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Bar pomegranate  作者: 裕澄
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コースターの裏

「マサヤくんやったっけ?? はい。モスコミュールな。」そう言って、ユキコさんがそっと、俺の前にお酒を差し出した。

「そうそう、コースター濡れへんうちに、ひっくり返してみ??アイツからや。」と、言い残し 他のお客の所へ行ってしまった。

コースターの裏?と、思いつつも丸い紙製のコースターをひっくり返してみると

【センパイへ さっきは、変なとこ見せてすみません。ここで働きたいなって、思ってくれてるんでしょうか??

そうじゃなかったら、おれが今まで以上にガンバるだけですから(笑) ユウ】

と手書きで書いてあった。

ユウが劇団にいた頃も、ユウが配る台本には、必ず名前と一言メモが挟まってたな。

『こういうのは、昔から好きなんで。』って、あの頃よく言ってたな。

「 【ここで働きたいか】…か。」小さいため息を付き、モスコミュールを飲んだ。

「悪くもないかもな…。Bar pomegranate(ココ)。日頃から、人を観察する能力を身に付けろ。そこに役のヒントは落ちている。…だもんな。」


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