洞穴と世界樹。
イチの第2戦目です!
まだ書きたいことはたくさんありますが
まだゆっくりと。仕事が忙しいです。泣
ただ一つ、目の前の巨木に向かって歩く。
その巨木は最初に見た時と変わらず
焼けていて上部がなく切り株みたいだった。
「なぜあんな巨木が?」と不思議に
思いながら進んでいく。
天然の岩壁が近づいてきた頃、
それは、現れた。
銀色の狼だ!
複数の狼が正面を塞ぐように立ちはだかる。
夕月のような瞳が敵意を向け、
真っ直ぐこちらを見ている。
数は5頭。
最初より多いが自身はあった。
「私は強くなっている!」という自身が!
最初と同じように大鎌低く低く構える。
五芒星を書くように5頭が、陣を作り私を囲む。
お互い固まり静かな時間が流れる。
今度の獣は向かってこない‥。なら、
私はしびれを切らし正面の獣に向かい突っ込む。
横に構えていた大鎌を後ろから回し
正面に振り落とす。
と同時に取得したスキル強撃を使ってみる。
すると大鎌が重くなり
振り落ちるスピードが上がる。
それは地面に当たると同時に
轟音を立て土煙があがる。
「当たったのか?」
あまりのスピードに私は見えていなかった。
すると、土煙の中 影が向かってくる。
危険を感じた私は大鎌を横に振り
回転切りをする。
影にあたり血が見えた。「よし!!」と思ったが
すぐに反対の方向から影が飛んできた。
よけるが横を通ったはずの影が正面に戻ってきた。
とっさにしゃがむように身体を縮め
大鎌を下から上に振り上げる。
[グジュッ]と大鎌先が
影に深く突き刺さる。
すると[ポンッ]と魔石がドロップする。
その頃には、土煙が晴れ獣の姿が見えた。
残りは4頭、うち2頭は私の攻撃で深手だった。
「強撃を避けられたか‥。」
次は、どうしようと悩む。
いい手が思いつかなかったので
また1頭につっこむ事にした。
最初の強撃をうけただろう1番深手の
獣に向かい大鎌をふる。
その獣は後ろに飛び、同じように私の1撃をかわす。
違ったのは、後ろの木を蹴り私にむかってきたのだ。
突然のことで反応が遅れる。
なんとかよけたが爪が当たり傷を負う。
と、獣が着地したと同時に横薙ぎを当てる。
獣は動けずに[ポンッ]と魔石をおいていった。
あと3頭!1頭が先に攻撃をしてきた。
それに合わせ速度の速い横薙ぎをする。
しかし当たらなかった。
その獣は私の大鎌に噛みついたのだ。
大鎌を振り解こうとするが離さない。
紐に噛み付く犬ようだ‥。
そんな事を考えてたら2頭が同時に向かってきた。
絶体絶命!だと思い、力のかぎり降りまわす。
1頭はなんとか、刃に当てることができ魔石になる。
もう1頭は避けたが木を使い
方向を変えて向かってきた。
それに合わせるように噛みついている獣をぶつける。
[ゴッ]と骨が当たるような鈍い音が響く。
その衝撃で大鎌から獣が離れた。
それと同時に大鎌を戻し
強撃を使い、斜めに振り落とす。
また[ドンッ]と轟音と共に土煙があがる。
そこには、魔石が一つしかなく
岩壁に向かって走る影が見えた。
「逃げられた‥!?」
慌てて追いかけようと思ったが
身体に筋肉痛のような痛みが走る。
強撃を2回使ったせいか身体がいたかった。
怪我もしていたので自分に[小回復]をかけ
水を飲み一息つく。
「ふぅ〜〜」
さっきの戦闘で私の補助スキル
力持ちは剛力に変わっていた。
「まだ強くなるのか‥?」
驚きながらも使うのが楽しみになってきた。
成長が嬉しいのだ。
その反面、影魔法使えるようになりたかった。
気を張らないと使えないので戦闘に向かないのだ。
なんとかしないと思いながら
「よしっ!!」と気合いを入れる。
まずはここからでないと!
そこから始めようと思った。
それから、影が向かった方向へと向かう。
私が最初、目指していた巨木の方向だ。
だんだんと木がまばらになりひらけてきた。
そこには開いた門?
観音開きの扉がついた、洞穴があった。
イチのスキル一覧!
イチ(加賀 初芽)
種族 ダークエルフ
歳 15歳
魔法
光魔法[回復]
小回復
闇魔法[影]
影の手
スキル
ブレイカー(無効化無効)
極運
創造神の加護(創造神の代理人)
大鎌術 強撃 力持ち→剛力
といったとこですかね。
あとは回転切りと横薙ぎなど。
まだまだ悩むところはありますが
増やしていけたらなと思います。
早く仲間のとこへ〜
仲間の設定は決まってるんですが
早くしないと真似してるとか言われそうだ。
気になればブックマーク、評価
よろしくお願いいたします。