しているうちに相手は安全圏まで逃げていくだろう。それに第一…」

 カリートリーの言葉を遮るようにミラーからの通信が第八大隊に届いた。

「まずはご苦労。既に解っていると思うが、後退するぞ」

 ミラーの単直な報告に対するカリートリーの感想は「今さら」だった。もちろんカリートリーは口にも表情にもそれを出さなかったし、この後回しになった後退報告の意図も察していた。

「ご苦労様です。既にエレファンタも後退を開始。こちらも撤収します」

「うむ。よく働いてくれた。感謝する」

 極手短にやり取りは終えられた。

「それで、第一に、何です?」

 通信が閉じるとエイプリルは即座に話の続きを促した。

 この恐れ知らずの小娘は。苦笑を我慢しきれないカリートリーはしばらくすると何かを思いついたような顔を浮かべた。

「今の後退報告の意味は解るか?」

 カリートリーの言葉を挑戦と解釈したのか、エイプリルは真剣に考え込んだ。意地の悪いクイズにエイプリルの思巡は難航した。

「報告のタイミングに意味がありますか?」

 カリートリーは満足そうに頷いた。

 ワシントンは後退する前に報告するのでなく、後退を始めてから報告してきた。通常はあり得ない。戦線からの後退はもっとも繊細な行程で相互連携を欠けば孤立する危険性を孕む。事後報告など論外である。

 着眼点はいい。だがそれだけでは足りない。この報告をミラーがしてきたことにも示唆するところはある。純軍事的に考えれば先ほどの報告は二流三流のやることなのだ。まして最強精鋭部隊であるワシントンの司令官のすることではない。

 にも関わらず、ワシントンはその愚を犯した。なぜか?

 答えは単純。これは純軍事的な理屈とは別の論理を含んでいるのだ。そしてそこにこそカリートリーが追撃をしない、できない理由はあった。

「要するにだ」

 エイプリルの思考を絶つように話はじめるとカリートリーは顔を歪めた。

「俺たちは信用されていないということだ」

 突拍子のない結論にエイプリルは目を丸くした。次いで不服だと言わんばかりに頬を膨らませる。

「どういう意味です?返り討ちにされるとでも」

「遠からずと言ったところだな。俺たちは雑魚だと思われている」

 ローマが雑魚というのは言い過ぎだとカリートリーも常日頃から思ってはいる。しかし評価というのは実績なしに覆るものではない。質の悪いことに失えば失うほど覆すチャンスも遠のく。

 相手はエレファンタ、こちらはローマの一張羅とはいえ、たかだか大隊。ワシントンにとって後背を預けるには不足と判断されても文句は言えない。そもそも本戦に重きを置いているワシントンは今回の戦いにおいては無用なリスクは避ける方針だ。

「だったらそう言えばいいじゃないですか」

 カリートリーはその言葉をエイプリルが言うことの皮肉に苦笑するしかなかった。

 その通りだ。互いにそうやって意思共有をしておけば特に問題なく動くだろう。ところがそうは動かないのが信頼という代物なのだ。

「わからんか。ワシントンは俺たちと協議する気などないのだ。俺とお前がいまやっているようなことを、な」

「あ」

 ようやくエイプリルはカリートリーの言わんとすることを理解したようだった。そしてその表情をより一層不機嫌にした。エイプリルにとってはまったく気に食わない理屈がそこにあることに気付いたのだ。

 ワシントンはローマを信用していないし、道具にしか思っていない。自分たちの想定通りに動きさえすればよく、余計なことをされては迷惑だと思っている。だからこちらと協議しなくて済むように報告を後回しにしたのだ。

 そのような状況下で独自にエレファンタを追撃してもワシントンはローマのフォローなどしないだろう。だからカリートリーに追撃という選択肢はないのだ。取り上げられたと言ってもいい。

「勝手なことはするな、とワシントンは言ってるわけだ」

「ワシントンにローマを指揮する権利はありません!」

 エイプリルの抗弁にカリートリーは破顔した。それを言ってはおしまいだ。

 ワシントンの対応はまさにエイプリルのようなことを言わせないためのものなのだ。確かにワシントンとローマは指揮系統が違うのでどちらも命令はできない。だからと言ってワシントンがローマを対等と認めるはずもない。

「どうせならお前に相手をさせればよかったな」

 もちろん、冗談だったがそんなことになったらミラーがどんな表情を見せるのか。想像を膨らませるとワシントンの非礼への多少の慰みになった。

「お前は誰に対しても対等で物怖じをせんが、相手がそれを望んでいる、あるいは許容してくれる保障はないと想定しておくべきだ」

 エイプリルの口元は何か言いたげにしたものの言葉は出てこなかった。エイプリルの立場も結局のところは大隊指揮官がそれを許容しているからに過ぎない。

 力関係。それが戦術的な理屈を上回っている。口にする言葉の正しさよりも、その口自体に重きの置かれる状況というのはあるのだ。

 全く、気に入らないにもほどがある。

 エイプリルは臍を嚙み、引き上げていくエレファンタ兵団の光点を睨みつけた。



 ワシントンにとってほぼ想定通りに状況は動いたものの、ミラーの表情は成果に満足している男のものではなかった。

 エレファンタ兵団。

 ネーデルラント、ロックウェルに攻撃を仕掛けていたはずの連中がなぜここにいるのか。まさか誘導されたのか?

 一瞬疑心暗鬼になっていたミラーを引き戻したのは第七艦隊からの通信だった。

「ロウからだと?」

 連合正規軍最精鋭の司令官ともなればミラーにとっても知己だがまさか前哨戦の労いではないだろう。こちらの突出に対する嫌味でも言いに来たか。

 ところが通信画面に映った第七艦隊司令はそもそもワシントンの動きなど気にもかけていなかった。

「久しぶりだなミラー。急な話だが、ドースタン攻略作戦は一時休止せざるをえなくなった」

 第七艦隊司令官ジェラルド・ロウから伝えられた情報にミラーは困惑した。

「どういうことだ」

 詰め寄るミラーに対してロウの顔も困惑気味だった。

「こっちが聞きたいくらいだ。なにせ大統領閣下直々の命令だ」

「大統領の?」

 ミラーは連合大統領の顔を思い出すのに苦労した。それほど彼にとっては存在感のない人物で、まさかここにきてその名前を聞くとは思っていなかった。

「現在、こちらに向かっているのでそれまで如何なる軍事行動も控えるようにとのお達しだ」

 何の用だ?そう口にするより先に答えが浮かんだ。

「まさか和平交渉でもする気か?」

「知らん。知りたくもない」

 ロウは切り捨てると肩をすくめた。大統領の思惑、というよりも政治劇には我関せずを貫く気なのだ。

「俺たちは第七艦隊だからな。さすがに大統領令となると無視できん。お前らは別かも知れんがどうする?」

 冗談ではない。ミラーは答えなかった。確かにワシントンはアメリカの代行者であり、直接的に大統領隷下にはないが第七艦隊なしでドースタンに仕掛けるなど愚の骨頂であるしミラー自身も政治劇に巻き込まれたくはない。何よりそのような権限をミラーは与えられていない。

「従うしかないだろう。もっとも、相手が付き合ってくれるとは限らんが」

「もちろんだ。警戒態勢はとっておくさ」

 ロウは諦観の混ざった口調で応じた。この間に火星の増援も到着してしまうだろう。味方の利敵行為にミラーは歯噛みした。しかし事は完全に政治の領分であってミラーらにとっては犯すことのできない領域であった。早急に本国に対応を伺う必要がある。

 ちょうど、その時ロウの元に報告が届いた。ロウはわざとらしく目を見開いてミラーにそれを伝えた。

「こいつは驚いた。大統領閣下はドースタンを引き渡すことを条件に停戦交渉をやるおつもりらしい」

 目的は予想通り。条件はそうきたか、とミラーは唸った。実現性はともかくとして、少なくともアメリカの面子は保てるよう手立てを講じているわけだ。つまりミラーとしても無理を通す必要はない。

「まぁ、俺たちにできることはないな。お手並み拝見だ」

 ロウの言葉にミラーも頷いた。


 ほとんど時を同じくしてカリートリーにも地球連合大統領の突然の行動は知らされた。

「どういった意図があると考えますか?」

 カリートリーの素朴な質問に秘匿通信越しにクリスティアーノは苦笑いを浮かべた。

「戦争反対、世界平和でもお望みなんだろう。表向きは」

 まさかあの厭世家が?クリスティアーノにはにわかには信じがたい。それはカリートリーも同じ考えだった。

 誰もが列強の傀儡と見做していた男の突然の行動。そこに裏がないと判断することは2人にはできなかった。

 そもそも大統領自身に何のメリットがあるのか。

「成功すれば、という話でもないでしょうな」

 どういった形で成立したところで停戦というものが明示された瞬間に連合にとっては足枷になる。列強を納得させるなら無条件でドースタンを引き渡させる無血開城レベルの一方的な交渉になる。そんなものが実現するとは思えない。仮に実現しても満足するのはアメリカのみ。

 もっと問題なのは反列強だ。ここに至るまでに多数の工作と先の準備をしていたはずの反列強にしてみれば慎重に積み上げてきたトランプタワーを崩されるに等しい。ご破算どころの話ではない。

 どう転んでも大統領は更迭されると見て間違いない。その展開を見越してまで行動する理由を2人は思いつかなかった。

 理由に関しては考えてもしょうがなさそうだ。カリートリーは切り口を変えた。この事変はクリスティアーノやマウラを含む第三勢力にとってはどうだろうか。

「ぶち壊しにする、という点では思惑の一致するとこではありませんか?」

 カリートリーはそう口にしながらもクリスティアーノは乗ってこないだろうと何とはなしに思った。実際、クリスティアーノの表情は冴えない。

「第三勢力に何かを期待しているなら根回しがされてないと話にならん。何より、大統領自身の利点が見えん。つまり信用できる状態ではない」

「確かに」

 この行動には大統領自身の利益を見いだせない。どう転んでも更迭されるだろう大統領に味方するのは危険すぎる。利用のしようがない。つまりいずれの第三勢力も二の足を踏まざるえない。

 第三勢力への根回しもないことは諸勢力の足止めとも解釈できなくはないがやはり理由の壁にぶち当たる。

 後先の展望もない突然の行動。そう考えるしかない。

「思いつきの凶行、と分析するしかないわけですか」

 クリスティアーノは不服そうだったが他に言い様はなかった。

「で、如何しますか」

「どうしようもないだろう。まさか大統領を暗殺するわけにもいかない」

「…言い方に気を付けて頂けるとありがたいのですが」

 余りの言葉にカリートリーは眩暈を覚えた。秘匿通信であったとしてももう少し回りくどい言い方をするものだ。

 しかし、少し間をおくとその道筋は本当になしなのか?という疑問がカリートリーに過った。

 このまま大統領の凶行を許してシナリオの大規模な変更を余儀なくされるよりはマシなのではないか。もっと言えば、いっそそうなってくれと願っている者もいるだろう。

「我々はともかく、他の勢力でそれを願っている者はいるかもしれません」

 カリートリーの言は遠回しに他勢力の代行を示唆していたがクリスティアーノにはその気は全くなさそうだった。

「リスクが大きすぎる」

「確かに」

 リスクね。カリートリーは引き下がったがその言葉はクリスティアーノらしくないと思った。クリスティアーノは何かを迷っているのか。

 では考えを逆にしてみよう。

「大統領を助ける道を探っていますか?」

 具体的なビジョンはないがカリートリーはそれも一つの手だと思った。有名無実とは言え大統領なのだ。政治的な利用価値がないわけでもない。無論、こちらもリスクは大だ。

 当然、クリスティアーノは頭を振った。

「さっきも言ったが信用できん。それに…」

 クリスティアーノは一瞬迷うような表情をしてから呑み込みかけた言葉を口にした。

「大統領自身、誰も信用していない。だからこそ、こういうことができる」

「…なるほど」

 この独語に近い言葉にカリートリーはクリスティアーノの葛藤を見た気がした。

 クリスティアーノは大統領の思惑を計りかねている。一方で何とかそれを理解したいのだ。遅きに逸していることは承知しながらも。

 連合大統領は常に孤独な存在である。名目上はいくつもの権限を持つものの、その行使をあらゆる手立てによって封じられている。その最たるものが大統領勢力の孤立である。列強外の出身者から選抜されるのもその一環だった。

 後ろ盾を持たぬ大統領がその権利を独自に行使しようとすればたちまちのうちに大勢力によって排除されることになる。ただし、それは先を見据えたうえでの話だ。大統領が後先を考えていないとするなら話は違ってくる。

 捨て身。そう考えれば孤立していることはむしろ利点になりうる。

 恐らく、大統領は既に腹を括っている。ここに至っては誰の手も借りようとしないだろうし、差し伸べられてもその手を取ることはないだろう。

「いまの大統領はある意味で無敵だ。誰にも止められん。お前はそのまま展開を見届けろ」

「了解」

 この指示にカリートリーは安堵した。クリスティアーノですらあまりに不穏すぎて身動きできない状態であったが、それでも無茶を言い出しかねない女である。


 カリートリーは即座に大隊の主だったものを通信で呼び出した。その中にはルビエールも含まれている。

「以上が現在の状況だ。言うまでもないがこれは内秘だ」

 誰もが言葉もなく互いに視線を交わした。どう受け取っていいのかわからないのだ。

「で、大佐的には先の展開をどうお考えで?」

 エイプリルが恐れ知らずにも口火切った。この少女の態度は大隊メンバーには周知のことらしく何名かが苦笑するだけだった。カリートリー自身もごく自然にこれを受け止めて考えを口にした。

「うむ。まぁ停戦が実現すると考えるのは我々の役割ではないだろう。交渉そのものは実現するだろうが、我々はそれが決裂するものと想定して行動するべきだ」

 外交交渉そのものは火星も乗ってくる可能性は高い。公式な会談そのものが歴史的な出来事なのだ。これを蹴ると火星は自己防衛という大義を見失ってしまう。

 一方、成功するかどうかは全くの別問題だった。大統領が本気で戦争を回避するつもりなら他勢力の介入を防ぐために事を急がねばならない。中途半端に時間を稼ぐような妥結は大統領にとって最悪のパターンなので心配はない。仮にそうなったところでそれは大統領個人の問題だ。

「ワシントンと第七艦隊はどう動きますか?」

「基本的には我々と同じように考えるだろうが。一番身軽なのは我々だろうな」

 大統領隷下にある第七艦隊は言わずもがな、ワシントンもアメリカだけでなく列強全体の意思を考えて動かなければならない。ローマは政治的な判断をする必要はなく、ただ状況に際して適切な動きをすればいい立場にある。

 案外、ローマの動き次第でこの会戦の趨勢を決めることができるかもしれない。

 この考えはカリートリーに緊張感を与えた。それはトロギール・カリートリーという男を活性化させる。

「大統領が会談をする際はこちらで護衛を買ってでようと思うが、どうだ?」

 この提案は全員を驚かせた。

「それは、大変な名誉ですけど、任されるものですかね?」

 普通なら無理だろう。しかしカリートリーの見立ては違った。

 実際に交渉を行うとなれば両者の代表が顔を突き合わすことになる。その護衛は小規模でも大規模でもならない。通常なら第七艦隊から抽出されるべきだろうが、会戦に備えて編成をしている第七艦隊は嫌うだろう。ワシントンでは政治的な理由から大統領に嫌われるはずだ。

 それに何より。

「大統領は泥船だ。誰も関わりたくはない」

 この言い草にエイプリルは呆れながらも納得したようだった。

「それで、護衛をしてどうするんです?」

「どうとは?」

 とぼけて見せるとエイプリルは黙って睨みつけた。いつものやり取りにカリートリーは苦笑した。

「別に、企みなどない。ただ、何がしかの事変が起こるとするなら、それを見過ごすことなく観測しておきたい。それが我々の目的になる。実際に事が起これば即時の判断を求められるだろう。各自、あらゆる仔細を見逃すことないように」

 これには大隊の全員も得心したようだった。全員が表情を引き締めて頷く。

「さて、イージス隊に関してだが」

 カリートリーの話題転換にルビエールは身を縮めた。これだけ事態が急転すると試験どころの話ではない。どういった方向に動くことになるか、大隊指揮官はどう考えるか。

「試験のことは忘れろ。戦力として数えさせてもらう」

 それはイージス隊の戦力価値が決定した瞬間だった。周囲もイージス隊という戦力を歓迎するように笑みを向ける。

 ルビエールは背筋を伸ばすと最敬礼で応じた。

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