登場人物とその特徴(ネタバレ含む)
登場人物とその特徴を書きます。こういうことできるのはネット小説の強みですので。
甘野辺慶介
主人公。男。年齢不明の若者。酒を飲んだという記憶を最後に、それ以降も以前も記憶が曖昧。具体的には自分の家族の事や仕事すらおもいだせない。
ただ、何故か映画が好きだという。そのことに関しての記憶は深い。
ぶっきらぼうで人間味が薄いのが特徴。人情などの見えない優しさはあまり持たず、非常時ということもあり配慮や敬語も使いたがらないアナーキスト気質。
(彼は映画オタクではないようで、マイナー玄人映画よりは、名作・有名作に対する記憶が深い)
現状から逃げ出すために、映画の知識をもとに奮闘する。
不思議な能力……欲しいものを希望し、それを口に出しながら叫ぶ、または「寄こせ」ということで、具現化する。具現化にはタイミングがあり、それは何時も壁から生まれる(吐き出される)
藤崎麻衣子
主人公が壁から持ってきたOL。20代。化粧品会社に勤めていたが、気がついたらこの非常時に居た。
特徴「黒髪20代の日本人。性格は優しい才女。独身。彼氏がいない」
しかし優しさはこの日異常時に抜け落ちたようで、主人公のサバサバ病が伝染している節がある。
自分は巻き込まれたのだと感じているが、主人公を恨まないところが彼女なりの優しさ。
化粧により目を大きくしていたが、ノーメイクでは目つきが悪い。
不思議な能力……???
富岳健二
六角商事のエチオピア支部の社員。50歳の男性。妻子はあり。バーコードハゲにメタボリックなお腹、黒縁メガネが特徴のサラリーマン。
しかし、その実態は、地球人型の日本人皮100%使用した義体スーツに身を包む、ポルネシアン星人。
(※ポルネシアン星人……宇宙人の一種族。クマのような体毛に三つ目、更には剛力で頭は義体であり再生可能である事が特徴。急所は丹田。)
趣味は中国武術。ジークンドーから詠春拳にいたるまで習得している。(しかし実際使うのは喧嘩パンチにヤクザキック)
不思議な力……なし。宇宙人そのものが不思議であるため。単純に同種族比較で10倍の気力とスタミナを誇るとか。
越前栄子
某過激派新聞の女記者。転んでもタダでは起き上がらないを体現した女性。体は何故か小学生波に若返っている。本人は29歳と言ってきかないが、彼女が新聞記者をしていたのは赤軍云々の時代。革命家を目指しているところからも謎多い人。
四角い眼鏡にそばかす、八重歯とキャラが立つ。激情に身を任せる事が快楽なタイプ。
旧共産圏の某国で軍事訓練キャンプに参加経験があり、武器弾薬(ゲリラ特化)にたけるが、昔の事らしく忘れている。
不思議な能力……若返った事が不思議。思い切りの良さと容赦のなさは主人公以上で、ある意味歩く狂気な所が不思議能力。
登場予定キャラ
大賀住大悟・伸吾
一卵双生児の青年。年は不明。息がぴったりと合った行動で他人を翻弄する。
いわくホモセクシャルで、お互いを愛し合う。更には全ての男を奴隷にすることを目的に動く生粋の変態で異常者。
男ならば見た瞬間鳥肌が立ち、女はこの異常時にほうがないことをいいことに、殺されるだろう。
(チョイキャラ予定)
不思議能力……体の硬化。弾丸ぐらいへっちゃら。存在自体も不思議
西郷隆盛
明治を駆け抜けた偉人。彼はその死後、手厚く葬られたはずだったが、気がついたらこの場所にいた。言葉使いが現代っぽのは不思議。日本刀で戦わせたら一流の薩摩男子。50歳。現代日本の事情を聴き、狂ってしまう。
不思議な能力……何故生きているのかが不思議
ニーチェ5世
ニーチェの子孫を自称する殺人鬼。世界を震撼させたその生涯殺害数は、なんと1000丁度。殺害理由は全員が彼の事を嫌い、危害を加えようとしたから。
性格はすぐ殺すにスイッチが入るだけで、非常に温和で優しく、何故か物腰は関西弁のドイツ人と日本人のハーフ。イケメン。
不思議な能力……存在そのものが不思議