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Bar pomegranate  作者: 裕澄
14/48

続 レアキャラみたいな人

「はい。よろしくお願いします。」と、会釈をした。


「真面目やなぁ…。カズヒコ(アイツ)劇団()長いんやろ。大変やな。」と、ユキコさんはため息をついた。

「ははは。大変ですよ。慣れたつもりだったんですけどね。カズヒコさん(あの人)自体謎ですから。」と、俺は笑いながら答えた。


「せやろうな。なぁ、トシ。ユウがおらんから、ミーティングせえへんやろ? 準備せなアカンから、はよ帰りたいねんけど。」と、水を飲み干した。


「そうだな。ユウ(アイツ)夕方までには確実に戻ってくるけど、それじゃあ準備が間に合わないだろ?」と笑った。


「それに、新人君(マサヤ)に合うキャラクター(上乗せ)は、なんだかんだ言うて、本人(マサヤ)に任せるつもりやろ??

それに、面倒みるんは、ユウとトシ、アンタでええやろうしな。」とニヤリと、ユキコさんが笑った。

「これ以上、オレの仕事を増やさせる気かよ…。…かといって、マキに任せられないしな。」と、マキさんに向かってニヤリと、トシユキさんが笑いかけた。

「おれへの信頼度って何だよ、トシユキさんっ!?」と、マキさんがオーバーに驚いている。

「なんだろうな?でも、お前がマサヤを、ちゃんと指導出来ると、自分でも思うか??」と半笑いで、言われてしまっている。

「…。それは…多分無理だって、分かってるよ。」と、少しふてくされている。


「それに、俺はキッチン担当じゃないから、その辺はユウに教えて貰うように、オレから言っておくよ。」


「なぁ。マサヤくんー。ウチののBar()のホームページで、メンバーブログとか色んなコンテンツやってるんだ。

まぁ。ホームページ担当は、おれじゃなくて、ユウなんだけど…」と、マキさんは、お店(Bar)の名前の入ったタブレットを、俺に差し出した。

そこに、写し出されていたのは、【ブログページ】だった。


[みんなへ ユウより☆]


おそくなってゴメン。

レシピ考えるのにハマってて…

のこり物で作るのも良いけど

こって作るメニュー

とかを考案中☆


あれー??キャストブログ

いつも更新

してるの毎回ユウじゃん

て思ってる??ブログに関して

ルールないからしょうがないよ

??

ユウより


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