表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/8

どうして小説作法を守らなきゃならないの?

 個人的見解も多く含むので、絶対とは言い切れません。

 あらかじめご了承ください。



 小説には、作法と呼ばれる暗黙のルールがあります。

 代表的なものとしては……



・改行後は行頭に一文字分の空白を入れる。

・『!』や『?』の後に文章が続く場合、間に一文字分の空白を入れる。

・鍵括弧内を句読点で終わらない。

・『…(三点リーダ)』や『―(ダッシュ)』は二つ以上続けて使う。



 ……の、四つです。


 簡単に例を挙げてみますと……



★悪い例


「―行くぜ!俺の全力を見せてやる!」

勇者はその声と共に、一気に駆け出した。

「フッ…いいだろう。全て打ち砕いてやる。」


★良い例


「――行くぜ! 俺の全力を見せてやる!」

 勇者はその声と共に、一気に駆け出した。

「フッ……いいだろう。全て打ち砕いてやる」



 ……という感じですね。


 さて、では何故、小説作法を守らなければならないのか?

 それは――読者がそれに慣れている――からです。



 例えば、信号機の色が突然『茶・白・紫』に変わったら、みんな困りますよね。

 だって、信号機は『赤・黄・青』と教えられ、それで育ってきたんですから。


 そしてそれは、小説でも同じことが言えます。

 作法を守った小説を読んできた読者にとって、いきなり違うルールの小説を読むのは難しい話です。

 だって、今まで慣れ親しんできた常識とは、違うモノなんですから。


 ですので、読者のために――そして、自分の作品を読んでもらうためには、小説作法を守ることが大事なのです。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ