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汚れた勇者  作者: 汚れた座布団
第一章
2/27

勇者異世界に立つ!

 やってきました異世界。周りを見渡すと森の中、森の中ですよ。なんかテンション上がってきたね。


 これから宇宙を救うために、茶色のローブを纏って、超能力と光る剣で戦う騎士になったり。

 戦うことしかできない不器用な男になって、4〜5メートルぐらいのロボットに乗って戦ったり。

 片腕を精神銃に改造して、赤いタイツをまとって宇宙海賊をやったり。

 そんな興奮とスペクタクルが、この森から始まりますよ。


 荒野スタートではなく森スタートっていうのが渋いね。まあ、荒野だと食料調達が大変だから森の方が助かるな。

 見たところ植生は普通だ。恐竜がいた時代のように巨大なシダ植物が占めているとか、変な色の植物だらけといったことは無い。高いもので7〜8メートルに迫る広葉樹の森だ。見通せないから分からないが、たぶん山中では無い。日本的な森というより、ヨーロッパ的な平地に広がる森であろうか。低木の密集地や山林だと今の装備じゃとても歩けないからありがたい。


 何せ今の俺は風俗へ行くことに特化した装備(普段着)だからな!


 とりあえず食料を拾いながら水場を探そうか。あの木苺っぽいのとか、ゼンマイっぽいのとか食えるんじゃないかな。鍋があれば色々できるんだが、無い物はしかたがない。とにかく暫定木苺を回収だ。


 俺は木苺を一つ取ると、試しに食べてみる。


「かなり渋いが、まあ食えるな」


 キノコなんかも生えてるんだがな。さすがに予備知識も無しにキノコは無理だ。見たところこの辺には、人の手が入ったような形跡は見当たらないな。人里は遠いのかもしれない。野犬や熊に遭遇する前に森を出ることができるといいが。宇宙港にたどり着くまでの道のりは遠いな。


 そんな時だ。唐突に、地の底から響いてくるような音が辺りに響いた。


「おいおい、こいつはやべえぜ。早速お出ましってことか」


 俺の身体を緊張が支配する。俺は次の事態に備えて、腰を落とすように身構えた。









 ただ今わたくしは森の中で下半身を露出し、しゃがみこんでおります。しゃがみこんで何をしているかは黙秘させてもらう。ただ言えることは、しばらくここから動けないということだ。何がお出ましかは、察して欲しい。


「すごい即効性だ。もう、あの木苺は絶対に食べない」


ガサガサ


 一応言っておくが、今の音は俺じゃないぞ。

 ってゆうか、大変ヤバい。熊か猪か? どっちにしても最悪のタイミングだ。死んだふりが有効っていうのは迷信だよな。ウンコしてるふりなら凌げるか?


 とか、冗談言ってる場合じゃないですよ。もう、すぐそこまで近付いてきてるよ。植物を掻き分けるような物音がだんだんと大きくなり、そして姿を現したのは――


 黒いローブを纏った老人だった。

 フードを被っていて目元が見えないが、老人はこちらを観察しているようだ。


「……(ゴクリ)」


 冷や汗が噴き出る。ヤバい、これはヤバいぞ。あの出で立ちは、間違い無い。星間戦争的な物語で出てくるラスボス臭が凄い。暗黒面の元帥、ナントカ卿に間違いない。


 光る剣も無いし、超能力的な騎士の力にも目覚めていない。宇宙も旅してないし、緑の肌の小さな老人の下で修行もしていない。それどころか、開始地点の森から出てすらいないんだぞ。なのに、いきなりラスボスとは。

 理力の暗黒面にリクルートされてしまうのだろうか。大丈夫、俺はノーと言える日本人だ。ここは、ウンコしてるふりで凌ぐしかない。


 ひとしきり考えて何らかの結論に達したのであろう、目前の老人はこちらへ声をかけてきた。


「■■■、■■■■■■?」


「やべー、何言ってるのか、まったく分からん」


 きっと邪悪な呪文とかに違いない。


「■■■■、■■■」


 ああっ、呪文を唱えながらこっちに歩いてきた。そして、俺の頭をがっちり掴む。俺はこの間、微動だにしていない。もちろん下半身を露出したままの状態だ。


「ウオォォーーッ!!」


 老人の手から俺の頭に何かが流れ込む。頭が割れそうな苦痛に、俺は叫び声を上げた。

 でも、その場でのたうち回ったりはしない。そんなことをしたら俺の尻の下にあるホカホカなアレで大惨事になるからだ。


「っつー、痛ぇ、何なんだいったい」


 次第に頭痛が引いてゆく。どうやら尻もちをつかずに済んだようだ。本当に良かった。


「わしの言うことが分かるか?」


「何を言って――」


 すぐに気が付いた。老人の言っていることが理解できる。明らかに聞いたことのない言語であるはずなのにである。俺がしゃべろうとしたことも、老人に合わせた言語が自然と口から出た。


「この者が本当にそうなのか。いやしかし、お告げ通りの場所であるし、見たことのない服装といい、こちらの言葉を知らなかったことといい、この者以外にありえないか」


 ナントカ卿は、ぶつぶつと独り言をはじめてしまった。しかし、明らかに自分の知識になかった言語が分かる。そうか、これが神の言っていた特殊な力を授けるということか。

 しかしこの爺さん、出会いがしらでいきなり変な呪文を唱えながら精神攻撃を仕掛けてくるとは。


 どうやら、意識の混濁などは無いようだ、これも特殊な力とやらで防いだと見るべきだな。本当は、この精神攻撃で意識が混濁している内に洗脳して、俺をダークサイドへ引き込むつもりだったのだろう。


 おっと、爺さんも考えがまとまったようだな。次は何が来る? 順当にダークサイドへの勧誘か。それとも別の攻撃か。


「異世界から来た者よ。汝、力を欲するか?」


 来たっ! リクルートだ。ここは予定通り。


「いや、力とかどうでもいいんで、尻を拭く紙をください」


「…………」








 いやー、なんとかなるもんだね。今まさに世界を席巻する新学説、”ウンコしてるふり(・・)万能説”ですよ。本当に紙をくれたから、その後どうしようかと思ったけど。手に持った紙を見つめながら固まってたら


「早く尻を拭いたらどうだ?」


 とか言ってくる訳ですよ。そこで俺は言ってやったね。


「お前が去るまで、俺は尻を拭く気は無いっ!!」


 もうね、唖然、呆然。

 二分ぐらい固まってたね。その後、トボトボと去りながら何度も振り返って


「いいのか、わし行っちゃうよ? えっ、ホントに行っちゃうよ? 力いらないの? もう二度と来ないよ?」


 とか言うからさ。俺は思ったね、ここが分水嶺だ。だから俺は胸を張り、紙を持った手を天に振りかざして、最高のキメ顔でこう言った。


「いらんっ! 我が求めるはこの紙のみよ! それ以外は全て不要也!!」


 もちろんその間ずっと下半身を露出して、しゃがんだ状態だ。いや、本当に厳しい戦いだった。あの爺とは、いつか決着を付けなければならないだろう。強く、もっと強くならねば。


 その第一歩として、とりあえず尻を拭かねば。










 さて、一時間程度歩きまして川に到着。尻? ちゃんと拭きました、清潔なお尻だよ。俺の尻はまだ暗黒面に落ちてないよ。


 移動距離は2キロメートル程度だろうな。森の中で道なき道を進むというのは、意外と時間がかかる。なにせ、転んで足を怪我すると致命的だから慎重にもなる。走るなんて以ての外。かなり急いでも時速4キロメートル程度が限界だろう。

 しかし、すぐに川に出ることができたのは幸運だった。比較的、標高が低い方向に進路を取ったつもりなんだが、あまり遠くまで見通せないからな。


 まあ、山歩きの注意点はともかく、川を見てみるか。


「水は、そこそこ冷たいな。石の大きさや、付着している藻を見るとあまり標高の高い場所じゃない」


 植生から推測できた部分もあるから、分かってはいたが。この辺は上流で、水の流れもそこそこ速いから山の麓近くなのだろうか。完全に山の中であったら険しくて、とても現状の装備では川沿いに移動できないところだった。


「なかなか運が良い。いや、いきなりラスボス出現の時点で最悪なんだが。それはウンコしてるふりで解決したしな。

 そもそもこの場所は、神が選んだわけだ。初めから詰んでるような場所に俺を送り込むわけがない。今思えば、先ほどのラスボスとの邂逅も、ウンコしてるふりも、全てがこの俺の成長に必要なことだったと実感するな」


 ホントだよ。


 さて、太陽は中天を過ぎ、俺はボチボチ飯の調達と寝床の確保をしなければならない訳だ。しかし今俺は、超困っている。鍋も携帯コンロも無く、無加工で食えそうな木苺は腹がヤバいことになった。ポケットに入っているのはタバコとオイルライター、財布、風俗嬢の名刺。はっきり言って詰んでいる。


 人里が近くにあるとは思えないし。仮に何日か歩いたところに集落があったとしても。森に生えてる食えそうな物を総当たりしながら歩いて目指すなんて無理だろう。この場で留まるだけなら問題無い、水だけで3日間は凌げる。しかし、歩くのは無理だ。何か食べなければ集中力が低下して、事故を誘発する。


 しかし先の話に戻ると、神がこの場所を選んだということは、比較的分かりやすい解決方法が用意されていると考えられる。

 そう、分かりやすい解決方法だ。

 森の中で貧弱な装備という現状を鑑みるに、不意に見過ごされてしまうような目立たないヒントでは、致命的な問題へと発展しかねない。


 つまり、「この風俗嬢の名刺に隠された力が今こそ解き放たれ!」みたいな分かりにくい展開は無いだろう。


「無いよな?」


 一応、一応だぞ。名刺を取り出して、表を見て、裏を見て、また表を見てポケットにしまう。


「…………ハァ」

 

 まあ、名刺の話は置いといて。


「つまり俺は、この洞窟へ入っても安全なはずだ」


 そう、河原に到着してからずっと目に入っていたが、実は少し離れた場所に洞窟が見える。


 通常であれば、俺は絶対洞窟に入らない。危険だからだ。

 洞窟の中というのは有毒ガスが溜まっていたり、酸素が薄かったり、害獣に遭遇したり、とにかく危ない。そして何れの場合も気が付いた時には、手遅れという場合が多い。


 特に一人の時は絶対に入ってはいけない。どうしても入らなければならない場合は、二人以上居ることを前提として、ロープを腰に付けておき、倒れた場合は外に待機している人が迅速に救助する。それくらいの準備をして然りと思っている。


 だが、今の俺は入る。


「理論武装は完璧だ」


 とりあえず洞窟の前に移動する。熊とか野犬は居そうにないな。川よりもだいぶ高い場所にあるからか、浸水した跡は見られない。いきなり崩れる心配はなさそうだ。


「とりあえず中に入るか」


 少し進んだところで日の光が届かなくなるので、ライターを取り出し火を点けた。良かった、可燃性のガスが溜まっていることは無いようだ。そもそも、奥から僅かに風が吹いている。どうやら、最悪の事態は考えなくてもいいようだ。


 正直言うと本当に怖い、熊とか野犬とか蝙蝠とか怖くてしかたがない。人間は普通、熊どころか野犬にも勝てない。ナイフを持っていればとか、銃を持っていればとか関係ない。


 俺は以前、林道をバイクでツーリングしている時に野犬に遭遇したことがある。その時は運悪く林道の途中、少し開けた場所でコーヒーブレイク中だった。その時突然、藪から野犬が現れ目が合った。あまりにグロテスク、皮膚病で顔はボロボロ、歯茎をむき出しにして唸っていた。もう某ゲームや映画のゾンビ犬とかが可愛く見えるほどの圧倒的な存在感。


 俺は外に出していたコーヒーや小型ガスバーナーを置き去りにして、バイクで駆け出した。野犬も追いかけてきたし、その時は時速20kmほど出ていただろうか。本当に運が良かった。林道で転倒することもなく無事舗装路まで出ることができた。その時の俺は、立ち向かうなんて微塵も考えられなかった。

 考えてもみてほしい。大型犬がボロボロの顔でどこまでも追いかけてくる、しかも時速20kmで。舗装路に出てからようやく引き離せたが、あの時は本当に死ぬかと思った。


 因みに似たような場面で猪と遭遇したこともある。その時は焦らず騒がず、静かに座ってコーヒーを飲みながら自然の一部になることを意識した。その後猪は、俺の周りの草をムシャムシャ食って去っていった。ヤツは意外と繊細で臆病だから、進路を塞いで騒いだりしなければ大事にならない場合もある。


 とにかく野生の動物は本当に危ない。野犬は狂犬病を持っていることも多いし、一定時間以内に治療を施さないと手遅れになることもある。熊も基本は臆病な性格だが、腹が減っていると本当に狂暴になる。相手が鹿や猫でさえ、都会育ちの人間が勝てる野生動物なんて滅多に居ないということは、よく覚えておかなければならない。


 そのようなことを考えながら10分ほど歩いただろうか。どうしても足元が暗いため進行は遅くなる。それほど入口から離れていないだろう。そんなところで洞窟の壁面に寄り掛かる不審物を発見した。


「出た、生物(ナマモノ)かー」







 被害者は、たぶん成人男性。もう非常にグロいことになっている。見たところ野犬か何かに食い散らかされたみたいで、だいぶ欠損が目立つ。ここで亡くなったということは、怪我で立ち往生したのか。俺としても感染症が怖いので、これ以上詳しいプロファイリングは控えておく。


 俺、この洞窟に入る前に入口付近を観察して、熊とか野犬とかは居そうにないとか言ったよな。でもこの遺体は、獣に食い散らかされた跡がある。これは一体どういうことなのか。つまり、俺の目はフシアナってことだな。


 いやいや、気を取り直して遺品の確認だ。近くに簡単な造りの鞄と槍がある。


「槍? この大宇宙航海時代に槍?」


 というか、この遺体の服装からしても妙だな。欠損が著しいが、大よそ動物の皮を部分的に鉄板で補強したような造りだ。槍も木の棒に鉄製の穂先を括り付けた物だろう。皮の鎧? と鉄の槍ねえ。


「レトロブーム? コスプレの一種か? いやいや、それで死んでちゃアホすぎるだろ」


 推測その1。非常に原始的な装備で山に入り、己の命を懸けて危険な獣と戦うムーブメントが到来。この競技のスコアによって自分の進路、就職活動が有利になるほどの社会現象にまで発展している。


「ねえな、有り得ない。いやいや、頭から完全に否定するのも危険だ。もしかしたら人口爆発からの食糧危機発生で、人の命が軽視されている可能性もある。いや、でも星間航行を可能とするほどの科学技術があれば食糧危機も解決できそうな気もするが」


 判断材料が不足しすぎているな。こんな遺体がその辺にごろごろしているようなら疑ってみるか。


 推測その2。この人物は辺境惑星の、文明を受け入れない部族の出身。その自然志向故に、文明の利器を身に着けず、非常に原始的な方法で狩猟生活を営む。


「これだ。間違いないな。行き着いた文明には、それに迎合せずに文明を否定し排他的な生活を希望する人々が存在してもおかしくない。それが脱サラして田舎で自給自足する感覚なのか、宗教上の理由なのか、或いは行き詰った文明が生み出した退廃的なムーブメントなのかは分からないが。

 それとも辺境惑星だから、文明的な生活が行き届いていないというのも考えられるか」


 そんなことを口にしながら鞄を漁る。


「おう、立派なナイフが入ってるな。あとこれは綿と、何だこれ。火打石か? 文明の利器が行き届いていないといっても、これは無いだろ。いや、ビームガンが無いのはいい。もう、しょうがない。でも火打石と綿って……」


 ここまで来るとマジで中世以前のレベルで未開の文明なのか。縛りプレイ的な何かなのか判断に困る。


 保存食の類は見つからないな。別にしておいたのか、全て消費したのか。とにかくそのおかげで鞄は獣に荒らされなかったようだ。そしてこの丁寧に包まれた石みたいなのは。


「岩塩か。これは収穫だな」


 人間は塩を摂取しないと生きていけない。体温調整が出来なくなり、汗が出なくなる。偏頭痛、身体の痺れに痙攣、そして意識を保てなくなり死に至る。ここで手に入ったのは大変な幸運だ。


「槍は使えないな、劣化が酷過ぎる。ナイフは、その辺の石で少し研げば何とか使えそうだな。とりあえず収穫は岩塩と錆ナイフか。とりあえず川で魚でも捕るか」


 洞窟の先も気になるが動物の痕跡を見た以上、これより奥へ進むのは大変な危険を伴う。それに現時点での収穫でも十分に現状の打開が可能だ。仏さんに向かって手を合わせ短い黙祷を捧げると、踵を返し河原へと戻ることにした。








 夜になり、今は焚火で魚を焼いている。思ってたよりもガチン漁ってのは大変だ。スレッジハンマーとか無いから、一抱えもある岩を小高い所へ運んでは落とし、運んでは落とし。20回は、やる羽目になった。それで捕れたのが二尾。専用の道具が無いと、意外と捕れないもんだ。


 ライターが有るとはいえ、火起こしは本当に大変だった。さっきの綿が無かったらヤバかったかもしれん。


「はぁ、ホント疲れた」


 あと回収しておいたゼンマイっぽいやつ。これを石ですり潰して、塩を混ぜて、捏ねて団子にして、木の枝に刺して、焼いて食べてみました。当然、超マズイ。せめて鍋があれば、茹でて灰汁取りするだけで大分マシになるんだが。まあ、食えないこともない。腹も尻も異常なしだ。


 魚は旨いな。新鮮だし、迅速に血抜きして焼くと川魚だって意外と臭みが無いもんだ。


「とりあえず今日は、あの岩の上で寝るか」


ガサガサ


 そんな時、不意に森から物音が聞こえた。振り向いて確認すると丁度、草木を分けて何かが出てくるようだ。


 全身の血が逆流するような緊張を感じる。ヤバい、油断した。鹿か? 頼む鹿であってくれ。俺は、緊張して身構えた。


 しかし、出てきたものは――


「クゥーン」


 小さな犬だった。

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