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優しいおこりんぼう  作者: 蔵間 遊美
2/14

到着

1.到着

「なぁなぁ。あれなんやぁ?」

 1人の農夫の言葉に周りの人間は、彼が指差す先を見つめる。その先には煙を噴きながら、大きな物体がかなりの勢いで地上へと向かっていた。

「ありゃあ…また船が落ちて来たんやなぁ」

「ほいほい。ほな救出活動開始やねぇ」

「あ〜種まきどうする?」

「う〜ん。ま、明日でもえぇやん」

「せやね」

「ほな、俺が皆に知らせてくるわ」

 1人の農夫はそう言うとトテトテと村の方へと歩き出す。

「ほな、俺は機械用意するわ」

 また1人の農夫はそう言うと同じく村の方へと歩き出す。

「後は〜…ま、いっか。とりあえず行こか」

 そう言うとその場にいた者達はあまり危機感を感じさせずに、船が落ちたと思われる方向へノンビリと歩き出した。

 

「……ま〜たなんか落ちた」

 その少女は窓を見つめるとはぁとため息を吐く。10代後半、健康的な小麦色の肌、ベリーショートの金髪、眉はキリリとしていて、大きな茶色の瞳、そばかすの散った頬には、もうイイ加減にしやがれよといいたげな表情が浮かんでいる。

 なにやら書き物をしていた手を止めて、卓上の電話を取り上げる。

「議長? ま〜たなんか落ちましたよ?」

『おうシイラ見てたで〜♪ あれやとファリナ村の辺りやなぁ』

 電話の向こうで、楽しそうな声が応えてきた。モニタに映っている顔も、それはもう楽しそうにニヤニヤと笑っているのが確認できた。それを見て、シイラと呼ばれた少女はこめかみを揉む。

「……何を呑気な」

『あっこやと誰かもう見つけてるやろうから心配ないやん』

「……行くのが遅過ぎてコレル村みたいな事態になったらどうしますのん?」

『それもそうか。ほな誰か行かすわ〜』

「とっとと救助隊出動要請出して下さいっ! それから執務補佐官から誰か出して!」

 シイラがバン!と机を叩くと、あ、と声を上げてモニタの相手がポンと手を打った。

『ほなシイラ行けばえぇやん』

「はぁっ?!」

『ファリナ村やったらちょうどシイラの地元やん。親御さんに甘えておいで〜♪』

 シイラはジトッとモニタを睨む。

「…議長…ウチを追っ払って仕事さぼらはる気でしょ」

『そっ、そんなことないで? 最近帰ってへんやろ? たまには帰ったりぃな。な? な?』

 一瞬の沈黙の後、議長は焦ったように必死で言い募ってくる。シイラはまた、はぁとため息を吐いた。

「…わかりました。ウチが行きますわ」

『ホンマ? シイラが行ってくれると助かるわ〜』

 議長はホクホクとしたように手をもむ。だが、次のシイラの言葉で固まってしまった。

「そのかわりといっちゃあなんやけど。ウチが今から持って行く資料をウチが帰ってくるまでに仕上げといて下さいね?」

『え?! シイラが今やってるのんて今日渡したやつやん?! 今日中に資料になんて…!』

「しました。とっくにね」

『えぇっ?!』

「それでは今から持って行きますさかい、救助隊に出動命令出しといて下さい」

 シイラはそう言うととっとと電話を切り、必要書類と必要な装備をさっさと整えると部屋を出て行った。

 

「うわ〜…また見たことない形の船やなぁ」

「ま、いいやん。火ぃ出てそうか?」

「うんにゃ? 出てへんで」

「そっか…えっと…人居るんかなぁ?」

「居るやろ? でもどうやったら救助出来るんかな?」

 その場の全員がう〜んと頭を傾げて考え込む。が、すぐに笑顔で顔を上げた。

「ま、適当に穴開ければえぇやん」

「それもそや」

「せ〜の…」

 大鎚や斧などを持った村人達が一斉に腕を振り上げた時だった。

 

「って待たんかぁぁ〜い!!」

 

 その声とともに、村人たちに突っ込む一歩手前の剣幕でエアバイクが突っ込んでくる。その勢いに村人たちは驚き、目を丸くして各々手に持ったものを振り上げたまま動きを止めた。だが、突っ込んできた相手がシイラだと判った途端に、手を下ろしてのんびりと話しかける。

「ありゃ? シイラやん」

「久しぶり〜」

「元気やったか〜?」

 ひらひらと手を振りながらの呑気な声にシイラはひくりと眉を上げた。

「久しぶりとか、元気やったかとか言うてる場合ちゃうやん! 皆何してるん?!」

「え? 救助活動」

 全員に不思議そうに答えを返されて、シイラは拳を握る。

「前に西の大陸で! そういう風に穴開けて! えらい騒ぎになったやんか!」

「おお〜。そういえば」

 村人達はポンと手を叩く。シイラはぐらりと体が揺れた。村人達は輪になって、そのときの騒ぎの話を始めた。

「なんや、コレル村の近くの森に落ちたらしいけど、そのせいで花見に行けへんかったって、シードが残念がっとたわぁ」

「そうなんや〜。コレルの森の花は綺麗やのになぁ」

「うわ〜大変やってんなぁ」

「そうやねんて。せっかくの見頃を逃してしもたらしいわぁ」

 村人達はそう呑気に話している。その呑気な空気にシイラは乗って来たエアバイクにぐったりともたれかかった。

「…思っきり防衛システム働いてもうて…半径10キロ立ち入り禁止になったのに…花見? 花見が出来へんかった方が重大なん…?」

 怒りのオーラを醸し出しながら、ブツブツと呟くシイラに村人達は晴れやかな笑顔で、シイラの肩をポンポンと叩く。

「ま、いいやん」

「そうそう。なんとかなってんから」

 なー?と言い合う村人達に、シイラは額に見事な蒼筋を立て、ガバッと顔を上げた。

「よくなぁぁぁぁい!! 議長が必死に防御システム解除しに行ってんで?!」

 シイラが反射的に村人たちに怒鳴り返すのと、シイラが率いて来た救助隊がやってくるのが同時だった。救助隊の面々はその場の村人達とやほーとか、トマト順調に育ってるー?等と呑気に挨拶を交わしている。

 一応シイラが責任者とはいえ、救助隊の面々の方が年上ばかりなのでシイラはイライラとしながらも、挨拶が終わるのを待つ。

 ようやっと一通り挨拶が終わると、年の頃40ぐらい、飄々としたイメージの男性がシイラの元へとやってきて、形ばかりの敬礼をする。

「もー、先走り過ぎだよシイラちゃん。何かあったらどうするのよ。実動部隊隊長の俺が怒られちゃうじゃない」

 それは救助隊の隊長であるモイストだった。シイラを年下とみて、こういう口の聞き方をしている訳ではなく、誰に対してもこの男は口調をかえない。なにしろ、この星の最高責任者である『議長』に対しても同じ態度なのだ。

「……あんたらがのんびりし過ぎなんやって」

 モイストは宇宙船を見上げながら、シイラへと問いかけてくる。

「ほんでシイラちゃんどうしますー?」

「……シイラさん」

「何勿体ぶってるの? 今更じゃん」

 キョトンと問いかけるモイストに、シイラはこりゃ駄目だと諦めて、指示を出す。

「赤外線装置で生存者の確認。後、動力系の確認なんやけど…」

 そこまで言ってからシイラは眉を寄せて、目の前に有る宇宙船を見つめると、懐から小型のカメラを取り出し、色んな角度から宇宙船を撮り、その写真をどこかへと転送する。

「どないしたん?」

 モイストの問いかけにシイラは眉を寄せたまま、宇宙船を見上げた。

「ウチは銀河連合と地球連邦両方の最新の宇宙船カタログに必ず目を通してるんやけど、こんな形のん見たことないで。怪し過ぎやさかい分析部に写真を回したんや」

 すると村人達はほほぅと感心したように船を見上げる。

「ほなコレ最新型?」

「うわー得したなぁ〜」

 呑気なその声に、シイラの額にまた蒼筋が浮かんでくる。

「問題はそこちゃうやろ?! 得体が知れへんねんで?!」

「う〜ん…でも、なんとかなるやろし」

「そうそう。気負い過ぎは体に毒やで〜」

 村人たちはそう言うと、シイラの頭を撫で撫でとした。

「あんたらは呑気すぎる〜!!」

 シイラが怒って手を振り上げた時だった。

「あらぁ、シイラちゃん…」

 モイストがシイラの後方を見て、目を丸くする。

「何っ?!」

 シイラが怒鳴り返すと、モイストはヒョイと船を指差した。

「誰か出て来たよ?」

「え?!」

 シイラが慌てて振り返ると船の一部が開きタラップが出てくると、誰かが降りてくるのを確認する。

「ちょっ…! ちょっと!」

 シイラは慌てて銃を取り出すと、船へ向かって走り出した。それを見て、救助隊の面々も慌てて走って行く。

「そこで止まって! 両手を上げて!」

 シイラはタラップの下までやってくると銃を構え直し、出て来た人物を制止する。救助隊員達も一斉に銃を向けた。だが、その人物は気にした様子もなく降りてくる。

「えーと…」

 シイラが、ほかの言語で言い直そうとした時だった。

 

「大丈夫です。言葉は判ります。他に仲間は居ません」

 

「え?」

 シイラは驚いてその人物に目を凝らす。

 降りて来たのは、20代半ばの青年。銀の髪を肩辺りまで伸ばし、細い眉、切れ長の瞳の色は明るいスカイブルー、ほっそりとした体が優雅な仕草でタラップを降りてくる。

「翻訳機を付けていますから」

 青年はニッコリと笑うと、自分の耳をトントンと軽く叩いた。

「じゃあ何故止まらないの?」

 シイラは青年をキッと睨みながら言う。

「抵抗する気がありませんから」

「そんなこと通用…」

 シイラは、油断なく銃口を青年に向けたまま否定しようとした。

 だが。

「あ。な〜んだぁ。それやったら会議堂に行きましょか〜」

 シイラの後ろにいた救助隊員達はあっさりと銃口を下げる。

「あんた達!!」

「だってシイラちゃん。相手さんは武器持ってないでしょ。あ、お兄さん。こっちの女の子が今回の救助の責任者で、執務補佐官のシイラちゃんね。で、俺が次に偉い救助隊隊長のモイストだよー」

「アホかぁぁ!! 勝手に自己紹介すんな! ウチの名前勝手に紹介するな! 第一、身体検査してへんやん!!」

「今からすればいいだけじゃん」

「ほな、お兄さんちょいと失礼しまっさ」

 モイストが飄々というと同時に、救助隊員の一人がさっさと青年に近付いて身体検査を始める。それを見ながら村人達はわいわいと騒ぎ出す。

「うわぁ…。今回のお人はまった別嬪さんやの〜」

「ほんまや。むさくるしいおっさんのほうが多いさかい目の保養やな」

「〜! あんたらホントに呑気過ぎっ!!」

 シイラが耐えかねて怒鳴る。だが、ふっと青年の訝しげな視線に気付き睨み返す。

「何?」

「あ…いえ…」

 青年は何かに戸惑っているようだ。

「言いたい事が有るんやったら言えばえぇやないの」

「いえ…その…私が噂で聞いていたカルヴァナリアス星の方の気質と、あなたは随分違うもので…」

 

 …………。

 

「……カルヴァナリアス星?」

 おうむ返しに村人達に聞き返されて、青年は目を丸くする。

「は?」

「え? いや、カルヴァナリアス星って何のこと?」

「……はい?」

 青年は間抜けな声を出す。しばらく呆然としていたシイラだが、その声にハッと我に返る。

「……って! カルヴァナリアス星っつーのはこの星の正式名称やんか!」

「あ」

「そう言われれば」

 村人達のみならず、救助隊員達までも手をポンと打っている。

「いややなぁ、お兄さん。そんな長ったらしい名前言われても気ぃ付かへんわ」

「ホンマ、ホンマ」

 あっはっはと笑う村人達に、青年はどう対応すれば判らないようだ。

「笑い事やないやろー!!」

 シイラ顔を真っ赤にして怒っている。

「んもう、シイラちゃん『怒りんぼ』や言うたかて怒り過ぎやで〜」

「せやせや」

「うるさぁい!」

「『怒りんぼ』?」

 青年は眉を顰めてその単語に反応する。シイラは青年をギロリと睨むが、青年の戸惑った顔を見ると仕方ないとはぁとため息を吐く。

「確かにうちの星は、呑気で楽天家ばっかやけどたまにそうやないのんも生まれるねん」

「そうじゃない?」

「そう。ウチみたいにせっかちな気質のもんとかな」

「はぁ…」

「この星ではそういう人間を十把一絡げにして『怒りんぼ』言うねん」

「そうなんですか…」

 青年が更に何かを聞こうとした時に、彼の身体検査が終り異常なしと救助隊員がシイラに告げる。

「わかった。ほなお兄さん身元は?」

 すると青年はにっこりと笑って、優雅な仕草で口元に人さし指を当てた。

 

「秘密です」

 

「……あっそぅ」

 シイラは胡散臭そうに青年をしばらく見つめた後、やれやれと頭を振り、エアバイクに付いていた無線機のスイッチを入れた。

「ま、とりあえず議長に連絡するわ」

 シイラがそう言った途端に、ブッと音がしてモニタに誰かが映ったようだ。ところが青年の位置からは、モニタがシイラの陰に隠れてよく見えなかった。

『シイラ?』

 男性の声がすると同時に村人達がわらわらとシイラごとエアバイクを取り囲んだので、さらに画面が見えない。

「議長? 墜落船は特に異常なし。遭難者は一人です」

『ほぅか。ほれで身元は?』

「さぁ?」

『…シ〜イラちゃん』

「やって秘密。らしいですもん。相も変わらず、変なのばっか落ちてくるわ」

 議長の咎めるような声音に、シイラが肩を竦めて返答すると、向こうで暫く沈黙が続いた。

『…ん〜…わかった。俺んとこ連れて来い』

「いいんですか?」

『かまわんわ』

 するとシイラの背後から、村人達がいきなり割り込む。

「ぎちょー。今回のお客さんは別嬪さんやでー♪」

『なに?! ほんまか?!』

「ホンマやでー」

 村人達は楽しそうにくすくすと笑っている。青年が首を傾げると、シイラが慌てて周りを止めようとした。

「ちょっ…! あんた…ムグゥ!」

 村人の一人が楽しそうにシイラの口を押さえて、画面の前からシイラを退ける。

「銀のきっれいな髪で〜」

「空色の綺麗な瞳やで〜」

 楽しそうな村人の声に混じって、さっきの男性のウキウキとした声音が聞こえてきた。

『そっか〜♪ ほんなら気合い入れてお迎えするわ〜♪』

「シイラちゃんは止めるんちゃうん?」

『ならこの電話はもう繋げんようにしとくわ♪ うわ〜どんな格好しよっかな〜♪』

 その言葉に、シイラはむぐむぐと顔を真っ赤にして暴れている。

「ほな〜…あっそうや、うちの村長が今度、競馬に参加してくれ言うてたで」

『おっけ。またスケジュールが空いてる日を探しとく言うといて』

「わかった〜」

『ほれから一応『牢屋』の支度しといてや。まだわからんけどな』

「ほいほ〜い」

『じゃぁな〜』

 ブツンと無線がキレる音がすると同時に、シイラはやっと解放される。

「あ、あんたらぁぁぁぁ…!」

「なんでそんなに怒るん?」

「なぁ?」

 村人達だけでなく救助隊員達もニヤニヤと笑っているだけ。

「あ、あ、あんた達! この星の恥ずかしい噂をまだ広げたいんか?!」

 シイラは何やら激昂している。青年はなんのことだか判断が出来ず首を傾げるが、村人達と救助隊員達は、そんなシイラをほっておいて、楽しそうになにやら会話を交わしはじめた。

「俺は〜そやなぁ…桜が咲いてるさかいにピンクと緑」

「いやいや、めでたく白と赤じゃない?」

「ん〜…意外性をとって黄色と紫と白〜」

「お前ソレはパンジーやがな」

 なにやら色の組み合わせでもめているようだ。だが、何故お金が行き交っているのか。

 青年はますます何のことだか判断が出来ず眉間に皺を寄せる。

「よし。皆決定〜。ってなわけで…」

 村人の一人がニッとシイラに笑いかける。シイラはブスッとしたまま片手をその村人に差し出す。

「? 何? その手?」

「撮影料。寄越し」

「えぇ〜?!」

「あったりまえやアホ! 精神的負担料と撮影料込みで…そうやな…50%は貰おうか」

 シイラが澄ました顔でそう言って、差し出した手をひらひらと動かす。途端に村人達がぶーぶーと文句をたれだした。

「えぇ〜?!」

「シイラちゃん横暴〜!」

「シイラ守銭奴〜!」

 だがシイラはしれっと言い放つ。

「アホか。ウチが確認せんとその賭けは成り立たんのやろ? せやったら取り分貰わな損や。ほれ50%寄越し」

「せめて20%やで〜」

「50%」

 シイラは表情を変えず主張を曲げない。

「うぅ〜」

 村人達はまだ渋っている。シイラはチラリと横目で見る。

「…ま、この話はなかったことに…」

 そういうと手を引っ込めようとする。それを見て村人達は慌てふためいた。

「わ〜! シイラひどいわ〜」

「ホンマや〜足下見て〜」

 村人達のブーイングにもシイラは表情を崩さない。

「るっさいわ。ほんで?」

「……35%」

「……ま、ええわ、それで手ぇ打ったろ。ホレ早く渡しよし」

 シイラが再度手をひらひらと振ると、村人達は口を尖らせながらもお金を数えて、何枚かシイラに渡してきた。

「よっしゃよっしゃ♪ ほなバッチリ写真撮ったるわ♪」

 上機嫌なシイラに村人達はにこやかに頼むで〜と口々に頼んでいる。

「ほな…えっと」

 シイラは眉を顰めた。そういえば聞き忘れていたことがある。

「そういやお兄さんお名前は? それっくらいはいくら何でも教えてもらえるやろ?」

 青年は少し首を傾げた後、空を見上げて目を細めた。しばらくしてからシイラに視線を戻すとニッコリと笑う。

「……ソラと申します」

 青年はそう名乗ったが、シイラはその名前を聞いて片眉を上げ、自分も同じように空を見上げた。だが、肩を一つ竦めると自分のエアバイクの後ろに乗るよう促す。

「しっかり掴まっとき。ほな皆帰るでぇ」

 シイラのその一言で救助隊員達のエアバイクが一斉に宙を舞った。

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