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【プロットタイプ】嵐の鎮静剤

作者: 秋暁秋季
掲載日:2026/08/27

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。

これは読者様の問題ではなく、私の問題。


詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。


※『小説家になろう』、『カクヨム』様にも投稿をしております。


注意事項2

この時間、この時間の為に生きている。

嵐のような事があった。全てを壊し尽くす何かがあった。それでも、この時間こそが、唯一の休息で、落ち着いて居られる時間なのだと思う。


鏡花は職場が『テレワーク』を推奨させたとき、決まって有給を取る。オフィスが使えないから、点検で、会議で、総会で。そういう時に、決まって純喫茶やカフェに行く。目的は平日にしか出されないケーキを食べに行く為だ。

会社の犬として、奴隷として、誰からも、なんなら会社からも強要されていないにも関わらず、常に何処かしら張り巡らされた神経系は、其れに縋って『合理的な休暇』を得る。

今日も其れが決まっていた。会社から有給を『推奨』された日であった。だから前もって、其こそ知らされたときから予定を決め、カフェに来た。

俺の目の前には人差し指ほどにカットされたバナナを頬張る女がいた。テーブルの上、胸元の近くには、綺麗に解体されたケーキが乗っている。

そうして何を言うまでもなく目を瞑り、味う様にもごもごと口を動かす。

昨日の、嵐のような一面からは想像もつかない様な平和な一幕。有給を取って、平日にしか食べられないケーキをひたすらに味わっている。

「もうなんも要らんわ」

満足するまで、しっかりと味わいながら、ケーキに埋め込まれた二本目のバナナを口に入れ終わったあと、ただそう言った。

「天変地異起きるぐらいの大暴動。無秩序が当たり前の退廃的世界。そんな世界であっても、この時間があるのならば、辛うじて私は私を保てる気がする」

昨日の、嵐のような出来事。突然気が触れて、些細な事でも怯え、攻撃的になり、瞳孔が開いた。俺に噛み付く事も、手を上げる事も、何かを突き立てる事もしなかった。けれどもあの姿は、極限状態に置かれた人間のあるべき姿であると思っている。

「本当は、家で見張る予定だったんだがな」

「そんな事をしたら、目を離した隙に逃げ出しちゃうかも。だって籠っていても、安心出来ないから」

人と違うから特別。だなんて思ってない。

この世界で生きるには 普通 が一番最善策で、それからはみ出ると、容赦なく叩かれる。

けれども私はきっと、普通 じゃない。

些細なこと不安を、収める努力をしないと。


という訳で、前日に何があろうが、一か月前から決めていた予約は是が非でも遂行する。

なんなら通年のマイルール。

其れを阻害させない。阻害されたら気が狂う。

というお話です。


※おかしい。

猫を被ろうとしているのに、なんかズレてる気がする。


会社からの有給奨励日ってあるじゃないですか。

この日有給取ってね。

その方が都合が良いから。

そういう日。


その日は 会社から言質取った と思って、心置き無く有給取るんですよ。

あんまり自分の意思で有給取らない。

友人との約束とか、家族旅行とか、会社から言われてとか、そういう『人のせい』に出来る理由を立てる。

だって『全てお前のせいだ』『お前が有給取ったから、仕事終わらないんだ』とか、『そうやってブラブラする為に有給取るの? 病気した時どうするの?』とか言われたら私はきっと耐えられないから。

『やるなら合理的な理由で』『共倒れは多い方が良い』『共犯は多い方が良い』そう思ってるよ。

だってそうしないと、全部私のせいって言われるから。誰も私の言うこと聞かないから。


まぁそうして非日常を扱うんですよ。

平日限定ケーキとか、平日しかやってない純喫茶行ったり。

レアって事もあるけど、何より美味しんだよね。安心するっていうか。素朴で優しい味。

例え明日、鬼電掛かろうが、詰められようが、『お前のせいだ』と言われようが、今この時だけは幸せで、満たされてて、攻撃されない、一種の精神的要塞。

此処があるから生きていける。この時間が一種の精神安定剤。


だから前日、精神イカれて様が、過剰な人間不信故に暴動起こそうが、外に出る。外に出て、満たされる。そうしないとまた何し出すか分からないから。


珈琲二杯目はやっぱり、効くね。

落ち着き無いってか、酩酊するってか、妙な高揚感がある。

そしてこの瞬間が気持ちいい。よく寝れそう。


※珈琲で酔っ払うんですよ。

正確には違うけど、見た感じはただの酔っ払い。


追伸

振り返って読んでみると、やっぱりなんと言うか、反響してる。

鬱の時、些細な事が未曾有の大事態になるから。


あれは本当に鬼電だった?

一度だけじゃなかった?

でも貴方にとっては、まごう事なく鬼電で、取り立ての電話で、やらなくてはならないもので、殺さないといけない仕事で。


だから鬱にはならないでね。

鬱になった人は、ふと正気を取り戻した(過度に病まなくなった)時、それに縋って周りを見てね。

でも自責はしないでね。

ただ周りの、『自分を甚振らない』声には耳を傾けてね。

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