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プロローグ
失ったものは、数知れず…ー
信頼。未来。人生。
後悔するのは、遅すぎた…ー
どうして、気付かなかったのだろう…ー
ただただ、後悔が胸に残る…ー。
あの時の自分に戻って言い聞かせたい…ー
そっちへ行ってはダメ。
戻ってきて………と。
止めてくれた者は、数知れず…ー。
あの時の私の耳には…
届かなかった。
『この先危険』
立て札があれば留まれただろうか…
過去に戻りたい。
真面目な人生を歩みたい…ー
小さい頃に願った夢。
潰したのは……私。
戻れないと知りながらも
…ーあの頃に戻りたい。
神様。
どうすれば許されますか?
私は、もう……あの頃へ帰れない。