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6/8

あらすじってどう書くの?

 個人的見解も多く含むので、絶対とは言い切れません。

 あらかじめご了承ください。



 あらすじは、なろうで長編小説を投稿した際、本編よりも先に読まれる文章です。

 そしてこれを読んで、本編を読むかどうかを判断する人も少なくはありません。


 というわけで、ここではあらすじについて簡単に説明したいと思います。



 例としまして、下のような二つのタイプのあらすじがあったとします。


★Aタイプ


 アメルア歴八〇六年。新生ヴォルグガード帝国は、隣国のユーフォリア共和国に宣戦布告もなしに侵略戦争を仕掛けた。

 しかし、数多くの魔道士を有するユーフォリア。ヴォルグガードの侵攻を退けるのは容易いと考えられた。

 だが、ヴォルグガードが新規投入した魔道装甲兵器・ルーヴェインが戦況を一変させる。


 これは、そんな大魔道戦争の中、故郷と両親を奪われた憎しみと唯一無二の能力・魔道無力化を持ち、戦火に身を投じる一人の少年魔道士の物語である。



★Bタイプ


 大魔道戦争。帝国の圧倒的な力の前に、為す術がない共和国。

 しかし、復讐に燃える少年魔道士には唯一無二の力があった――。



 さて、あなたはどちらの本編を読みたいと思いますか?

 Bタイプのほうが、とりあえず第一話を読んでみたいと思いませんか?



 では、Aタイプの何がダメなのか。


 それは、情報量が多すぎること。

 まだ本編を読んでもいない――それどころか、読むかどうかも分からない小説の年号や国名など、そんな詳しいことまで読者は知りたいとは思いません。


 また、これでは本編の内容が、読者に伝わりすぎてしまいます。

 もちろん、何も伝わらないのはダメですが、逆に伝えすぎてしまうと、本編を読み進める楽しみが半減してしまいます。

 だって本編で書かれている内容を、もうすでにあらすじで読んでしまっているのですから。



 と、このように、あらすじの内容によって、本編を読んでもらえるかどうかが大きく変わってきます。

 まず、読者に読んでみたいと興味を持ってもらうこと。

 そのことをしっかりと考えて、あらすじを書いてみましょう。



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