【エッセイ】完璧主義の特効薬
書けない時の特効薬です
初めてなろうに投稿します!
なかなか緊張しますね、これ!
さて、タイトルの「完璧主義の特効薬」ですが、私にとってそれは「ライティングの哲学 書けない悩みのための執筆論(星海社)」という本です。
四人の筆者が「書けない」ことにあれこれ悩んで、それぞれ策を巡らせます。
「書けなくなる」ことの原因の大きな部分は完璧主義であると言うことが書いています。
だからこそ書けない時は買い物メモレベルに戻って箇条書きする、などを書かれています。
むしろ箇条書き以上のものを目指そうとしていつまでも書けないのでは?
書けさえれば完璧なものが書けるはず……という想いこそが書けない原因かもしれない。
私も執筆の「執」が我執の「執」でないことを祈りたいです。
特に読書猿さんの「断念の文章術」は何度も読み返しています。
有能な自分を諦める……何度も思い出しています。
好きな部分引用
「しかし、次のことは認めなくてはならない。実のところ、自分に対する要求水準の上昇は、執筆に対する高い意識がもたらすのではなく、ただ〈完成させることを引き延ばす〉という病の一つの症状にすぎないのだ。」