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秀次処刑
ア、アクセス「6000!!」(>_<)
恐縮な限りです!
拙い文ではありますが、読んで下さる皆さまを糧に
精進させて頂きます!
高野山に移された秀次。
別場所にて監禁されている近者。
山内伊右衛門一豊は
自分の主君を取り調べなければならない。
まして謀反など行ってすらないにも関わらず
秀頼様をたてる太閤秀吉に沿うようするなど
山内のお家の為とはいえ憤りを感じる日々。
「秀次様...あまりにも虚しいであろうな...」
そんな夫を見つめながら助けながら
夫人周りとの情報交換などに明け暮れる妻、千代。
「預かったあの子が物心つくころには
もう親を見ることも出来ないのですね...。
幸太朗は...私たちを恨むのでしょうね...」
「それも山内が背負う業...であるな。」
窓から見える夕日を眺めながら
二人は動けずにいた。
数羽の鳥が飛び立つ。
...そして豊臣秀次の処刑が決まった。